♥運命の女神が微笑むのは?

こんにちは!

 

水曜日に自由が丘店、そして金曜日には伊勢佐木町店に出没(?)

いえいえ、出演させていただいている星川玲です。

時折、この場所で思いを綴ってまいりますので

よろしくお願いいたします。

 

☗さて、藤井惣太四段の活躍で、将棋がブームになっていますね。

なにを隠そう! 私、星川玲は、藤井四段がこの世に生を受ける前からの……

(ゲッ! いったいいつからなの? なんて突っ込みは入れないでくださいね)

ともかく、かなり昔からの将棋ファンなのです(*ノωノ)

 

藤井四段や若手棋士たちの対局を観るのも好きですが、

永いあいだトップを走り続ける羽生善治さんを、私はずっと応援しています。

 

☗将棋棋士は(囲碁の棋士もたぶん)、

自分の『座右の銘』とする言葉を持っています。

彼らはそれを、折に触れ色紙や白扇などに揮毫するのですが、

当然、羽生さんも幾つかの言葉を常にご自分の側に置いておられます。

その中のひとつが

 

✨『運命は勇者に微笑む』✨

 

ファンの間ではよく知られた言葉なのですが、

 

限定的な意味としては、将棋の対局中、主に終盤の“ここ一番”といった局面で

「どの道を選ぶか?」と決断しなければならないとき、

既視感のある、というか、安全圏というか、比較的安易な道に潜り込むことよりも、

リスクを承知しつつもより強く、一歩先へ踏み込んでいこう!

 

そうありたい! という彼の基本的な姿勢を表した言葉なのですね。

 

🍀2年前、ちょうど、私が自分自身の“ここ一番”を迎えていたときのことです。

夜、帰宅した私は、遅い夕食をとりながら、録画しておいた将棋名人戦第4局を観ました。

名人羽生善治、挑戦者行方尚司八段、といった対局です。

 

最終盤のある局面で、

羽生さんは唇を噛みしめ、顎をぐっと引いたかと思うや

周囲の誰もが驚きの声を上げそうになる一手を指したのです。

盤上に「ぐぐぐぐ―――!」 と駒を押し付けるような所作は、

彼が勝負どころで見せる癖。

(こんな動き一つにも、ファンの心は痺れてしまうのです)

 

この時の指し手は、私の貧しい棋力では瞬時に理解することなど到底かなわず、

解説者も思わず「へー!」と声を上げてしまうようなものでしたが、

時の名人羽生善治は、既に優勢と見られていた将棋を、安全策を採るのではなく、

さらに一歩踏み込み、勝勢へと導いたのです。

 

このとき、駒を持つ羽生さんの白い指が小さく震えていたこと、

直後に席を立ち、歩き出した後ろ姿に「勝利」の2文字が浮かんで見えたこと、

その姿に、お箸を持つ私の手もぶるぶると震えてしまったこと。

今も鮮やかに蘇ってきます。

この後、運命の女神が勇者たる人に微笑んだことは言うまでもありません。

 

★さて、

羽生さんの数多の対局から思うこと

「勇者」とは?

 

前へ、前へ、とひたすら前進するひとばかりではない!

 

動かないこと、

その場にじっと留まること、

一歩後退すること、

それもまた「勇者」。

それは、あるいは前進よりも痛みを伴うかもしれないけれど

それもアリなのだナ、と思います。

 

前にばかり進んではいられないのですから。

駒も。

人も。

 

 

最後までお読みくださり、ありがとうございます。

またお会いしましょう! (@^^)/~~~

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