昔‥

地球が、できたばかりの頃、

世の中は、混沌としていた。

凄い熱気が在ったでしょう。

むしろ大変なことになっていたと想像してください。

そこに、花が咲きました。

確かに、咲いたのです。

花は、すぐ枯れました。

不揃いの条件の中で花開いた痕跡が遺されていました。

花は、咲こうとして咲いたのです。

これが、悟りです。

いまは、花が至るところで咲いています。

咲こうと決めているからです。

どんな条件であろうと咲く事だけを考えて

華開いていくのです。

花は、無償で、見返りも求めず。称賛も得ず

精一杯、持てる力の限り咲くのです。

可憐な花たちは、悟とは、を無言で教えてくれていると思いませんか?