動物の神さま ② うし

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こんにちは、永嶋月blogへようこそ。今年も残すところわずか、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

今日は「動物の神さま」の2回目です。来年は丑(うし)年ですね。来る2021年の運勢UPを願いつつ「うし」を取り上げたいと思います。

究極のベジタリアン

「牛」は世界中で特別な動物として大切にされてきました。どうしてだと思いますか?それは牛が「究極のベジタリアン」だから。牛は草食動物で草しか食べません。生きるために他の動物命を奪うことがない尊い存在です。また、牛は草の葉っぱ部分しか食べません。根を食べないので植物も「殺さない」のです。「究極のベジタリアン」といわれる所以です。そんな尊い牛ですが、牛乳は実に栄養豊、子牛たちばかりか私たち人間も大きな恩恵にあずかっています。そのまま飲むだけでなく、バターやチーズ・ヨーグルトなどに加工され親しまれています。草しか食べないのにこんなに栄養価の高い牛乳を作る牛、とってもミラクルな動物ですよね。

インドでは「牛を傷つけるくらいなら自分が餓死したほうがまし。」と言うそうです! インドの最高神「シヴァ神」が乗る動物も「ナンディン」と呼ばれる牛です。

天神さまのお使い「撫で牛」

インドの「ナンディン」に限らず、牛は「神さま」と云うより「神さまと深い関係にある動物」である場合が多いようです。日本では天神さまとして祭られている「菅原道真公」の「使いの牛」が有名ですよね。色々な天満宮・天神さまに像があるので、皆さんもご覧になったことがあるかもしれません。

どうしてどこにでも「使いの牛」がいるのでしょう? 色々な説があります。道真公生誕生の年846年が「乙丑(きのとうし)」の年であったからとか、亡くなられた903年2月25日が丑の日であったからとか。また農耕の神のご神徳からその象徴として牛が尊ばれていたからという説もあります。

天神さまお使いの牛は「撫で牛」と呼ばれるものが一般的です。傷や病気の箇所を撫でると回復するとの言い伝えがあり、どこの「撫で牛」像も人々の願いを一身に受けツルツルです。皆さんももしからだに不安があったら「撫で牛」に会いに行きませんか? からだの不安だけでなく、 学生さんは賢くなれるよう頭を撫でるそうです。

(コロナ禍の今ですので、制限を設けている神社もあります。例えば、宮城県塩竈市の塩釜神社では「撫で牛には直接触れずに心の中で撫ででいただくようお願いいたします。」とホームページで呼びかけています。制限に従って楽しい参拝にしてくださいね。)

今年もありがとうございました。来年もまた宜しくお願い申し上げます。皆さまの幸せな2021年をお祈りしております。

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