義母のことです。
2年前に手相の写真を撮らせてもらっていました。左右どちらも中指の下止まりの感情線を持ち、優しい人ではあるんだけど、感情線だけで見るとあまり人の気持ちに寄り添うようなタイプではありません。言葉足らずで冷たく見られたり相手に誤解をされてしまうこともありそうです。
今まさに義父が病気で体調を崩しているのですが、「どうせ俺の気持ちなんかわからないだろう!関心を持ってないからそんな態度になるんだ!」と言われ喧嘩になっていました。
私から見たら、義母は充分過ぎる程義父のお世話を頑張っています。食欲がないから食べやすいものを考えて作ったり、服装の気づかい、病院の予約付き添い等々、身の回りのことほぼ全てやっています。なのにそんな言い方どうなのよ!?と思ってしまったのですが・・・。
義父自身も病気で辛いのです。身体もそうだし気持ちの面でも、なかなか改善しない体調に不安不満が爆発してしまうのはしょうがないことです。
が、こんなに頑張っていても真心が伝わらないのは悲しいことですよね。
とまぁ、義母からそんな事があったと愚痴を聞き、そう言えば「お義母さんて確か感情線が短かかったですよね?ちょっと見せてください」となって改めて手相を拝見した時に、タイトルの【2年経って感情線が伸びていた】に行き着いたのです。
片方の手だけ、感情線がはっきりと長くなっていました。今はまだ冷たく見られてしまうかもしれません。ですがこれから先、「優しい人」って思ってもらえるようになることが伺えます。つまり頑張りをちゃんと認めてもらえるようになるのです。
あるいは、もしかしたら年齢的に、夫の世話は妻がやらなければならないという強い自己犠牲的な考えがあってやっていた、それが、心からあなたの為にやってあげたいという気持ちに変わった、とも言えます。
いずれにしても、こんなにくっきりはっきりと手相が変わった人が身近にいたことに驚きました。
2人が末長く上手く行きますように。
う之 金魚