
四柱推命における『丁』は「陰の火」です。
柔らかく持続する灯(ともしび)のように、人を温め包み込む性格。礼儀正しく、人の役にたつことを喜ぶ性格、穏和な印象の人が多いです。
内側には情熱を秘め、ロマンチストで感情豊かです。
春生まれの丁:温かみと独自の発想力を持つ
春は木が旺盛で、木は火を生む関係にあります。

春生まれの大きな支援を受けやすく、柔らかくも芯のある成長力を持ちます。人との関わりに温かみがあり、新しい環境や人脈にも自然に馴染める順応性が特徴です。
ただし、危機管理には疎く、のほほんと流されやすくなることもあるため、方向性を明確にすることで良さが発揮されます。
夏生まれの丁:情熱と輝きが強い
夏は火気が極まり、丁火の持つ温かさと情熱がピークに達します。
明るく、自己表現や創造活動において大きな力を発揮します。心から湧き上がる情熱で周囲を魅了していきます。

ただし、過剰な火気は焦りやイライラでエネルギーの浪費を招くことも。適度なクールダウンや落ち着いた時間を持つことが、長期的な安定運につながります。
秋生まれの丁:穏やかで人当たりが良く、縁が多い
秋は金気が盛んになり、金は火を制する関係にあります。
穏やかで人当たりがが良く、ビジネスや恋愛のチャンスが多い人です。その中で失敗や困難が生じることもあります。その過程で磨かれた表現力や説得力は、人との信頼関係を築く武器となります。

先を読み計画していく力が身につくと、チャンスを掴んでいきます。
冬生まれの丁:冷たい中でも静かに灯る芯の強さ
冬は水が旺盛で、火気は抑えられがちです。
冬生まれの丁火は、一見控えめでも内に強い意志と温かさを秘めています。周囲からの冷たい状況や無関心にも動じず、穏やかに周りを照らす存在です。

気配り上手になることで、頼もしい味方を増やし活躍の場を広げていくことができます。