
「素敵な恋愛をしたいけど、好きな人ができない〜!」
そんなあなたは、心のブロックがあり、まだ恋愛の準備ができていない状態かもしれません。
恋愛ブロックを生む心理的パターン
多くの恋愛ブロックは
「完璧主義」、「過去のトラウマ」、「自己価値の低さ」
が無意識に引き起こしています。

相手に求める理想が高すぎる
相手に求める理想が高すぎて、実際の相手に出会えても「〇〇が足りない。」と引き算で考えてしまうと、なかなか条件を満たす相手が現れず、自然と恋愛を遠ざけがちです。
完璧主義の人に多い傾向です。
◾️具体例1:条件チェックばかりしてしまい心が動かない
年収600万円以上・身長175cm以上・学歴・職業・家族構成…といった自分の理想リストの条件チェックが厳しい場合。
例えば、マッチングアプリで何人か会ってみても、「年収はいいけど会話が盛り上がらなかった」「身長が170cmしかない」「親と同居してるらしい」など、理想条件に満たないポイントを探してしまい、心が動く前に終了してしまいます。

対策:優先順位をつけて3つまでに絞る
すべてを満たす人はいません。
まずは「譲れない3つの条件」を明確にし、それ以外は“減点法”ではなく“加点法”で見ていきましょう。「条件を超えるフィーリングがあるか」にも目を向けてみると、恋の入り口が開きます。
◾️具体例2:理想の恋愛像が強すぎて、現実がつまらなく見える
「ドラマのような恋愛」
「運命の出会い」
「一瞬で恋に落ちる」
など、映画や漫画のような理想的な恋の始まりを夢見ています。

でも、現実の出会いは、職場や紹介など穏やかで普通なケースが多く、「なんか違う」「ときめかない」と決めつけて関係を育てる前に切ってしまうことが続いています。
対策:恋愛の“育て方”に意識を向ける
「出会った瞬間にときめく恋」ではなく、「会うたびに少しずつ好きになる恋」も素敵です。心のスイッチが入るには時間がかかることもあります。
理想を持つことは悪くありませんが、現実の人との関わりのなかで感情が育っていくプロセスにも目を向けましょう。
◾️具体例3:過去の理想の人と無意識に比べてしまう
過去に好きだった人のことが忘れられず、無意識に
「前の人はもっと優しかった」
「あの人と比べると…」
と出会う人すべてに点数をつけてしまう傾向があります。
目の前の相手の魅力を感じる前に、「前の人より劣ってる」と思ってしまい、恋愛が始まりません。

▶️対策:過去を“理想化”しない。今の自分に必要な人を見る
過去の恋は美化されやすく、現実よりも輝いて見えてしまうことがあります。
まずは、「その恋に戻りたいのか?それとも新しい関係を築きたいのか?」を自分に問い直しましょう。
今の自分にとって、何が必要な関係なのかをよく整理して、ノートに書き出して整理してみましょう。
過去のトラウマ・傷から消極的になる
過去の傷があると、「また同じ目に遭いたくない」と防衛本能が働き、新しい恋を始めることを止めてしまいます。
例1:浮気された経験から、優しくされると「裏があるのでは」と疑ってしまう
過去に信じていたパートナーに浮気をされた経験があると、「人は裏切るもの」という思い込みが強くなります。
たとえば、次に出会った相手がとても誠実で優しく接してくれても、
「こんなに優しいのは、何か裏があるのかも」
「本当は誰か別の人がいるのでは?」
と、心から信じることができずに距離を取ってしまうのです。

相手のスマホを気にしたり、LINEの返信が遅いだけで「他の人といる?」と過剰に反応してしまい、自ら恋愛を壊してしまうこともあります。
信じたい気持ちよりも、傷つかないことを優先してしまうのです。
例2:モラハラを受けた経験から、自分の意見を言えなくなる
以前の恋愛で、意見や感情を伝えるたびに否定されたり、怒鳴られたりした経験があると、
「自分の気持ちを出すと嫌われる」
という思い込みができてしまいます。
新しい恋愛でも、
「これ言ったら重いかな…」
「こんなこと頼んだら怒られるかも」
と遠慮してしまい、本音を隠すようになります。

結果として、深い関係に進む前に「なんか距離がある」と相手から思われ、恋愛が自然消滅してしまうケースも少なくありません。
例3:片思いの失敗経験から「どうせ報われない」と行動できない
過去に本気で好きだった人に気持ちを伝えたけれど、拒絶された、連絡が途絶えた、他の人と付き合われた…などの経験があると、「自分の想いは受け取ってもらえない」「また傷つくだけ」という気持ちになります。
すると、いいなと思う人がいても「どうせ自分なんか…」とアプローチする前から諦めてしまい、恋のチャンスを自ら遠ざけてしまいます。

アプローチする前から諦めてしまい、出会いの可能性を自ら閉じている状態です。
対策1:心の傷を“なかったこと”にしようとせず、認めてあげる
防衛本能が働くのは、あなたの心が「もう傷つきたくない」と本気で守ってくれているからです。
まずはその気持ちを否定せず、「私はあの時、すごく傷ついた」と自分で認めてあげることが大切です。
書き出す、話す、占いで内面を見つめるなど、感情に丁寧に向き合う時間を持つことが回復の第一歩になります。
対策2:小さな“安全な関係”から心を慣らしていく
いきなり恋愛関係を築こうとせず、
「ちょっといいなと思う人と少しだけ話してみる」
「信頼できる人と時間を過ごす」など、心をゆるめる小さなステップを重ねていきましょう。
「自分のペースで大丈夫」と自分に許可を出すことが、再び恋に向かう準備になります。
対策3:過去とは違う“未来の可能性”を占いで確認する
占いやカウンセリングでは、今のあなたの恋愛運や心の状態を客観的に見つめることができます。

「この傷はあなたのせいではなかった」
「今のあなたはもう違う段階にいる」
など、視点を変えるメッセージを受け取ることで、恐れより希望を感じられるようになるでしょう。
自己肯定感が低い
自己肯定感が低いと「私なんか相手にされない」と決めつけてしまい、恋愛することを初めから諦めてしまいやすいです。

恋をする前に「どうせ私なんて」と自分を低く評価しすぎることで、せっかくのチャンスも見過ごしてしまうのです。
◾️具体例1:好意を持たれても「勘違いかも」と受け取れない
職場や趣味の場で親しくしてくれる異性がいても、
「きっと誰にでも優しいだけ」
「私のことなんて恋愛対象に見てない」
と思ってしまい、相手の好意を素直に受け取れないことがあります。
自分に自信がないことで、好意すら否定してしまうのです。
相手からのサインが本物だったとしても、気づかないフリをして、流してしまうことも。

◾️具体例2:声をかけられても「からかわれてる?」と疑ってしまう
たとえば、男性からのアプローチで「かわいいですね」と言われても、「どうせ遊び目的」「社交辞令」と決めつけてしまい、返事をする前にブロックしてしまう。
自分を肯定する土台がないと、相手の言葉を素直に受け入れられず、恋のきっかけすら握りつぶしてしまうことがあるのです。
◾️具体例3:魅力をアピールすることに罪悪感がある
「モテたい」
「きれいになりたい」
と思っていても、実際には「頑張ってもどうせ無理」と考え、外見や仕草に気を使うことすら避けてしまう。
自己肯定感が低いと、自分の魅力を出すこと=恥ずかしい、痛いことと感じてしまい、恋愛から遠ざかっていきます。

対策1:日々の「できたこと」を記録して、自分を承認する習慣を
毎日の小さな達成をノートに書き出すだけで、自己評価は少しずつ変わります。
「早起きできた」
「笑顔であいさつできた」など、
誰かに認められる前に、自分が自分を認めることが大切です。
この積み重ねが、恋愛にも前向きな姿勢をもたらしてくれるでしょう。

対策2:他人と比べない、自分だけの「素敵ポイント」を言語化する
他人と比べるクセがある人は、自分だけの魅力に気づきにくいものです。
「聞き上手」
「ちょっとした変化に気づける」
「優しく丁寧に接する」
など、自分だけの得意や良さを意識してみると、自信が育ちます。

占いや性格診断で自分の強みを見つけることもおすすめです。
対策3:恋愛は“完璧な自分”でなくても始めていいと知る
恋をするのに「自信満々」である必要はありません。
不安があっても、傷があっても、そのままの自分で愛される可能性は十分にあります。
「今の自分のままでいい」と思える瞬間が増えるほど、自然と人に対しても心を開けるようになっていくでしょう。