
婚活を続ける中で疲れを感じる人は少なくありません。せっかく幸せになろうと行動しているのに、心身が疲れた状態で無理に婚活を続けてしまうと、辛い気持ちの方が大きくなってしまいます。
今回は、婚活疲れとどう向き合うか?について書いていきます。
婚活疲れとは?心と体の不調サイン
心と体にストレスサインが現れた場合には、魂からのSOSです。無理を続けて、自分の心としっかり向き合えていない時かもしれません。

気分が沈む・意欲が湧かない・食欲や睡眠が乱れるなどの症状が現れたら、一度自分自身のエネルギーチャージに目を向けてみましょう。特に真面目で頑張り屋な人ほど、「燃え尽き状態」に陥りやすい傾向があります。もっと頑張らなければと自分を追い込みすぎてしまうとデートに行く前に「またうまくいかなかったら…」と緊張が続き、自分らしさを出せなくなります。
日常生活でも疲労を感じたり、気力が失われているのをかんじたら。まずは一歩引いて今の生活を見直すことが大切です。
焦りとプレッシャー
周囲で結婚ラッシュや出産報告が増える時期は、婚期に関するプレッシャーが強く感じられます。また家族や周囲の人達から期待されることで、焦りや疲労感を募らせる人も多いようです。

職場の環境変化によっては、婚活に時間やお金をかけること自体が負担に感じることもあります。こうした複数のストレス因子が積み重なると、「もう続けられない」と感じやすくなるのです。
焦れば焦るほど、自分の理想とのギャップに悩みやすくなります。
他人軸で疲れる…評価に弱い人ほどストレスに
他人軸傾向の人は、相手からの評価や承認を得ようとする姿勢が強くなり、自分を見失いやすく疲弊しやすいです。相手からLINEの返信が遅れただけで不安になったり、断られるたびに自分の価値を疑ったりします。

「選ばれる側」という立場に自分を置きがちで、自分が選ぶ側でもあるという自覚が薄れてしまうこともあります。まずは、自分の気持ちや価値観に向き合い、「誰のために婚活しているのか」を再確認してみてください。
人生のパートナーを選ぶ際には、自分にとって理想の結婚生活は何か、「自分軸」を持つことが重要です。
自分軸を取り戻すマインドセット
婚活がうまくいかないとき、「なぜ私は選ばれないのだろう」と自問自答してしまいがちです。ですが、その思考の背景には「他人からどう見られているか」という意識が根強くあります。つまり、自分の価値を他人の評価で測ってしまっているのです。
自分軸とは、自分の内側にある“価値観”や“信念”に従って行動できる力のことです。
自分軸を持つことは「魂の波動を安定させること」ともいわれています。波動が安定していれば、必要以上に傷つくこともなく、自分に合った人を自然に引き寄せられるのです。

たとえば、理想の条件に合った相手と出会っても、心が疲れていたら魅力を感じられなかったり、チャンスを逃してしまったりします。だからこそ、まずは「自分はどうありたいのか」を見直すことが重要です。
自分軸:日々の選択を「自分がどうしたいか」で決める習慣
自分軸を取り戻すには、小さなことから「自分の声」に耳を傾ける習慣が効果的です。たとえば、休日の予定を他人に合わせるのではなく、自分が本当にしたいことを優先するなど、日常の選択から始めましょう。

また、SNSや周囲の話に流されて婚活を焦ることも、自分軸を失う原因のひとつです。他人の結婚報告を見て「私も急がなきゃ」と思うのではなく、「私は私のペースで進めばいい」と意識的に言い聞かせてみてください。
このように日々の行動の判断基準を「他人がどう思うか」ではなく「自分はどう感じるか」に切り替えることで、少しずつ心の軸が安定していきます。
自分軸:自分を否定せず、ありのままを受け入れる
婚活では、断られたり、良い出会いがなかったりすることもあるでしょう。そんなときに「私には価値がないのかも」と思ってしまう場合、自分を他人の目で評価している状態です。
すべての人には、唯一無二の“魂”を持っていて、そのままで十分に自分だけがもつ価値があるとされています。自分を否定せず、今の自分をまるごと受け入れましょう。
毎朝、鏡を見ながら「私は魅力的です」「私は愛される存在です」と唱えるアファメーションも効果的です。これは潜在意識に働きかけ、自分への信頼感を高めてくれます
自分軸:理想の結婚像を、自分の言葉で描き直す
婚活を長く続けていると、「こういう人じゃないとダメ」と条件が厳しくなりがちです。ですが、その条件は本当にあなたの心が望んでいるものでしょうか?
理想の結婚相手像を「年収◯◯以上」「高学歴」といった数値のみで固めるのではなく、「一緒にいて安心できる人」「一緒に動画を楽しめる人」「冒険心がある人」といったパートナーと一緒にどんな時間を過ごしたいのか感覚的な表現で描いてみましょう。

「願いは明確に、しかし執着せずに時に手放す」ことが大切です。今の自分にとっての理想像を意識することは波動の共鳴を起こし、自然と縁を引き寄せる準備になります。
自分の直感を取り戻す
心身が疲れていると直感力が鈍っていき、益々自分の心が望んでいることがわからなくなってしまいます。
趣味や一人旅、月のパワーなどで、心の奥から湧く直感を取り戻し、自分軸を再構築する時間を作ってみましょう。心地よさを大切に、自分の感じることを信じる旅を始めてみてください。

趣味の時間で直感の声を聞く
趣味に集中する時間は、心のノイズを消してくれます。
趣味に没頭すると、普段の考え過ぎから解放され、自然と「これが楽しい」「これは違うかも」と感じる直感が蘇ります。たとえば、手芸、絵を描く、料理やガーデニングなど、自分が好きなものに集中しているとき、心の声が素直に出やすくなるのです。

直感は心の奥にある自分軸からのサインなので、趣味の間に湧く小さな気づきを大切にしてください。「あ、この相手とは会話が楽しい」「この婚活イベントはしっくりこない」など自分に合ったスタイルを見極める力がついてきます。
自分が感じたことをノートに書き留めておくことで、自分にとって何が心地よいのか、自然に整理できるようになります。小さな直感を積み重ねることで、自分軸が再確立されていくでしょう。
一人旅で自分の内側と対話する時間
一人旅は、自分の感覚だけに委ねて行動できる貴重な時間です。
一人で旅をすることで、誰の予定にも縛られず、自分のペースで過ごせます。疲れたら休む、興味あれば立ち止まる。そうした自由を通じて、自分の直感が研ぎ澄まされます。

一人旅の経験を通じて、自分はどんな人との交流に心がときめくのか、あどんな環境で安らぐのか、自然に気づきやすくなります。「自分が何を大切にするか」が見えてくる瞬間を大切にしてください。そうした気づきが婚活中の判断基準につながります。
月のリズムに合わせて自分と向き合う
新月や満月のタイミングに合わせて、自分と向き合うスピリチュアル習慣を取り入れると直感力が研ぎ澄まされます。

新月は「始まり」、満月は「収穫と浄化」のタイミングとされ、願いごとや手放し儀式が有効とされています。たとえば、新月の夜に願いを書き出し、満月に感謝や不要な思いを手放すことで、心の整理と再構築が進むのです。
新月の願いは、書く時に「私は〜します!」など主体的・肯定的な文で記すと効果的です。そして書いた願いを声に出して読み返すことで、潜在意識に響かせることができ、自分軸の強化に役立ちます。
香りやクリスタルで感覚を刺激する
パワーストーンやアロマを使い、感情や潜在意識に働きかけてみましょう。
ローズクォーツやムーンストーンといった天然石で恋のパワーを高めたり、ローズ、ラベンダー、イランイランなどの香りで心を落ち着かせてみましょう。

信頼できる相談相手選び
婚活疲れから立ち直るには、信頼できる相手に相談できる環境つくりも重要です。
専門カウンセラー、信頼できる占い師などに相談することで、偏りのない意見が得られ、客観的に自分を見つめ直すことができます。また誰かに話すことで、一人で悩む孤独感の軽減にもつながります。