Chiorinのおすすめパワースポット:1. 宇佐神宮

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こんにちは⭐︎Chiorin(ちおりん)です。
このコラムでは、私が訪れたことのあるパワースポットから、特に印象的でエネルギーが高いと感じた場所をご紹介したいと思います。

光に包まれた聖なるパワースポット〜宇佐神宮〜

第1回目は大分県の宇佐神宮です。
私のパワースポットめぐりは10年ほど前に遡ります。当時、李家幽竹さんのご著書「欲しい運は取りに行く、開運パワースポット」(世界文化社)という本に出会い、全国のパワースポットめぐりが始まりました。本の中からピンときた場所を巡るのが楽しくて、気がつけば沢山の場所を訪れるきっかけとなった本です。その中でも宇佐神宮は、初めて参拝した2019年5月16日以来、およそ2年毎に訪れる大事な場所になっています。


「光輝く聖なるパワースポット。願いを叶えるきっかけがもらえる。」
「周囲を生気あふれる山々に囲まれ、強力な水龍からのパワーを吸収したパワースポット。この龍脈と水龍の強い気がこの土地に光を与え、訪れる人の願いを叶えるためのきっかけをもたらしてくれます。なかでも、人との縁をつなぐきっかけを与えてくれるパワーが強くあるので、縁を望む人や新しい人間関係を築きたい人はぜひ訪れて。」(以上抜粋※)


李家さんの手記にある通り、境内はどこへ行っても光に溢れ、善でも悪でもないような中庸とでもいうような空気感に包まれている感じがします。大きな朱赤の鳥居に迎えられ、朱い橋を越えると広い参道に出ます。そこには厳粛と言うよりは親密な雰囲気があって、周辺の山の穏やかであっけらかんとした空気感がそのまま流れ込んでいるかのようです。歩いているうちに足取りが軽くなるような、遠足に来たかのような軽快さがそこにはあります。参道を進むと手水舎に出ます。この周辺の広場になっている場所はエネルギーの高さを体感する場所です。ゆったりと周囲を見まわし空を見上げると、宇宙から流れ込んでくるエネルギーが壺に溜まるように一度そこで休んでいるかのように感じられます。

そこから鳥居の先、小高い丘の上にある本殿へ向かいます。この丘はそれ自体が古墳とも言われ、一説には邪馬台国の女王、卑弥呼の墓であるとも言われています。日本全国には卑弥呼の墓ではないかと思われる場所がいくつかあるそうなのですが、その1つがここ、宇佐神宮なのだそうです。まさに本殿のある丘が聖域のようになっており、なんとも言えない清々しさ晴明さは、階段を登る負担を実際に軽くしてくれていると体感できます。私がその階段を登っていると、横を初老の男性が颯爽と通りすぎていかれたことがありました。その方はきっと70歳を越えていらっしゃるであろうというところでしたが、その細身の体をポロシャツとズボンで包み、白く輝くスニーカーで軽やかに階段を登って行かれます。あっという間に追い抜かれて、その慣れた感じは、きっとこうして参ることが日常的になっているのだろうと容易に想像されました。尊い習慣と神様を敬う気持ちが、その所作とオーラにありありと見て取れるのでした。

本殿は3つの御殿が並んでおり、左から一之御殿、中央の二之御殿、左の三之御殿です。一之御殿が八幡大神、二の御殿は比売大神、三之御殿は神功皇后がご祭神となっていますが、明らかに二之御殿が中央に大きく御鎮座され、目立ちます。どこかで二之御殿にこそ暗に女王卑弥呼をお祭りしているのではないか、と聞いたことがありますが、真相は不明です。ただ、実際に参拝してみると、中央の二之御殿のエネルギーを最も強く感じるから不思議です。私とのご縁がより深いのかもしれませんが、参拝した時に柔らかな風が足元に吹き抜けて、「ようこそ参られた」の意を汲み取ることができました。ぜひ、皆さんもご自身で参拝され、そのエネルギーを体感してみられてください。本殿の前は宇佐神宮境内でも最もパワーを体感できる場所です。光も最も強いと感じます。美しい本殿の姿と空の青、光溢れる広い空間には地球を、そして日本に息づく神々の系譜を感じます。

参拝を終えて社務所へ出向くと、先ほど参道で私を追い抜いて行った男性がおられました。本殿屋根の葺き替えに必要な資金を集めるための募金に、サッと財布を取り出し定額を納めると、再び颯爽と門を抜けて歩み去って行かれました。その飄々とした後ろ姿と白いスニーカーが、この宇佐神宮の空気感に溶け込んで強い印象を残すのでした。きっと何度も何度も参拝されておられるのでしょう。ご本人のエネルギーと神宮のそれが近しいと感じたのは、共振共鳴が起きているに他なりません。日常生活の美しさまでも想像される一幕なのでした。

宇佐神宮には上宮と下宮があります。『「片参り」にならないように、上宮、下宮ともにお参りしましょう』とウェブサイトに案内があります。上宮から下宮に向かう道すがらも、その風景、空気、色、光すべてが味わい深く、心地よい時間です。母と一緒に参拝したこともありますが、膝に痛みのある母も上宮、下宮とも参拝することができ、宇佐神宮の軽やかな空気に後押しを頂いたと感謝しております。お帰りの際には参道の茶屋で一息つくのも格別です。広い境内をゆったりゆっくり、味わうように歩いてみれば、しまいには心地よい高揚感と軽くなった心を実感できるはずです。




※李家幽竹著 新版 李家幽竹 最強龍穴パワースポット 龍穴には強運のすべてがある!  山と渓谷社

宇佐神宮
所在地:大分県宇佐市南宇佐2859
公式サイト:http://www.usajinguu.com/

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