人生を歩む中で、人との関わりは欠かせないものです。誰かと支え合い、分かち合いながら生きることは、人生を豊かにしてくれますよね。

でもその関係が「依存」になってしまうと、人は自分自身を見失いやすくなります。寂しさや不安を紛らわすために人に頼りすぎてしまうと、自分の気持ちよりも相手の存在が優先され、判断や感情が揺がされてしまいます。相手の言葉や態度ひとつで心が揺れ動き、「本当はどうしたいのか」がわからなくなってしまうのです。それは人とのつながりではなく、自分軸が不安定になり、ブレてしまっている事が原因の一つだと言えます。

そうならないために大切なのが、自分だけの時間を充実させること。一人で過ごす時間は、孤独ではなく、自分と向き合うための大切な時間です。忙しさの中で置き去りにしていた感情や、心の奥にある本音に気づくことができます。

穏やかな一人時間の中で、内なる声に耳を傾けてみると、「本当は何に疲れているのか」「何を大切にしたいのか」が少しずつ見えてきます。その積み重ねが、自分軸を整え、人に依存しすぎない安定した豊かな心を育ててくれます。

人と関わりながらも、自分を見失わないこと。そのために、自分時間を大切にし、自分自身の声を聞く習慣を持つことが、人生をよりしなやかで豊かなものにしてくれるのだと思います。

あなたの内側には、すでに安心も、答えも、愛も全て揃っていますよ。

藤川 陽吏