「どうしてこの人じゃなきゃダメなんだろう」、「いけないと分かっているのに、離れられない」
そんな恋をしているとき、人は心の奥にある“本当の願い”と向き合うことになります。

タロットでは、このような関係を“魂の目覚めを促す出会い”として描くことがあります。それは報われる・報われないという単純な結果ではなく、「愛とは何か」「自分とは誰か」を深く知るための体験なのです。

たとえば「恋人」のカードは、強い引き寄せや情熱を表す一方で、“選択”を意味します。心が望むままに進むのか、それとも社会的な枠の中で折り合いをつけるのか。正解はありません。ただ、このカードが教えてくれるのは“どんな選択をしても、あなたがその愛に真実であること”の大切さです。

「悪魔」のカードが出たなら、依存や執着の中に“深い絆”が潜んでいるかもしれません。そこには、相手を通してしか触れられない自分の感情や傷がある。その痛みすら、あなたの一部として抱きしめること。それが、この恋があなたに与える気づきなのです。

そして「審判」のカードは、“許し”と“受容”を象徴します。誰かを愛した事実を否定せず、「あの時間があったからこそ今の私がいる」と思えるとき、魂は静かに成熟していきます。

禁断の恋は、誰にも見えないところであなたを深く成長させる学び。それを裁くのではなく、ただ“そこに愛があった”ことを認める。その瞬間、タロットが示す真実は、あなた自身の中にそっと灯るのです。

誰にも言えない恋だからこそ、話せる場所が必要です。占いはあなたが「自分を大切にする選択」をできるようにそっと背中を押します。一人で抱え込まずに一度話しにいらしてください。お待ちしております。

Is That Person Your Destiny—or Your Lesson?

When you find yourself thinking, “Why can’t it be anyone else?” or “I know it’s wrong, but I can’t let go,” you’re being called to face the deepest truth of your own heart.

In tarot, such relationships are often seen as encounters that awaken the soul.
They are not about reward or punishment—but about discovering what love truly means, and who you are when you love.

The Lovers speaks of irresistible attraction and the power of choice.

The Devil reveals the hidden bonds beneath desire and attachment—painful, yet profoundly human.

The Judgement invites forgiveness and acceptance, reminding us that every love, no matter how complicated, shapes who we are today.

A forbidden love is not meant to be condemned; it is a quiet teacher of the heart.
The moment you can say, “There was love there,” your soul begins to heal.

If you’re carrying a love you cannot share, tarot can help you listen gently to what your heart has been trying to say.