君たちはどう生きるか

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さて少し投稿が空いてしまいました。

土曜日も御徒町店で、とても意義深い鑑定をさせていただきありがとうございました😊

金曜日はおやすみの日の夜でしたので、日テレでスタジオジブリのアニメ『君たちはどう生きるか』が地上波初放送されたのを見ていました。ネタバレ気にせず書きたいこと書きますのでお許しくださいね。写真は日テレのホームページより画像お借りしました。

Screenshot

このアニメの印象はタイトルとはちょっと違うかもしれません。初めて映画館でみた時はアオサギが手塚治虫に思えてなりませんでした。

宮﨑駿の手塚治虫への想いが良いことも悪いこと(アニメ界の裏話的な)も含めて表されているのを感じました。

物語中盤の眞人の2番目の母親にあたるナツコがいる産屋の話は日本神話のことのように私は思えました。そう見るとアオサギが道開きの神である猿田彦大神にも思えてきます。そういえば『火の鳥』で手塚治虫もこの神様を描いていましたね。ある意味アニメ界の道開きの神として君臨していた手塚治虫のことを宮﨑駿はリスペクトしながらも業界の労働条件の悪さがこの方が最初にルールを作ったがために、なかなか変えられなかった恨み節などを語っていることも知りました。

しかしYouTubeでこの映画の考察を語っていた方が聖書の黙示録が裏のテーマだよとおっしゃってました。日本よりもアメリカなどの外国の方が評価が高いのは聖書を彷彿とさせるモチーフが散りばめられているからなんだそうですよ。

いずれにしても、主人公の眞人にはアオサギや若返ったキリコさんのような魂の世界の案内人がついているのが、今回のオラクルカードにちょうどピッタリな気がしたので今回のリーディングに絡めて見ました。

32. ANCESTRAL GUARDIANS OF LIGHT

光の祖先の守護者

いつものワイルドクヮンインオラクルより

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『君たちはどう生きるか』の主人公の眞人は戦争で母親を亡くしたので戦争を憎んでいます。

しかし眞人の父親は戦争により活気付いた軍需工場で利益を得ていました。

彼の不登校の原因はこの矛盾による葛藤にあります。

頭の怪我を捏造したのも自分の矛盾に対する罰のつもりだったのでしょう。

父の後妻に入ったナツコに対する気持ち、それを妻に迎えた父親への気持ち、そして産まれてくる弟への気持ち。全てにモヤモヤしたものがあったことは間違いありません。それに加えて戦争で実の母親を亡くした彼の孤独感は半端なかったことでしょう。

そんな自分だから大叔父から石の積み木を渡された時、自分に跡を継ぐ資格は無いと拒否してしまうのです。

そんな潔癖な彼だからこそ余計に大叔父は跡を託したかったのでしょう。

あなたの行動はあなたの後から来るひとにとって見本となるのです。

真実を生きることを自分自身に許し、虚空に飛び込んだ時、アオサギについて行った眞人のように、キリコのような保護者が現れて何かと世話を焼いてくれる存在がついてくれるのかもしれません。そしてその存在は彼の自立心を育て孤独感を癒すのにも必要でした。

だから世界が壊れてそれぞれの道を進んだあと、ゆっくりではありますが平和への道に辿り着きました。

その象徴が刃物を手にして人をシチューにして食らうほど凶暴だったインコ軍団が壊れた後の世界では、ただのペットのセキセイインコになっていました。

どんなひとも光の道を示す存在として生き始めると魂の応援団が守護存在として手を差し伸べているのを感じるでしょう。どなたも本当に孤独なひとはいません。

だからこそ、自分の中の争いや矛盾のような闇を広げるのではなく闇の中に生まれた光や美しさ、平和な心をご自身の中に見つけて広げて行ってください。

憎むべきものは何も無いとわかれば、いずれ平和が訪れるでしょう。その心持ちが本当に戦争が無い世界を作っていくのです。

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