インスタにも、写真をよくあげているラブ❤️オラクルカードには境界線というカードがあります。

こちらのカードは恋愛における人間関係だけでなく、家族や身近な人たちとの関係をあらわすことも多いです。
境界線のカードはお互いにとって心地よい関係を維持するためにも踏み込み過ぎない距離感やコントロールや執着を手放すことの必要性を呼びかけています。
特に親子関係においては、どうしても親の方は子どもがいくつになっても幼い子どものように無力だと思いがちです。
思うように育っていないとなおさら心配になってあれやこれやとお世話を焼きたくなってしまいます。
子どもは思春期を迎える頃に大部分の人は第二反抗期を迎えます。
この時期がハッキリ出るほど親子双方にとっては辛い時期かもしれませんが、それを乗り越えた後は真の信頼関係に結ばれたとても良い関係になることが多いです。
それに反してこの時期を素直に通り過ぎてしまった子どもほど後になって、親の方を厳しい視線で見ているかもしれません。
特に現代は中学生から高校受験、大学受験、そして就職と人生の荒波を立て続けに、乗り越えていくのに必死で、一番大切である親子関係が完成されないまま、成人しそのまま中年期になって親子関係を振り返り、遅れてきた反抗期を迎える方もいらっしゃいます。
子どもの頃の親御さんの態度を蒸し返して『あの時こうして欲しかった』と発言することは子ども時代を取り戻すための重要なプロセスなのですが、それまで素直な子どもだと思っていた親御さんにとっては突然の手のひら返しに戸惑うことになるわけです。
そういう方のお子さんに限って、子ども時代から成人を過ぎても親御さんの言うことをよく聞く素直な方が多いようです。
ずっと親御さんの庇護のもと守られて生きていたとしても子どもはいつか、自我を確立する必要に迫られます。
それを取り戻すために随分経った中年になってから親御さんとの関係をやり直す羽目になるわけです。
たぶんご自身がお子さんを無意識にコントロールし、その主導権に自分自身が執着していることを気づいていないケースが多いと思います。
これに関しての解決方はただひとつ。
親御さんがお子さんに向けている視線を自分自身に向けましょう。
お子さんに視線を向ければ向けるほどご自身のエネルギーはお子さんに奪われています。
お子さんに対するコントロールや執着を手放しましょう。
そして心の中を平和にしてください。
たぶんお子さんに執着している親御さんは時間もエネルギーもお子さんのために費やしている非常に愛情深い方ばかりです。
でもその愛情が変化した執着は大きくなったお子さんには不用なものです。
もしかしたら家族のために自分自身をないがしろにしていませんか?
もっと親御さん自身が自分に優しくしましょう。
多分親御さんもその親である方から同じように扱われていたのかも知れませんね。
私も同じ経験をしてきたからこそ、とても良くわかります。
そしてここまで書いたことは、これから反抗期を迎える親御さんにも参考になるかと思います。
親子関係は全ての人間関係の要なので、恋愛や職場やママ友、ご近所さんとの人間関係にも繋がっているから厄介ですよね。
どなたさまも、いついかなる時も、心の中が平和で穏やかでありますようお祈り申し上げます。
心の中に敵を作らなければ、ほとんどうまく関係性を作っていけるかと思います。