魂の闇夜に包まれていた頃

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こんばんは!

だんだん春というより夏に近くなってきてますね。

コロナ前は、春の夜のこの時間の気温が快適なのと冬は冬で星が綺麗に輝く夜空を見上げながらホットヨガに10年くらい通っていました。

低めのサウナのような環境でポーズを取ったり、ダンスのように動いたりした後に床に寝てシャバアーサナでととのう感じは最高でした♪

そんな日々も今では遠くなってしまいました。

コロナが始まる前の2019年の春に私にとっての魂の闇夜が始まりました。

実はその前年の2018年の年明けから勤めていた会社の不祥事が発覚しました。最初は職場も『大したことはないだろう』くらいの感覚でしたので、仕事も普段通りの分量の仕事に、たまに調査のための仕事が増えるくらいで適度に忙しく順調でした。

しかしそこからひと月もするとニュースも大々的に報道されたり、朝会社の前で抗議団が拡声器を手にして立っていたり、省庁から業務停止命令が出たりで仕事がほとんど無くなって雰囲気もどんどん悪くなってきていました。

ついに2019年の春、業務停止の項目が増えて、自分たちで仕事を作らないといけないくらいになっていました。

なけなしの仕事を産休明けの社員と取り合って雰囲気最悪でした。

不祥事を起こしたのは会社であって自分ではないのだから、もっと開き直っていれば良かったのに、何もやることが無くて座っていることが、ただただ苦痛でした。そこの集合意識に完全に飲み込まれていました。

ついに会社に普通に出勤することもままならなくなりました。

有給休暇もたくさんありましたので、『めまいがして行けません』とか『頭が割れるように痛い』とか思いつく限りの言い訳を出社当日の朝の電話で偉い人に伝えていました。体調不良というより自分が無力に思えて涙が毎日止まらなくなりました。家族もどうして良いか対応に困っているのを横目で見ながらも我が身のことで精いっぱいでした。

自社ビルの中にお昼を食べるための素敵な場所があったのですが、不祥事発覚以降はそこに黒いものが渦巻いているのを感じて(職場の集合意識ですね)とても食事が喉を通りませんでした。

それからはお弁当を持っていくのをやめて気分転換も兼ねて外食してました。場所柄お昼代の単価は高かったですが、気分を上げてランチを楽しむためだけに出勤していました。買い物依存にもなっていて馬鹿みたいに着もしない服を買っていました。

今振り返るとわかるのですが、そもそも、そこの仕事に魅力があって入ったわけでは無かったので集合意識に負けてしまったのでしょう。

自分自身が好きではない環境に身を置いていたことが1番の原因だったと思います。不祥事が発覚した時点で、さっさとそこを離れれば良かったかもしれません。

実際こちらに来る前の会社に『戻りませんか?』というオファーもありましたが、当時はなぜか戻りたくなかったのです。

お盆を過ぎた頃ついに力尽き『やめたい』と上の人に伝えて晴れて退職となりました。

半年近く鬱のようになっていたので荒れた部屋を綺麗にしたり、信じられない量の断捨離もしました。すぐ同じようにフルタイムで働くことも断念しました。

その後はかなり長い間、失業手当もらって毎日読書三昧でスピリチュアルな習い事もして本当に幸せな時間でした。

ちょうどマヤ暦で言う宇宙還暦やら西洋占星術のキロンリターンも重なってましたね。

誰もがその年齢で必ずそうなるというものではないのですけどね。

転職のご相談も多いので、恥ずかしながら私の過去が、どなたかのヒントになればと思い書いてみました。

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