シリーズとしては12番目ですが、12番目のクイーンはニシンのパイの子のところで書いていますので、今回のカードはK (キング)のカードになります。

♠️(ソード)のキング

おソノさんのパン屋に居候できるようになったものの、部屋には食器やフライパンなどはないので、生活に必要な道具を街に買い物に出かけたキキ。必要なものはいくらでも買いたいところですが、所持金にも限度があるのと、食料も買わねばなりません。キキは賢く、デザインも考慮しながら機能や値段を吟味して道具を揃えています。
🩷(カップ)のキング

本来であれば愛情深い男性を表すカップのキングのカード。
このシーンはニシンのパイを運んだ後、大雨にずぶ濡れになって熱を出して寝込みます。
ずぶ濡れになった黒いワンピースを始め下着に真っ赤なリボンも物干しロープに吊るされています。
雨に濡れた事よりもニシンのパイの子の言葉に大きなダメージを食らったキキ。
『病は気から』と言いますが、人は傷つくと何故か風邪などをひきやすくなります。ひどく落ち込むことは一見悪いことのようにも見えます。
しかし同時に宇宙や高次の存在からの大いなる愛に包まれていたのだといつかわかる時が来るのかもしれないですね。
♦️(ペンタクル)のキング

ウルスラの田舎までは距離があるので、飛ぶことが出来なくなったキキとウルスラはヒッチハイクで移動しようと考えます。ウルスラが指を立てて道路に立つと一旦通り過ぎたトラックが戻ってきて運んてくれそうです。二人が車に乗り込むとウルスラが女の子であるとわかった途端に運転手の男性が『男かと思ったよ』と言いました。『この脚線美が男のわけないでしょ』と言い返すウルスラ。今回のヒッチハイクはお金の無い二人にとって確実な移動手段なのでした。
♣️(ワンド)のK

物語のラストシーン。
キキが両親に出した手紙に書かれた『私この街が好きです。』という言葉で映画が締め括られます。
キキの13歳の旅立ちの物語の完成です。