こんにちは。

朝日奈希(あさひなまれ)です。

今日は、視点を変えるということについて、おはなしします。

夏休みの宿題のように、いつかは、かたづけなければいけない課題をかかえこんでいるとき、心の重苦しさは、尋常ではありません。

いつも、いつも課題が、頭の片隅にあり、どよーんと重く、のしかかります。

やりたくないから、さきおくりしてしまうこと。

わたしにも、ありました。

結婚をするため、相手の家に洋服や靴、バックなどをはこびました。

ところが、事情がかわり、わかれることになりました。

そうすると、はこびこんだ荷物を実家にもちかえらなくてはいけない。

わかれた相手の顔をもう一度みるのもしんどいし、なにを話せっていうの?

引っ越し会社に問いあわせると、最低、5万はかかるといいます。

時間と金を使って、なんで、死ぬほどいやなことをしなければいけないんだろう、と1日のうち、なんども考えては、沼に沈んでいくような気分をあじわっていました。

それが、ある方とおはなしすることで、霧が晴れるように、解決したのです。

その方は、言います。

「洋服とか、バックとか、高かったんだよね。とりにいかないと、もったいないよね」

わたしは、考えました。

たしかに、高いものもあった。

だけど、なくても、今、生活できてるよな。

あれ、こんなにいやなことを、する必要があるのかしら?

燃えて、なくなったとおもったら、あきらめもつくよな。

そうか、わたしには、行かない、捨てるという選択肢もあったんだ。ということにきがつきました。

今思うと、その方は、心理やカウンセリングのプロなので、わたしの思考回路を察し、なにげなく、会話の方向性を修正してくださったのかもしれません。視点を変えることで、行動も、きもちもきりかえられるんだということを教えてくれました。

行かなくてはいけないという、おもいこみの呪縛から逃れられたのです。

(持って帰らないと、相手の迷惑になるだろうという問題は、いまは、脇に置いておいて)

おもいこみにとらわれたり、自分のいつもの行動パターンにはまると、同じような問題にぶちあたります。同じ失敗をなんどもくりかえすはめになります。

無駄な時間を費やさないためにも、視点を変えること、おもいこみをはずすこと、自分は、なにを優先したいのかと問いかけること。その大切さを実感しました。

つらくて、身うごきがとれなくなったら、ぜひ、視点をかえてください。

最後まで、お読みくださり、ありがとうござました。

朝日奈希(あさひなまれ)