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本当の『強さ』

私は占い師になり、とてもお客様に恵まれ素敵な出会い頂戴しております。とても優しく、心豊かで、頑張り屋さんが多く私自身、お客様から刺激を沢山頂いています。それと同時に頑張りすぎて疲れすぎている方々でもあるように思います。『自分だけ辛いなんて言えない』『みんな頑張っているから』など人を想い自分を鼓舞されていて素晴らしい価値観なのですが、誰しも頑張れる限界があります。

自分の疲れや辛さを、どうか人と比べないでほしいのです。周りを見渡し、世の中の基準を把握することは大切ですが自分が辛いと感じたら辛いんです。弱い自分が嫌ですか?辛いと感じる自分がダメですか?自分の良いところと悪いところは表裏一体で完璧な人などいないのです。だから大丈夫。弱さも脆さも愛しき人間らしさなのです。

誰かと比べる必要はなくフォーカスするべきは自分の踏みしめる一歩にあります。本当の『強さ』とは他者と心の耐久性を比べることではなく、自分自身で1つ1つ問題を乗り越えることにあります。今、乗り越えられなかったら休憩したら良いんです。山登りのように疲れたら腰をかけて景色を眺めて癒されたり、乾いた喉を潤したり、上ることに一生懸命で見ていなかった所を見直したって良いんです。大丈夫、人を労わるように自分も大事にしてくださいね。

気をつけるべきは『焦っている時』

ものごとを判断する時、誤ってしまうことがあります。それは『焦って決断する時』がとても多いようです。大事なことを判断しなくてはいけない時、出来ることなら立ち止まる時間を持つことをおススメしています。あわてんぼう日本代表を自称している私ですが、そそっかしいからこそ落ち着いて決めることを心がけております。

人生は選択の連続で焦ることも多分にあります。しかし、焦ると自分の気持ちや価値観を無視して周囲を安心させるレベルの決断に至ることが多いように思います。『焦る』理由に『安心したい』という思いが付属しています。その結果を求めすぎて世の中の平均や世の中の何となくで判断してしまうようです。それが悪いことではないのですが、本当にその決断で良いか立ち止まる勇気も必要に思います。そうすれば、自ずと自責で考え行動できるようになると思います。

私自身も時間に追われると焦りますし、葛藤が渦巻くことも多々あります。でも、そういう時こそ『自分がどうなりたいか』『どう進めたらよいか』を意識的に時間をかけて計画するようにしています。しっかり考えて失敗したり間違えた時は自分自身が納得できたり、軌道修正がスムーズにいくように思います。焦った時こそ深呼吸をして落ち着くことを心がけてみてくださいね。

涙は浄化

『浄化』と聞くと日常とは違う洗練されたことをするようなイメージがあるようです。しかし、そんなことはなくて日常で誰でもできるものも沢山あります。その一つに『涙を流す』ことも浄化の一つです。

泣くことを良くないとする風潮がありますが、時と場合はあれど泣くことは人に備わった大切な能力なんです。怒りであっても、悲しさであっても、感動であっても自分の琴線に触れた時、コントロールが効かず零れた涙は自分の気持ちを洗い流してくれます。

私が最近一人でコソっと泣いたのは子供の運動会の動画を見た時。涙の理由は、かけっこで一番だったから?違います。ダンスが上手に踊れたから?違います。障害物競争の一つに鉄棒があって、子供が苦手な逆上がりに挑戦した時です。失敗したんです。でも、誰も自分が出来ないことを挑戦しないような舞台で勇気をもってチャレンジしたんです。その逞しい精神や強い心に胸を打たれたんです。その場では、やはり人目もあり泣くことは出来なかったのですが一人になって子供の立ち向かう姿をじっくり見直してボロボロと涙が止まらなくなりました。こんなに小さな体で全力で頑張る姿に『私もこんな風に一途に突き進みたい』と恐れや不安、二の足を踏んでいる思いを洗い流してくれた気がします。

心が詰まったり苦しくなった時は、その時の動画を見て涙を流して『よし!頑張ろう!』という気持ちになります。浄化するため、あえて涙を流しているかもしれません。音楽や映画でも良いんです。自分の心を揺さぶるもので。涙で強さは測れませんから大丈夫です。自分の心に正直になれる場所で、ぜひ浄化してみてくださいね。

ライバルは自分

私は9歳から武道を嗜み大人になってからも携わらせて頂いております。そういった経緯で高校生の指導に赴いた時、生徒の話を私が何でも聞くという時間がありました。競技のこと、モチベーションやメンタルのこと、自分自身の悩みなど色んなことを聞いて答えていたのですが、ある生徒が『ベルさんのライバルは誰ですか?』と聞いてきました。私は『自分だよ』と答えました。『誰かや結果にとらわれると、誰かに勝った時や結果を得たら目的や目標を失ってしまうからね。毎日自分を更新する気持ちでいればメンタルもブレないし、自分も向上するし、何かに惑わされることもない。これは競技だけではなく、人生において言えることだよ』と、文章以上にもっと嚙み砕いて伝えました。

高校生の子供たちは『なるほど!』と目をキラキラさせて頷いてくれていました。成長に大きなジャンプアップなんてなくても、一歩一歩自分を乗り越えた先に確実な成長があります。お互いに高めあうライバル関係も、もちろん素晴らしいし『全国制覇』など目標を掲げることも素敵なことです。その根底にあると良いのがブレない精神、モチベーションの維持だと思うので昨日より今日の自分、今日より明日の自分が1mmでも成長することを目指すと意思も強固となります。さらに『勝って兜の緒を締めよ』ではないですが、勝ったからと驕ることもなく、謙虚な気持ちも維持できると思っています。

この精神は昔から変わらず占い師になった今でも持ち続けている自分のモットーでもあります。

なぜ、このブログを書いたか?夢でみて思い出したからです。懐かしい気持ちになりました。

霊感って何???

占いをしていると、よく「霊感あるの?」とか「霊感って何?」と聞かれることがあります。なるほど・・・占いである『霊視』は確かに特別な霊感の一種です。ただ、俗にいう『霊感』について色々な見解はあるかと思いますが、私なりに感じたことでお話させて頂けたらと思います。

私は霊感のない人は、いないと思っています。誰しもが持っているけれど気づいていなかったり弱かったり或いは信じたくなかったり様々なパターンで認識されていないだけだと感じています。

例えば私でいうと親しくしていた方が亡くなる時は、それぞれの形でお知らせに来てくださいます。それも一種の霊感になります。もっと身近なことで言えば滅多に連絡を取らない相手を想ったら連絡が来るとか嫌な予感が当たることも、また一種の霊感だと感じています。このように様々な強さや種類の霊感があり、皆様も知らず知らず助けられていたりします。何もおどろおどろしいことではなく、自分を守ってくれたり知らせてくれたり時には気づかせてくれたりと色々な形や方法で存在するのが霊感であると思います。私の経験や体験、色んな方々を見てきて感じた見解でした。

『2025 心を磨く』

新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。

今年1年は「激動の1年」となります。2024年も個人的には激動でしたが、更に激しい動きがある年となりそうです。tiktokやインスタなどでも度々投稿しているのですが、これからの時代に必要なことは『人間力』となります。どういうことかと言うと、以前にも増して個人の倫理観、道徳観念、人としての素養が問われるようになるのです。『何かの一部、集団の一人』ではなく『自分という人間』で勝負していく時代に突入しています。『自由』と『勝手』の違いや『前向き』と『楽観視』の違いに気づかせてもらうのではなく、自分で気づいていかなくてはいけないことも示しています。つまり溢れかえる情報の中から正しいものを精査していく力も必要となります。

少し難しい話になってしまいましたが、簡単にいうと絶えず『心を磨く』ことが大切ということです。それぞれの個性、それぞれの心の美しさがあります。みんな違って良いんです。突出した能力じゃなくて優しい気持ちや温かい気持ちで良いんです。それが魅力ですから。それを自分の手でより輝かせることが必要なのです。皆様の魅力がピカピカ光りますよう願い、私自身も皆様のお役に立てるよう日々学び続け成長していけるよう邁進して参ります。一緒に頑張りましょう!

『2024 感謝』

11月23日より占いハートフル、リモート占い館に出演させていただいております。

遠方により占い館に出演できず、リモート限定となっております。先生方から手厚いサポートを頂き、出演できていることは本当に有難いことだと感謝の気持ちでいっぱいです。

そして、素敵なお客様ばかりで私の方が元気を頂いたり勇気を頂いております。本当にありがとうございます。私自身もまだまだ研鑽を重ねて、お客様のお力になれるよう邁進して参ります。

激動の2024年・・・時代が変わることも自分自身の生活の変化も含め振り替えると『激動』という言葉が一番ぴったりな気がします。さらに2025年は激しく動く年になります。目まぐるしい変化に臆することなく強い信念と熱い気持ちで進んで参りたいと思います。

本年は大変お世話になりました。来年もよろしくお願い致します。時節柄、ご自愛くださいませ。

ベル

『運命』と『宿命』

お客様から聞かれることもある『運命』と『宿命』の違いについて。

『宿命』は生まれた環境、状況(家族、生まれた場所、誕生日など)で変えようのないものを言います。

『運命』は宿命とは逆に自分で選択したり変えることが出来る領域を言います。

一人一人違う宿命を背負って、自分の運命を生きます。運命は選択の連続です。大人になればなるほど、その選択に責任も生じます。だからこそ、迷ったり悩んだりします。そういう時に私自身も占いの力を借りてアドバイスを頂きます。「あ、そういう考え方もあるのか」「自分だけだと思いつかなかった」というようなインスピレーションがあります。占いを通して自分の感性や多角的に見る視点を増やすことで色んな選択肢に出会えていると感じます。様々な占術を使い『運命』を彩のよいものになりますよう活用していけたらと思います。

ゆるーく、のんびり縁起を担ぐ

もう年末・・・あっという間ですね。イベントもぎっしりで目が回りそうです。

そんな慌ただしい我が家ですが毎年年末に『おせち』を作ります。(喪中の場合は作りませんが)「え?今時!?」と言われることもあるのですが、結構簡単なものばかりを選んで作っているんです。どこか完璧でなくてはいけないという先入観から「面倒くさい」「時間がもったいない」と思われがちなのですが、時代に合わせて自分たちのペースに合わせて行事を楽しむというスタンスで良いと思うんです。食べない選択肢もOK!買って食べるのもOK!作って食べるのもOK!どんな選択も許容しあえるのは今の時代、多様性の良さだと思っています。

そして『おせち』の意味としましては「1年間の縁起を担ぐ」ことにあります。健康で元気に頑張れるように、金運に恵まれるように、成長できますように・・・などなど、食材によって意味が変わります。今年は激動の一年でしたが、皆様のおかげで乗り越えられそうです。来年は家族と友人、占いハートフルの先生方、大切なお客様の幸運を願って『おせち』を作りたいと思います。得意なおせち料理は『黒豆』です。

寒さが本格的になって参りました。ご自愛くださいませ。

和尚さんの『ありがたい話』

ある日、とても忙しかった和尚さん。

忙しく駆け回っていたところ本堂の廊下で角材に足をぶつけて流血。この忙しい時に!激痛も相まって頭に血が上り「誰だ!こんなところに置いたのは!」と奥様に向かって怒鳴ったそうです。そこで奥様が「あら?あなたが置いてた角材ですか?」と表情を変えずに仰ったそう。和尚さんは「ㇵッ!」としたそうです。数日前から自分が片づけず置きっぱなしにしていたことを・・・自分のせいだと分かると急に冷静になり恥ずかしくもなり奥様に大きな声を出したことを謝罪して病院へ行ったそうです。

つまり何が言いたいかというと『人のせい』だと怒りが湧くのに『自分のせい』だと冷静になれるのです・・・例え結果が同じでも。

この話を聞いてから自分にとって不都合な出来事も不運な状態も感情に囚われず、結果に対してどのように対応対処することが適切か考えるようになりました。誰かのせいでも何かのせいでもなく、かといって過剰に自分を責めることもなく失礼があったら誠心誠意謝罪して反省して次に活かすほかないのですから。

和尚さんは「このような職につきながら自分の至らなさ未熟さを思い知った。誰かに怒りをぶつけることで誰かのせいにすることで自分は悪くないと無意識に働いていた・・・良くないですね。嫌なことが起きた時こそ、起きた物事をどう解消するか解決するかに視点を置く必要があります。学びました」と苦笑いしながら仰っていました。いたく感銘を受け、ずっと私の心の元となっている考え方、価値観となっています。日々学びですね、感謝です。