意地悪な人から学ぶこと

人生は至る所に学びが転がっています。

楽しいことや熱中することだけが学びではありません。日常の些細な出来事も自分の中にない感覚は全て学びになります。

今日、子供と一緒にいる時に、とても意地悪な人と遭遇しました。コミュニケーションを取る必要があったので会話をしたのですが、立場を振りかざして乱暴な物言いをしてきたんです。私は淡々と必要な説明と最低限の会話に留めて訂正も反論もしませんでした。その意地悪な人と離れてから子供が「あのひと、ことばがきつかったね。らんぼうだし」と私にこそっと話してきました。

私は「とても優しい人もいっぱいいるけど、残念ながら意地悪な人もいるんだよ。それは子供でも大人でもおじいさんおばあさんでも。でも、自分が嫌だな、乱暴だなと感じたことは人にしないっていうことが大切なの。同じように乱暴に返したり嫌な言葉を使ったら意地悪な人と同じになっちゃうからね」と言ったら子供が「そうだよね。『はんめんきょうし』だね」と言って一緒に笑いました。

嫌な出来事や嫌な人と出くわすと「ついてない」とか「むかつく」とだけ思って終わるともったいなくて、こんな嫌な人も世の中にいるんだなぁという一つの経験だと思うと、少し気持ちが落ち着くように思います。正直、嫌な気持ちにはなりますが(笑)嫌な経験も必ず学びがあるので子育てでは嫌な気持ちを共感しつつも違う視点や「あなたの味方、必ず守るからね」と不安を取り除いて安心感を与えてあげると良いです。子育てに正解はありませんが、子供がスクスク伸び伸び成長できることを一番に考えて行動できたらと思います。

恋愛は夢、結婚は現実

よく恋愛の延長上に結婚があると思われていますが、これは少し違います。

恋愛という電車が線路のレールを走っているとします。途中にある分岐点で真っすぐそのまま進む方向が「このまま付き合いを続ける」で、関係を切り替えて分岐線つまり全く違う方向に進むのが「結婚」になります。

今は、婚活で結婚前提に知り合い条件をみてサクっと付き合って結婚に至る場合がありますが、これはこれで別の話になります。今度、西洋占星術の観点から自分に向いているのは恋愛結婚なのか婚活結婚なのかを書きたいと思っています。話が脱線しましたが、戻します。

恋愛というのはハッキリ言うと何の責任もないですよね。自分の悪い所を隠すことも出来るし、楽しい時だけ過ごすこともできますから。お互い燃え上がっていれば尚更、周りは何も見えないし何も聞こえないし。問題が起きても所詮、個人で解決するしかないですしね。ところが結婚となると完全に話が変わります。

こんなことを言うと結婚したくなくなってしまうかもしれませんが、結婚は「覚悟」です。良い時も悪い時もお互いを支えていくという絆を育み、至らない自分を夫婦生活や子育てを通じて成長させていかなくてはいけません。たまに「ありのままの自分で」なんて聞きますが、ありのままというのは「私、変わりませんから」という宣告と同義です。人は変化してこそ、成長し人として磨かれ輝きます。

美味しい所だけ楽しい所だけ・・・とは、いかないのが結婚です。でも、それ以上に確かな幸せや辛いことを一緒に乗り越えた時の幸福度は恋愛では感じられないものがあります。恋愛にも結婚にも良い所があります。ただ、別物であると知ることで自分はどちらを走りたいか迷いが減るようになると思います。ぜひ、ご参考まで。

【手相】熱いタイプ✋

親指と人差し指の間が肉付きの良い人は『熱いタイプ』の方が多いです。

正式な名前は「第一火星丘」と言います。ここが発達していると燃えるタイプなので、勝負の世界にいる方やスポーツ選手などしのぎを削る仕事をしている方が多いように思います。

もともと攻撃性を表す場所でもあるのですが、発達しすぎて悪く出ると乱暴だったり怒りっぽいとか短気とみます。穏やかな異性が好みの方は、ここをこっそりチェックしてみるのもおススメです。

とはいえ、手相は1か所だけみて判断するということは、あまりありません。トータルで判断しますので、発達しているからと不安にならないでくださいね。全ての物事は表裏一体です。良い面が「情熱的」で悪い面が「攻撃的」と捉えるとすると、両極端なもの同士の間に広いグラデーションが存在します。極端な判断よりも総合的に見て参りましょうね。ご参考まで。

気持ちを吐き出してみて

なかなか人に言えないことを抱えていませんか?

頭では理解していても心や行動が伴わなかったりすると、自分の中でギャップが生まれて苦しくなる現象が起きます。「何で納得したはずなのに苦しいんだろう?」とか逆に「呑み込めていないのに行動(仕事・恋愛・人間関係)は続けていかなくてはいけない・・・辛い」という風に頭と心が捻じれてきます。

この捻じれは時間が経てば経つほど解くのに時間がかかります。

自分の中でモヤモヤしたものを抱えたまま暫くするとモヤモヤしたことが日常となり、クリアにならないままモヤモヤが増えては抱えて、増えては抱えて・・・を繰り返してしまいます。そうすると、自分の力ではどうすることもできない位、心が不透明になっていきます。「本当の自分って何だろう」とか「自分って何しているんだろう」という曖昧な問題に包まれていくように思います。

人によっては誰かに話すことで話しながら整理できる賢い方もいらっしゃるし、ちょっとしたアドバイスで気づける精神性の高い方もいらっしゃいます。内容によっては話すだけでモヤモヤを吐き出せる器用な方もいます。誰しも自分なりに消化するための能力を持っています。消化する方法は人それぞれ違いますが、話すことがきっかけになることが多くあるように思います。そして話すことが問題解決しようとする行動の一つでもあります。ですから、なかなか周りに言えないようなことや一人で抱えている問題があれば、ぜひ占いへ来て話をしてみてください。

以前もブログで書きましたが、私にとってお客様は大切な人の一人です。「大丈夫かな?」「お身体辛くないかな?」など、いつも心配しております。一人で抱え込むよりも自分の気持ちを吐き出せるところを見つけて吐き出してみてください。それが既に問題解決の一歩となっています。

年齢で判断は✖【子育て・乳児期編】

産まれてから就学前までの間、何度も検診や検査などがあります。しかも、肉体的なことだけでなく、発達や育て方まで細かく調べて確認されます。~カ月までにすることや~カ月までに見られる発達など本当に細かくあります。そういったマニュアルにほっとする人もいますが、ほとんどは追い詰められる人の方が多いように思います。

なかなか話さない・・・思うように食べない・・・なんて悩みはつきものですよね。発達を心配する気持ちも分かります。ですが、適齢になれば確実に検査ができます。それまでは一人の人間であり、一つの個性だと認めてあげてくださいね。それに、一人一人全て違います。個性があります。だから楽しいし面白いんです。ですから、子供を愛する余裕を持つ為にもルールにばかり縛られないでほしいと思っています。

例えば我が子も乳児の頃、小さめに産まれたせいかミルクの量がなかなか増えなかったんですよね。でも、助産師さんや民間の栄養士さんと相談しながら調整をしていました。そして検診に行った先で普通の月齢よりミルクの量が少ないと酷く叱られました。相談しながらしている話をしても月齢より少し不足しているという事実だけで厳しい言葉をかけられて愕然としたのを今でも覚えています。

助産師さんや栄養士さんたちは「急に飲めるようになる子もいるし、離乳食でぐっと進む子もいるんだから。何なら、ずーっと食の細い子だっている訳だからね。一生懸命悩んで頑張って工夫しているんだから大丈夫」と励ましてくださいました。本当にその通りで、しばらくしたら驚くほどミルクも飲むようになったし、離乳食は一生懸命食べてくれるようになりました。逆にミルクを良く飲んだけど離乳食が進まず悩む親御さんもいますよね。標準や目安はあれど、その子の個性があることが分かりますよね。心配や悩むことは大切なことですが、年齢や月齢にしばられて育児が苦しくなるよりも、出来たことや前進したことを楽しめる育児になればと思いブログに綴らせて頂きました。ご参考まで。

『タロット』から学ぶ【依存】

タロットのⅩⅤのカード、THE DEVIL(デビル)悪魔の象意は『依存』です。このカードは自分では気づけない依存の在処を教えてくれます。THE LOVER Ⅵのカードでは選択に必要なバランスについてお話しましたが、より深いバランス感覚が必要だということを伝えているのが、このカードです。ぜひ、参考にしてみてくださいね。

人には様々な欲求があります。それ自体は当たり前のことであり、普通なことです。その当たり前の欲求もコントロールを失い許容範囲を超えだすと強い拘りとなったり、そのものに依存してしまったりします。つまり過剰な欲求が依存に繋がるということは、依存の在処は『自分自身』ということになります。

依存してしまうのは「そのものが魅力的だから?」「相手も依存してくるから?」違います。万が一、何かや誰かが依存してきたとしても自分が興味がなければ何とも思わないですよね。自分にも欲望があるからこそ『依存』というのは成立するということです。簡単に言うと「自分を縛っているのは、自分である」ということです。

デビルのカードは、ぬるま湯状態を表し、抜け出せない状況を示しています。居心地は良いのかもしれませんが良い状態・・・とは程遠く自分に甘く、悪循環であることを伝えています。上記の通り、依存の在処は自分です。つまり自分が変われば万事変わるということです。他責から自責に転じることが「脱依存」に繋がります。一歩ずつ着実に参りましょう。

【西洋占星術】Lion’s Gate Portal🦁

7/26~8/12頃まで『ライオンズゲート』という宇宙と地球をつなぐ扉(スピリチュアルの門)が開く期間があります。ちなみに1年に4回起こる4大ゲートの一つです。その中でも特にライオンズゲートは最大級のエネルギーが降り注がれると言われています。

エネルギーが満ち、願望成就しやすいパワフルな期間です。さらに、一番パワーが強く降り注ぐ日は8/8と言われています。この日は特に自分の叶えたいこと、願いなど強く発信して参りましょう。

パワーが溢れてオーバーワークになりすぎたり、余計に動き回りやすくなりますのでから回らないように気を付けてくださいね。運が強いというと嬉しくなるかと思いますが、その負荷は必ずやってきますから強運を使いこなしたり、コントロールする力が求められます。一緒に頑張りましょう!

恋は『病』

恋の病にかかった・・・なんて経験はありますか?その人のことばかり考えてしまったり、何も手につかなくなったり、根拠もなく不安になったり心配になったり・・・

私が思うに恋の病にかかるというより恋そのものが『病』だと思っています。付ける薬もありませんし、我に返る(治る)までも人それぞれ違うタイミングで操作のしようがないですからね。

2025.6.1に書きましたブログ『恋と愛』でも綴りましたが恋自体が「自分都合な思い」ですから、一方的な思いです。その「恋」に応えてもらうと「愛」に変化を遂げて二人で育む「恋愛」に発展するように思います。何とも素敵な流れ・・・

恋は一人でも成り立ちますが、恋愛は二人でするものです。そこで恋愛に悩んで、なぜ上手くいかないのか?と躓いた時に思い出して欲しいのが、まだ「恋」の状態ではないか?ということです。一方的に気持ちをぶつけることも「恋」ですが、気持ちを通わせず自分が我慢ばかりする犠牲心、これもまた「恋」なんです。嫌われたくない、好きでいてほしいという一方的な気持ちがある訳ですから。

恋人関係に限らず、夫婦でも然りです。気持ちを通わせることが出来ないと、その先も続きません。恋愛に限ったことではありませんが、理論的で合理的なことだけで判断するのではなく、面倒かもしれないけれどコスパが悪いかもしれないけれど気持ちが通じる努力をしてみてくださいね。恋という病からの脱却は「恐れないこと」です。

与える人こそ与えられる

自分自身がギバー(与える側)なのかテイカー(与えられる側)かという議論を耳にします。その二種類のバランスを取るのがマッチャーと言います。こういった人種を分類するようなものって、人気がありますよね。分かりやすいので、誰でも理解しやすいし、人というのはカテゴリーを分けると安心する性質を持っていますから流行るのも分かります。

しかし、実際はこんな簡単な分け方が出来るわけがありませんよね。でも、人の性質としてハッキリ分かりやすくカテゴライズされると理解が早いし精神的に楽になるので分けたがりますが・・・

ほとんどの人は大きなグラデーションを持ってギバーであり、テイカーであり、マッチャーという性質を持ち合わせています。そのうちパーセンテージが多いのはどれかということであって。

そして得る側になりたい人こそ理解してほしいのが「与えるからこそ与えられる」ということです。与えられているように見えて羨ましく感じる人ほど、しっかり人に尽くしたり存在自身が与える側にいます。この世の中、ただただ得るということはあり得ないということです。まさに「自分のしたことが返ってくる」つまり因果応報ということです。

ですから言葉やカテゴリーに惑わされて自分や人を決めつけるのではなく、親切にしたら親切が返ってくるし優しくしたら優しさが返ってくるとシンプルに考えてみてくださいね。

『タロット』から学ぶ【内部からの変化】

タロットⅩⅣのカード、TEMPERANCE(テンペランス)の象意は『内部からの変化』です。このカードは、変化とは一体どういうことで何をもたらしてくれるのかを教えてくれます。そしてⅤのカード、THE HIEROPHANT(外部からの変化)のレベルアップ版です。外面的なことではなく、自分の核心という弱い部分に触れて、本当の変化とは何か?変化に必要なこととは何か?ということを追求していきます。

人は大なり小なり様々な問題にぶち当たります。でも、問題をややこしくしているのが「自分の心」だということに気づいている人が殆どいません。その証拠に自分が変わるのではなく状況や相手に変わることを求める人が多いように思います。なぜ、自分は変わらなくて良いのか?それは自分は間違っていないと思っているからです。そこに大きな問題が隠れていることに気づかせてくれるのが、このカード。

環境や状況と共に人は柔軟に変化していかなくては生きていくことが苦しくなってしまいます。つまり本当に必要な変化とは自分の心の在り方なのです。自分を縛っているのは自分の思考や価値観です。自分が変わるだけで見える世界が変わったり、違った視点を得るのです。状況や人を変えるまでもなく、自分が柔軟な視点と美しい心を持てたら、自ずと現実と心のバランスが取れるようになるのですから。だからと言って何でも従順になることや全て飲み込む・・・というのは違います。それは、ただの『言いなり』です。大切なのは「自分にとって良い方法」の選択ではなく「自分を含め全体に良い方法」を理性的に合理的に考える「しなやかさ」になります。

テンペランスのカードは『心のコントロール』を示します。理性と感情をコントロールすることで様々な環境に適応したり、調和することが出来ます。このバランス感覚は、時代が大きく動く中で必要な能力の一つであると思います。もっと簡単にいうと臨機応変にいきましょう!ということです。変化を恐れず参りましょう。