こんにちは。
朝日奈希(あさひなまれ)です。
あいかわらず、自宅にこもろうというメッセージが続いている今、なにをしていらっしゃいますか。
わたしは、過去にあった、強烈な人のことを思い出します。
はっきり言って、その方のことは、ちょっと苦手でした。
だけど、考えかたや言動は、わたしにとって、とても刺激的でした。
なぜ、刺激的だったのかを振り返ってみます。
まず、その方とわたしの共通点がありました。
夜、眠れない。
眠っても、すぐに目が覚めてしまう。
辛い、とぼやいたときに、その人は、言いました。
「辛くないよ。自分は、夜中、起きたら、そのまま眠らない。」
「眠れなくても、横になっているだけでも、体は休まるよ。
それに、朝までなにをやってるの?」
「せっかく、時間があるんだから、本を読んだり、DVDを見たり、仕事のアイデアをまとめたり。することはたくさんあるよ。眠れなくて、ラッキーじゃん」
へー、そういう考えかたもあるのねと呆然としました。
わたしは、眠ろう、眠ろうとあせると、よけい、眠れない。
眠れないまま、朝を迎え、漠然とした不安感のまま、仕事に行く。
その繰り返しでした。
でも、眠れない時間に好きなことをすればいいんだよ。という、わたしにとっては、とんでもない考えかたは、それも、ひとつの改善策とうつりました。
夜は、眠るという、常識にしばられなくてもいいんだ、と思ったら、少し、楽になれました。
その方の思考回路は、すべてにおいて、そんなかんじでした。
今は、外国に住んでいますが、日本にいるときから、とにかく、頻繁に引っ越しをしていました。
「人生は、旅だからさー。」
という言葉を実践していました。
マイホームを購入しなくては、なんて、一度も考えたことはないんじゃないかな。
ほかの人と比べたり、みんながするからしなくては。なんて、考えなくていいじゃん。
自分だけのオリジナルな生き方のほうが、楽だし、楽しいよ、というメッセージをその方の生き方そのものから、感じました。
わたしは、まだ、正直、その域にまでは、振り切れていません。
でも、あたりまえだったことが、あたりまえではなくなった今だからこそ、発想を転換して、自分だけの、オリジナルな生き方をめざしたいなと考えています。
あなただけの、オリジナルな生き方を探してみるのも、楽しいのでは?
朝日奈希(あさひなまれ)