近年、世代問わず謝ることが出来ない人が増えているといいます。欧米の謝ったら負け文化の影響なのか、損得を計算しすぎて謝るタイミングを逃したせいなのか、単に謝ることが出来ないのか分かりませんが「ごめんね」の一言が言えないようです。
謝ることを避け、のらりくらり逃げたり誤魔化したり曖昧にしたり・・・
では、なぜ謝れないのか。総じて感じることは「相手に対して誠意がないから」に尽きるように思います。自分の保身やプライドを守ることに必死であったり、開き直って自分を正当化し始めたりするから謝れないように思います。本来、謝るべき相手に申し訳ないという誠意があったら謝りますからね。
私も子育てをしていて、注意のつもりが強い言い方をしてしまったり必要以上に厳しい言い方をしてしまうことがあります。その時は「今の言い方きつかった!ごめん!」と直ぐに謝るようにしています。そうすると子供も「気を付けなくて(自分も)ごめんね!」と返してくれるようになりました。叱られたから謝るというよりも相手に対して誠意で謝るということを子供を通じて私自身が学び実践しています・・・が、まだまだ未熟だと痛感させられています。
ありがとうも大切ですが、ごめんなさいも同じくらい大切に思います。過剰に謝る必要はありませんが、自分が間違った時、失敗した時は素直に「ごめんなさい」と言える自分でありたいと思います。