『浄化』と聞くと日常とは違う洗練されたことをするようなイメージがあるようです。しかし、そんなことはなくて日常で誰でもできるものも沢山あります。その一つに『涙を流す』ことも浄化の一つです。
泣くことを良くないとする風潮がありますが、時と場合はあれど泣くことは人に備わった大切な能力なんです。怒りであっても、悲しさであっても、感動であっても自分の琴線に触れた時、コントロールが効かず零れた涙は自分の気持ちを洗い流してくれます。
私が最近一人でコソっと泣いたのは子供の運動会の動画を見た時。涙の理由は、かけっこで一番だったから?違います。ダンスが上手に踊れたから?違います。障害物競争の一つに鉄棒があって、子供が苦手な逆上がりに挑戦した時です。失敗したんです。でも、誰も自分が出来ないことを挑戦しないような舞台で勇気をもってチャレンジしたんです。その逞しい精神や強い心に胸を打たれたんです。その場では、やはり人目もあり泣くことは出来なかったのですが一人になって子供の立ち向かう姿をじっくり見直してボロボロと涙が止まらなくなりました。こんなに小さな体で全力で頑張る姿に『私もこんな風に一途に突き進みたい』と恐れや不安、二の足を踏んでいる思いを洗い流してくれた気がします。
心が詰まったり苦しくなった時は、その時の動画を見て涙を流して『よし!頑張ろう!』という気持ちになります。浄化するため、あえて涙を流しているかもしれません。音楽や映画でも良いんです。自分の心を揺さぶるもので。涙で強さは測れませんから大丈夫です。自分の心に正直になれる場所で、ぜひ浄化してみてくださいね。