父が亡くなり、今はご先祖様になったんだと思うことがあります。
父の看とりに入り最期の時、1度力ない父の手を握ってみました。幼い頃はあったのかもしれませんが、年頃になり、父に触れたことはありませんでした。照れくささもあったのかもしれませんが、父はなぜだか、母よりは近寄りがたく感じていたのかもしれません。
触れること、温かな感触の残る手、血の繋がりという生命の神秘を死にゆく父に感じました。
思いきって手を握りしめたことは、父への親孝行でもあり、私への生きる命のバトンタッチでもあったのだろうとも今は思えます。
お盆が近づいて来ました。
京都五山の送り火はお盆に帰って来られた亡くなった方やご先祖をお見送りするための行事。嵐山桂川の精霊流しと同様、日本の伝統行事であり、夏の風物詩でもあります。
美桜は季節の折に触れ、父方、母方の両方のご先祖様のお墓を参り、花をたむけ、お線香をあげ、手を合わせます。
そして今日、今ここにいることに感謝し、ご先祖様が安らかでいらっしゃるよう祈ります。
東京のご先祖のお迎えはなすやきゅうりに割りばしで足を作りなすは牛、きゅうりは馬で、お迎えは早く戻られるよう馬で、見送りはゆっくりの牛でとの意味があります。
土地柄でいろいろな風習がありますが、国でも亡くなった方への習わしは様々です。
シンガポールの中華の方々が暮らす地域のお寺にお盆の時期に詣でる機会があり、そこではご先祖様があの世で困らないよう、紙であつらえたテレビなどの電化製品や紙幣を燃やすのを見たことがあります。
これらはお亡くなりになってからできる最善のことですが、今、会える間に、いつかではなく今会いにゆくことは何より大切だと美桜は思います。
母が作ってくれた料理で美桜がもう一度食べたいのは八宝菜。なぜかしら?他にも毎日いっぱい作ってくれて食べたのに。なぜだかリクエストするなら、酸味の効いたとろみのある八宝菜が食べたい。今何をしたいのか、してほしいのか。
お盆の時期に際しまして、皆さんも今一度ご両親やお世話になられた方、友人にぜひ会いに行って、たくさん話したり、触れてみてくださいね。
また、すでにあの世に召された方々も魂が帰ってくるというお盆の時期にたくさん故人との思い出に浸り、安らかにと祈ってくださいね。
きっと今生かされている自身を労り、いとおしく大切にと思えるはず。
ご先祖様は恋愛にもとても力を貸してくださいますよ。会えなくなっても繋がりを感じます。
今日は明日の糧になる ハートフル自由が丘店 美桜🌸
