昨晩は隅田川の花火大会でした。
花火がちょうど盛り上がっている音も聞こえるころ鑑定にいらしてくださったお客様がいました。
鑑定を終えてお会計をしている、まさにその時、空が急に変わり、ゲリラ豪雨が降り出しました。
「30分も待たずに止むと思いますよ、雨宿りしていってください」
そうお伝えしたのですが、お客様はどうしても帰るとおっしゃいました。
置き傘をお渡ししようとしても、最初はなかなか受け取ってくださらず。
「返さなくていいですから」と伝えて、ようやく受け取っていただき、大雨の中へ飛び込んでいかれました。
☔️差し出されたものを、素直に受け取れない人
大雨が降っているのに傘をどうぞとお伝えしても受け取るのをためらう方がいます。
そういう方は、恋をするときも同じパターンになりがちです。
自分が幸せになることに、どこかブレーキをかけてしまう。
悪気があるわけでも、意地を張っているわけでもなく、ただ「受け取る」ということに、慣れていないのだと思います。
今回のお客様も、まさにそうでした。
彼女がいる人を好きになってしまった、というご相談でした。
しかも、さんざん好きにさせておいてから、後出しのように彼女の存在を告げられたという経緯があったそうです。
本来なら、相手を責めてもいい場面です。
でもその方は、相手をなじることなく、「好きになる前に聞かなかった自分が悪い」とおっしゃいました。
🫶頭ではわかっている、でも
会話の相性はとても良かったそうです。
運命的に、双方に離れがたいものがあったと感じている、と。
彼の本音はわからない。
でも、どうしても振り向かせてみようと決心すれば、動く可能性がゼロではない相性だった。
だからこそ、鑑定に来られたのに、その本音を強く言葉にできなかったのだと思います。
結婚しているわけではないので、道義的に誰かを裏切っているわけでもありません。
好きでい続けるだけなら、何の問題もないはずです。
それでも「傷つけられた」と言いながら、実際に傷つくのは、いつも自分自身なのですよね。
⚡️決断と実行
最後に引いたカードは「決断と実行」でした。
でも、大雨のせいで、ゆっくりお伝えすることができませんでした。
このカードが指し示す決断は、ひとつではありません。

彼を諦める決断も、それでも好きでい続ける決断も、どちらも立派な「決断と実行」です。
大切なのは、どちらを選ぶかではなく、
誰のせいにもせず、自分の気持ちを自分で選べるかどうか、なのだと思います。
彼女がいると知ってもなお、その人を嫌いにも恨みにもならず、ただ「好きだ」という気持ちを保てる人は、そう多くありません。
それができる自分を、責めるのではなく、大切にしてあげてください。