今年6月末、木星が獅子座に入りました。
前回蟹座の話を書きましたので、
今回は木星が来ているタイミングもあり獅子座です。最近獅子座さんのご相談も増えています。

木星の獅子座への滞在期間は2027年7月までです。
太陽が獅子座にある人にとっては、12年に一度の木星が自分の太陽を通過する時期。
「大幸運期」とどこかで耳にして期待している人も多いでしょう。
それなのに、この10月末から11月半ばにかけては獅子座から見て90度に位置する太陽蠍座の季節ということもあり『幸運期のはずがあれれ?』と思っている獅子座さんも多いと感じます。
たしかに幸運とは、何もしなくてもよいということではありません。木星は、可能性を広げ、成長の機会を与えてくれる天体です。その機会をどう生かすかは、自分の選択にかかっています。
獅子座は、自己表現、創造性、誇り、自分らしく輝くことを象徴します。
太陽獅子座の人にとっては、自分の才能や個性を前に出しやすい時期と言われています。これまで温めてきたことを発表したり、仕事で新しい役割に挑戦したり、好きなことを形にしたりする機会が増えるかもしれません。
どちらかといえば同じ火星座の牡羊座、射手座の方が、獅子座の木星から調和的な追い風を受けやすい時期です。太陽獅子座がちょっと戸惑いの秋を迎えている今、この二星座が情熱や行動力を刺激されて「やってみたい」という気持ちを素直に表現されているように感じます。
さらに現在は、火星も獅子座にあります。
木星が可能性を広げ、火星が行動を促す。自分の力を試したいという意欲が高まる一方で、焦りや強引さが出やすくなることも獅子座のモヤモヤを深めてるのかもしれません。
幸運期だからこそ、勢いだけで進むのではなく、自分が本当に望んでいることを見極めることが大切です。
太陽獅子座にとっての木星と太陽の重なり
太陽獅子座の人にとって、今回の木星は出生図の太陽にも重なるタイミングです。
もともと太陽は、獅子座にとっての守護を表す天体であり、自分らしさ、人生の方向性、自己表現を表します。そこに木星が重なると、自分の存在や才能をより大きく打ち出したくなるでしょう。
評価される機会が増えたり、自信がつく一方で、自己主張が強くなりすぎることもあります。やりたいことが増えすぎて、どれも中途半端になる可能性もあります。
なお太陽獅子座さんだけではなく
いわゆる年女年男にあたる午年の方、出生図の木星が獅子座にある人は、木星回帰を迎えるため木星の影響を他の星座で持つ人より大きくうけます。
木星が何座にあるのかは、ご自身のホロスコープの出生図でわかりますので、ご興味ございましたら鑑定の際にお気軽にお尋ねください。
木星の幸運を生かすには、思いついたことをすべて始めるよりも、今後も育てていきたいものを選ぶことが必要です。
幸運期は、耕運期でもある
木星が獅子座に入ったからといって、獅子座に惑星を持つ人全て華やかな出来事が起こるとは限りません。
新しい挑戦の前に、これまでのやり方を見直すことになる人もいるでしょう。自分の才能を発揮するために、生活や仕事の基盤を整える必要があるかもしれません。
木星獅子座の期間を「耕運期」と捉えるのもよいと思います。
畑を耕すとき、土を掘り返し、固くなった部分をほぐし、石を取り除きます。その作業は華やかではありませんが、種をまき、作物を育てるためには欠かせません。
太陽獅子座や火の星座の人にとって、今は自分の可能性を大きく広げるチャンスです。
だからこそ、何でも勢いで始めるのではなく、これから育てたいものを選ぶこと。根気強さを養うため、何かや誰かを育てることに取り組むのも良いかもしれません。
自分の才能を信じながら、必要な準備をすること。
そして、注目されることが大切なのではなく、自分が心から誇れる表現を目指すこと。
木星が獅子座に滞在するこの期間、あなたは何を世に出し、どんな未来を育てていきますか。
大幸運期は、幸運が降ってくる時期というより、自分の可能性を信じて動き出す時期なのかもしれません。
もちろん他の太陽星座にチャンスや幸運がないわけではありません。今どのようなタイミングで何をなすべきか、どんな幸運の風が吹いているかは、おひとりおひとり星の配置が違うように千差万別です。
そんな西洋占星術のホロスコープ鑑定もタロットなどのカード鑑定に加えてお伝えしております。
穏樹onjyu