意地悪な人から学ぶこと

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人生は至る所に学びが転がっています。

楽しいことや熱中することだけが学びではありません。日常の些細な出来事も自分の中にない感覚は全て学びになります。

今日、子供と一緒にいる時に、とても意地悪な人と遭遇しました。コミュニケーションを取る必要があったので会話をしたのですが、立場を振りかざして乱暴な物言いをしてきたんです。私は淡々と必要な説明と最低限の会話に留めて訂正も反論もしませんでした。その意地悪な人と離れてから子供が「あのひと、ことばがきつかったね。らんぼうだし」と私にこそっと話してきました。

私は「とても優しい人もいっぱいいるけど、残念ながら意地悪な人もいるんだよ。それは子供でも大人でもおじいさんおばあさんでも。でも、自分が嫌だな、乱暴だなと感じたことは人にしないっていうことが大切なの。同じように乱暴に返したり嫌な言葉を使ったら意地悪な人と同じになっちゃうからね」と言ったら子供が「そうだよね。『はんめんきょうし』だね」と言って一緒に笑いました。

嫌な出来事や嫌な人と出くわすと「ついてない」とか「むかつく」とだけ思って終わるともったいなくて、こんな嫌な人も世の中にいるんだなぁという一つの経験だと思うと、少し気持ちが落ち着くように思います。正直、嫌な気持ちにはなりますが(笑)嫌な経験も必ず学びがあるので子育てでは嫌な気持ちを共感しつつも違う視点や「あなたの味方、必ず守るからね」と不安を取り除いて安心感を与えてあげると良いです。子育てに正解はありませんが、子供がスクスク伸び伸び成長できることを一番に考えて行動できたらと思います。

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