2025年 11月 の投稿一覧

浄玻璃鏡

みなさん、浄玻璃鏡(じょうはりのかがみ)をご存じですか?私が子供に話す時は「閻魔様の鏡」と言ったりもします。この鏡は死んだ後、閻魔様が死者の生前の善悪の所業を見極めて裁くときに使われるものです。

自分が肉体を持って生きていた時どういった生き方をしたのか、その全てを映し出すものなんですよ。その生き様以外にも人にどんな影響を与えたのかも映し出されます。無意識に傷つけたり、知らぬ間に悲しませていることも。

だからこそ人は最低限、謙虚に誠実に正直にいなくてはいけません。この心さえあれば、気づかぬうちに誰かを傷つけていても気づいたら素直に謝れますからね。この心がなければ「は?知らないし」「私は悪くない」という傲慢な考え方になってしまいますから。

この鏡は人を裁くものという風に書きましたが、実際は自分の罪を反省させるためのものなんです。つまり、自分が犯した罪に対して「悪かった」と思える心が大切ということです。自分は間違っていない、正しいと思うのは人の常ですが、自分を正当化せず色んな意見や価値観に触れて人として磨きをかけていける方が素敵な気がします。

ちなみに我が子に、この話をしたら「まにさん(私)、もし先に閻魔様のところに行ったら『うちの子、いい子なんですよ~』って一言いっておいてね」と念を押されました。「あなたなら大丈夫だよ」と言ったら「万が一ってこともあるからね!」って・・・爆笑してしまいました。

【子育て】褒める幸せ

私の子供が毎日、クラスのお友達の「素敵だったところ」「可愛かったところ」「優しかったところ」など色々お話をしてくれます。もちろん「嫌だったこと」「悲しかったこと」も話してくれます。それを聞いていると「まにさん(私)は、どう思う?」とか「まにさんだったら、相手になんて言う?」と質問もしてきます。私も適当な答えではなく、本当に感じたことを伝えるようにしています。

もともと我が子は水星座が強く「可哀想なこと」「不安、心配」にフォーカスが当たりやすく、ネガティブなことを言う方が遥かに多かったんです。それはそれで共感したり、時には私なりに感じたことを伝えていたりしたのですが、ふと「あなたやお友達の素敵なお話も聞きたいなー」と言ったら次の日から自分が頑張ったことやお友達の素敵だったところを沢山見つけて話してくれるようになりました。

自分の性質的にフォーカスが当たりやすい所ってあるんですよね。ネガティブなことばかり言うからと言って悪いとは限らなくて、ポジティブに焦点を合わせてあげると小さい子供であればあるほど柔軟に見方が変化していくように思います。そんな我が子も色んな視点を得て色んな価値観が生まれているように思います。

人には必ず良い所があります。それを見つけられた時、自分の「素敵」な部分がUPするようにも思います。人を褒められる視点を持てるということは幸せになる一歩でもあります。子供のうちから色んな視点を持って世の中を見れるようになると、多様性な世の中に適応していけるように思います。ぜひ、ご参考まで。

【風水】干支の置物

もう11月も終わりに近づき、イベント盛り盛りな12月を迎えようとしています。

運気も徐々に来年に移行を始めています。そこで欠かせないのが干支の置物です。この置物ですが、どんな意味があるんだろう?別になくても良いよね?と思う方も割と多くいらっしゃるのですが、意味を知って置く置かないの選択をして頂けたらと思っています。

干支の置物は縁起物で福を呼び込むと同時に厄除けにもなります。

家族の健康や安寧を願い守ってくれる存在なんです。12/13に飾ると言われていますが、難しい場合は吉日を選んで飾ってみることも良いのではないかと思います。

来年は行動力、勢いのある午年です。エネルギーの象徴でもありますから、そのパワーを頂戴してエネルギッシュな年にして参りましょう。

*喪中の方は置くのを避けましょうね。

ちなみに私は低運気で、運も免疫が低い状態ですからエネルギーを頂きつつ、消耗しないよう激しく動き回るのは控えます。自分の運勢と照らし合わせながらバランスよく行動することも大切かと思います。ぜひ参考まで。

『優しい男』は最強

恋愛において最強な人は『優しい人』です。

たまに「優しい男はつまらない」「刺激がない」「飽きちゃう」なんて言う方がいます。

なるほどなるほど・・・その考え方もありますよね。でも、違う視点から言うと「つまらない・刺激がない・飽きる」なんて言う人は『相手から与えられたい人』なんです。

なぜ自分が楽しませて刺激を与えて飽きないようにしようと思わないのかなと思います。

本当に心の優しい人というのは、感情も穏やかで精神性が高かったりしますから刺激とは程遠いように思います。しかし、こういう男性を選ぶ人が所謂『見る目のある人』なんです。誠実で優しく真面目な人に敵う人はいないんですよ。

ただ恋愛とは波乱万丈でいたい方は、自分の趣味趣向のまま突き進んでよいと思いますし、決して悪いことではないんです。自分がそれを選択したのなら、それは自分の責任ですから。人生とは自分の責任で舵を切っていくものですから、好きに選択して良いんです。

でも、自分は幸せになりたい!と思うのであれば『優しい人』を選ぶことをオススメします。参考まで。

苦しい時に大切なこと

人生が好調だけの人はいません。

必ずアップダウンがあります。ただ、好転しやすい人はいます。困難や問題に対して理性的に的確に素早く判断できること、自分が可哀想という殻に閉じこもらない人は運も動きやすいです。

とはいえ、誰しも低運気であったり上手くいかない星が付いて回ることがあります。こんなに頑張っているのに・・・と、もがけばもがくほど苦しくなるようなことは自分が良いか悪いか関係なく起こります。大切なのは冷静な思考と誠実な行動です。

正直、低運気で八方塞がりな状態で開運・運気アップは難しいです。運も肉体のように免疫が落ちることがあるからです。運が風邪を引いて弱り切った状態で開運だからとフルマラソンを走り切ることが出来ないように、出来ないものは出来ません。そして、そういうDOWNの時期には、その時期にやらなくてはいけないことがあるんです。

現実的な問題の場合は感情を切り捨てた理性的な判断が必要になります。そして、可哀想な自分に言い訳をして不誠実な行動を取らないことです。現実から目をそらして良くなることはないからです。我慢が必要な時は冬眠する動物のように耐える必要がありますが、それは現実逃避とは違います。これが簡単に出来たら苦労はないのですが、ぜひ困難にぶつかった時は冷静さと誠実さをもって対峙してみて下さいね。

『タロット』から学ぶ【魅力的なエネルギー】

コートカードと呼ばれる人物カードの『ワンドのクイーン』から学ぶことをお伝えできたらと思います。

ワンドのペイジ、ナイトに続いてクイーンです。年齢域でいうと成人してからの大人の女性を表しています。このカードは自分のフィールドで輝く方法、それによって自分の魅力が増していくことを教えてくれます。ぜひ、参考にして頂けると幸いです。

家庭や職場など自分のいる場所で輝きたい・・・輝くために必要なことは「これでいいや」と惰性や諦め、無関心にならないことです。要は自分の信念や好奇心を持ち続ける必要があるということです。好奇心を持っていると自ずとエネルギーも沸いてきますし情熱も絶えず持ち続けられますよね。そういった精神というのは自分を輝かせ、さらに魅力となっていきます。ですから、様々なものに興味関心を持ったりアンテナを高くしている必要があります。

さらに本質的なことを言うと自分という人間を如何に充実させるか、満足させるかが大切になります。

そういう前向きな姿勢や思考は自然と魅力として光を放つように思います。黄色い服は繁栄や豊かさも表しているのですが、見るからに輝いていますよね。自分を輝かせるには自分を満たすこと、それによって魅力も増していくように思います。

ワンドのクイーンは「強いエネルギー」という意味もございます。人として女性として自信を持ち、エネルギッシュに前進していく姿は魅力以外の何ものでもないですよね。そんな強く逞しく美しさを持ち続けられるよう向上心や好奇心は切らしてはいけないことが分かりますね。明るく楽しく参りましょう!

【九星気学】2026年の凶方位

徐々に来年の運気に移行しているのですが、方角においては豆まき以降にパキっと切り替わります。ですから1月は、まだ2025年の吉方・凶方位になりますから気を付けてくださいね。

さて、来年の万人に共通する『凶方位』をお伝えします。

五黄殺(自ら災いを招く) 南

暗剣殺(突発的な災難) 北

歳破(すべてにおいて破れる) 北

大きな決め事や大きく動くことをする際に『凶方位』を避ける事をオススメします。

その人の運気によって体調を壊したり、トラブルに巻き込まれたりと良くない影響が起こりやすいですので、ぜひ気を付けて頂けたらと思います。

吉方は、生まれ年・生まれ月で変わります。例えば同い年であっても生まれ月が違えば変わりますし、月盤といって月によっても吉方に変動がありますから鑑定してもらうということが好ましいかと思います。ぜひ、参考にして頂けると幸いです。

思い出はエネルギー、執着は足枷

自分が辿ってきた道がどんなに険しく歪だったとしても、これから進む先もそうだとは限りません。過去に対して悔やむ気持ちや忘れられない思いもあるでしょう。それが思い出と思えた時、過去の出来事は全て自分の栄養となり、これから先に進むためのエネルギーとなります。

辛い苦しい気持ちを大事に抱えて、背負って進む未来の足取りは重いですよ。

人は宿命というリュックを既に背負っています。それにプラスして、過去の執着も両手いっぱいに抱えて歩いたらどうでしょう。重たくて嫌になって全て投げ出したくなりませんか?では、どうしたら良いのか。

過去に浸らないことです。過去の積み重ねが未来ではありますが、過去はあくまで過去であって、その都度清算していかなくてはいけません。人生であったこと全て抱えて進んではいけませんからね。心も体も身軽に参りましょう。それが自分を労わることでもありますから。ご自身を大切に。

『価値観』は合いません

恋愛の場面において、よく言われるのが「価値観の違い」や「価値観が合わない」というセリフ。そもそも価値観が合う人っているんですかね?そして、なぜ合っていると思い込んでしまっているのでしょうね?『価値観』という目に見えないものを合う合わないと言っている時点で「?」な気持ちと疑念を抱いています。

まずもって『価値観』は擦り合わせていくものです。

パズルのように型があって当てはめるように思っている方がいますが全然違うように思います。その時によって形を変えたり、柔軟にバランスを取るのが『価値観』な訳で。郷に入っては郷に従えと言うように自分の価値観なんて場所や状況や環境で如何様にも変化しますからね。

ですから契りを結ぶ理由に「価値観が合ったから」ではなく「好きになった人と価値観を擦り合わせても一緒にいたいから」が本当のところだと思います。

そして別れる時「価値観の相違」ではなく「価値観を合わせたくなくなった」が真実なんです。つまり、もう好きじゃない人に労力を尽くしたくないし努力できませんってことですね。

ですから、結婚やお付き合いに対して末永く続けていきたければ双方が「お互いに価値観を共有して擦り合わせていけるか」ということが大切になっていきます。

そもそも、家族や親族という血のつながった人たちだって価値観が全然違うのに、全く違う環境で育った赤の他人がピタっと合う訳なんかないですからね。合うかどうかではなく、お互いに合わせていける気持ちがあるかどうかです。

『タロット』から学ぶ【行動力】

コートカードと呼ばれる人物カードの『ワンドのナイト』から学ぶことをお伝えできたらと思います。

11.1に書いたブログ『タロット』から学ぶ【新たな始まり】で、ワンドのペイジについて書きましたが、今回はペイジよりも大人な「ナイト」について。このカードの行動力とは好奇心、挑戦する気持ち、常識に捕らわれない、物おじしない実行力などなど強く前へ進むことを教えてくれています。ぜひ参考にして頂けると幸いです。

カードの絵柄を見ても分かるように既に走り出していますよね。

つまり、大志を抱いた時点で人は心や身体は動き出しているということです。二の足を踏んだり、何か言い訳をして動かないことを選ばないんです。絶対に何か変化が起きているんです。それがワンドの持つ情熱と行動力の併せ持つ力なんです。

自分が挑戦してみたいことはありますか?情熱を燃やしてみたいことはありますか?

今すぐに現実的に無理だとしても、その情熱の炎が本物なら消えませんよ。焦らなくて大丈夫。そして、その強い思いを持ち続ければ必ずチャンスは巡ります。その時に、掴めるだけの力をつけておく必要があります。単なるラッキーを待つのではなく、自分が確実に掴み取る気持ちを常に持ち続けてくださいね。

ワンドのナイトは「猪突猛進」という意味もございます。駆け出したら止まれない感じがしますね。これは良さでもあり、正直欠点でもあります。このカードを出た時、やる気!勇気!元気!は良いけれど、一旦周りを見回す余裕やチームで一人で爆走してないか振り返る気持ちを忘れなければ大丈夫。魅力も欠点も紙一重です。ネガティブに捉えず良さに変換して参りましょう。