『価値観』は合いません

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

恋愛の場面において、よく言われるのが「価値観の違い」や「価値観が合わない」というセリフ。そもそも価値観が合う人っているんですかね?そして、なぜ合っていると思い込んでしまっているのでしょうね?『価値観』という目に見えないものを合う合わないと言っている時点で「?」な気持ちと疑念を抱いています。

まずもって『価値観』は擦り合わせていくものです。

パズルのように型があって当てはめるように思っている方がいますが全然違うように思います。その時によって形を変えたり、柔軟にバランスを取るのが『価値観』な訳で。郷に入っては郷に従えと言うように自分の価値観なんて場所や状況や環境で如何様にも変化しますからね。

ですから契りを結ぶ理由に「価値観が合ったから」ではなく「好きになった人と価値観を擦り合わせても一緒にいたいから」が本当のところだと思います。

そして別れる時「価値観の相違」ではなく「価値観を合わせたくなくなった」が真実なんです。つまり、もう好きじゃない人に労力を尽くしたくないし努力できませんってことですね。

ですから、結婚やお付き合いに対して末永く続けていきたければ双方が「お互いに価値観を共有して擦り合わせていけるか」ということが大切になっていきます。

そもそも、家族や親族という血のつながった人たちだって価値観が全然違うのに、全く違う環境で育った赤の他人がピタっと合う訳なんかないですからね。合うかどうかではなく、お互いに合わせていける気持ちがあるかどうかです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを残す

*