『タロット』から学ぶ【最終試練】

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タロットのⅩⅧのカード、THE MOON(ムーン)の象意は『最終試練』です。不安や困難、変化する不安定な状況というのは自分自身が試されている事象であると教えてくれるカードです。不透明な未来、見通しが立たない現実という不安や迷いを乗り越えるのは自分自身しかいません。頼れるのは自分・・・という強い気持ちを持つ必要があります。

人生とは自分が正しく真っすぐに歩いていても暴風に見舞われたり、叩きつけるような雨に打たれるようなことが起きます。急に分かれ道を選択しなくてはいけなかったり、歩いていく先に不穏な雲があっても進まなくてはいけなかったり波乱万丈です。ですが、そんな時こそ自分を信じる必要があります。

例えば分かれ道に差し掛かった時、進む先を多くの人が進むからという理由で進んでから失敗した時に「自分が選んだんじゃない」と逃げることが出来ます。でも、この逃げの思考というのは自分で正さないと永遠とループしていきます。何が起きても「誰かのせい」「何かのせい」と思い込むことで責任を持ちたくないんです。でも、どんな理由であれ自分の足で自分が進んだ以上は自分の責任です。この感覚を持つことで失敗も成功も自分の糧となります。

ムーンのカードは恐怖に打ち勝つと必ず自分の願望を掴めるという意味もございます。自分の願望は自分で叶えるという事です。ただ、根拠のない自信や努力が伴わない願望というのは当たり前に叶いません。自分を知り、自分の進む方向を見定めコツコツと前進していく先に願望成就が待っています。人生で困難や問題にぶつかった時、自分でしっかりと考えて覚悟を持って進んでみてくださいね。

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