子育てをしていると、子供を育てているのか私が人として試されているのかと錯覚することがあります。さらに、子供から学ぶことも多く、大切な気持ちを再認識させられることの連続です。そのような毎日の中で最近のテーマが『人間関係』です。
子供たちの中で悪いことをしてしまったり、間違ったことをしたお友達に対して「あー!ダメなんだ!」とお決まりの文句があるそうです。正義や物事の良し悪しを理解しているという意味では良いのですが、我が子には「相手を責めるよりも、悪いことや間違ったことをされて困っているお友達に『大丈夫?』と声をかけてあげられる方が親切じゃない?」という話をしました。
誰かを正論で責めることで正義を実感しやすいのは、大人や子供関係なくあると思います。しかし、その実感は一時的なものであり、更に実感を得たくて逆に欠点を探しに向かうということもあります。そのループは、犬が自分の尻尾を追いかけてグルグル回っているような感覚と似ているんですよね。その不毛な行動よりも困っていたり悲しい気持ちになった人に「大丈夫?」と声をかけたり、手を貸してあげる優しさを持ってほしいと思い『責めるより助ける』方へフォーカスしてみたらどうかな?という話をしました。
子供は小さいながらに『ほんとうだね!そっちのほうが、しあわせなきもちになるね」と理解してくれました。子供から話を聞かなければ、こういったことを一つ一つ考えなかったことを思うと、やはり私が育てられているなぁ・・・と思ったりします。小さいながら毎日一生懸命頑張る我が子にパワーをもらっています。うまくいかない日もあるし、落ち込む時もあるけれど全てが大切な出来事だと思っています。感謝の毎日です。(小声:毎日くたくたですけどね!笑)