【子育て】

誰でも失敗するんだよ

昨日、子供が「AくんがBちゃんに意地悪なことしたんだけど、Aくんが自分で『意地悪なことしちゃった・・・』って泣き始めちゃったの。だから私、誰でも失敗したり間違ったりするんだよ。子供だって大人だって。大事なのは、ちゃんと『ごめんね』って相手に伝えることだよって教えたんだ!」と、その日あった出来事を教えてくれました。

その後、一緒にBちゃんのところに行って「ごめんね」って謝り楽しく遊べたそうです。私は「すごいね!素敵なお話しだね」と言ったら「まにさん(私)が、いつも言うでしょ?わたしにもみんなにも。誰でも間違うことがあるからって。大事なのは『ありがとう』と『ごめんね』だもんね」と子供に言われてハッとしました。

まだまだ小さいと思っていた我が子ですが、自分なりに色んなことを考えて行動しているんだなと気づかされました。自分では自然と発していた言葉でしたが、子供にこんなに影響あるのかと思うとドキっとしました。私自身、言葉遣いや言い方をしっかり考えなくてはいけないなと実感しました。

誰にでも間違いや失敗はあります。悪意のあるものは別として、誰にでもトラブルは起こりえます。自分の範疇だけなら未然に防ぐ対策ができますが、それでもミスることもあるし、他人や思いがけない出来事で狂うこともあります。だからこそ、大切なのは間違った後の行動になるかと思います。

自分の価値観や思想は置いておいて、常識的に相手を思いやれば答えは簡単かと思います。人を傷つけてしまったら「ごめんなさい」失敗して助けてもらったら「ありがとうございます」至ってシンプルです。素直な心が人生を切り開きます。今回も子供から教えられました。有難いです、感謝です。

【子育て】『責める』より『助ける』

子育てをしていると、子供を育てているのか私が人として試されているのかと錯覚することがあります。さらに、子供から学ぶことも多く、大切な気持ちを再認識させられることの連続です。そのような毎日の中で最近のテーマが『人間関係』です。

子供たちの中で悪いことをしてしまったり、間違ったことをしたお友達に対して「あー!ダメなんだ!」とお決まりの文句があるそうです。正義や物事の良し悪しを理解しているという意味では良いのですが、我が子には「相手を責めるよりも、悪いことや間違ったことをされて困っているお友達に『大丈夫?』と声をかけてあげられる方が親切じゃない?」という話をしました。

誰かを正論で責めることで正義を実感しやすいのは、大人や子供関係なくあると思います。しかし、その実感は一時的なものであり、更に実感を得たくて逆に欠点を探しに向かうということもあります。そのループは、犬が自分の尻尾を追いかけてグルグル回っているような感覚と似ているんですよね。その不毛な行動よりも困っていたり悲しい気持ちになった人に「大丈夫?」と声をかけたり、手を貸してあげる優しさを持ってほしいと思い『責めるより助ける』方へフォーカスしてみたらどうかな?という話をしました。

子供は小さいながらに『ほんとうだね!そっちのほうが、しあわせなきもちになるね」と理解してくれました。子供から話を聞かなければ、こういったことを一つ一つ考えなかったことを思うと、やはり私が育てられているなぁ・・・と思ったりします。小さいながら毎日一生懸命頑張る我が子にパワーをもらっています。うまくいかない日もあるし、落ち込む時もあるけれど全てが大切な出来事だと思っています。感謝の毎日です。(小声:毎日くたくたですけどね!笑)