【子育て】

年齢で判断は✖【子育て・乳児期編】

産まれてから就学前までの間、何度も検診や検査などがあります。しかも、肉体的なことだけでなく、発達や育て方まで細かく調べて確認されます。~カ月までにすることや~カ月までに見られる発達など本当に細かくあります。そういったマニュアルにほっとする人もいますが、ほとんどは追い詰められる人の方が多いように思います。

なかなか話さない・・・思うように食べない・・・なんて悩みはつきものですよね。発達を心配する気持ちも分かります。ですが、適齢になれば確実に検査ができます。それまでは一人の人間であり、一つの個性だと認めてあげてくださいね。それに、一人一人全て違います。個性があります。だから楽しいし面白いんです。ですから、子供を愛する余裕を持つ為にもルールにばかり縛られないでほしいと思っています。

例えば我が子も乳児の頃、小さめに産まれたせいかミルクの量がなかなか増えなかったんですよね。でも、助産師さんや民間の栄養士さんと相談しながら調整をしていました。そして検診に行った先で普通の月齢よりミルクの量が少ないと酷く叱られました。相談しながらしている話をしても月齢より少し不足しているという事実だけで厳しい言葉をかけられて愕然としたのを今でも覚えています。

助産師さんや栄養士さんたちは「急に飲めるようになる子もいるし、離乳食でぐっと進む子もいるんだから。何なら、ずーっと食の細い子だっている訳だからね。一生懸命悩んで頑張って工夫しているんだから大丈夫」と励ましてくださいました。本当にその通りで、しばらくしたら驚くほどミルクも飲むようになったし、離乳食は一生懸命食べてくれるようになりました。逆にミルクを良く飲んだけど離乳食が進まず悩む親御さんもいますよね。標準や目安はあれど、その子の個性があることが分かりますよね。心配や悩むことは大切なことですが、年齢や月齢にしばられて育児が苦しくなるよりも、出来たことや前進したことを楽しめる育児になればと思いブログに綴らせて頂きました。ご参考まで。

子育てに煮詰まった時に・・・

子供が何歳であっても、その年齢において悩んだり心配になることって絶えませんよね。小さい時は、とにかく健康や身体の発達を心配するし、大きくなってくれば勉強やスポーツなど本人の頑張りたいことを親として一生懸命サポートするし、受験するようになれば少しでも良い学校に行かせたい・・・など、成長に応じて子供の頑張り以上に親が頑張ってしまうこともあるように思います。

自分が身を粉にして子供の為に行動しても成果が出ないと「もっと頑張ってほしい」「どうして出来ないの?」と思ってしまったり、時には他の子と比べてしまうこともあるのではないかと思います。もちろん、子供時代に何かに打ち込んだり努力する経験は大切です。挫折することも、失敗することも、そこから立ち上がることも全て意味があります。ですが、一番大切なのは子供の心の成長だということを忘れてはいけません。

どんなに勉強が出来て良い学校を出ても心が育っていなければ社会で働くことは難しいですし、人付き合いもスムーズにいかなくて苦しむことになります。どんなにスポーツが出来たとしても人としての精神がなければ競技で大成しても、競技外で素養を問われることも多々ありますよね。さらに、これからの時代は「団体戦」ではなく「個人戦」と言われています。つまり、自分の本質勝負で生きていく時代になるということです。

子育ての本質は優秀な子を育てることでも賢い子を育てることでもなく、元気に社会に出ていく力のある子を育てることだと思います。世の中の流れを知ることは大切ですが、子育てに煮詰まったら目の前のお子さんを見てみてくださいね。お子さんが幸せそうなら、大丈夫。家族から愛情を沢山受け取って育った子は、何よりも逞しいですから。甘やかすこととは違いますよ。自分の価値観で子供を測るのではなく、等身大の我が子の着実な一歩を見守ってあげてくださいね。本当に毎日、子育てに仕事に日常生活にお疲れ様です。

アンパンマンは警察官?

我が子が遅ればせながらアンパンマンのアニメデビューを果たしました。絵本は以前から読んでいたのですが映像になるとキックやらパンチのリアルなこと・・・今は特に暴力に対して厳しい時代ですし、それが当たり前ですよね。そこで、我が子からアンパンチを見て『まにさん(私)、パンチっていいのかな?』と聞いてきたんです。

私は「アンパンマンは警察官なんじゃないかな?よくパトロールに行ってきますって言っているし、迷子や困った人助けているから。だから攻撃してきた人とは戦って良いのかもね」と言うと子供は『それなら良かった!本当はダメだもんね、パンチもキックも!』と安心してみていました。

私が子供の頃からあるアニメだけに内容が時代にそぐわなくなりつつあるのかと実感しています。それだけに留まらず『顔が濡れて力が出ないならヘルメットしたら良いよね?』とか『何でバイキンマン捕まえないんだろうね?』という私が答えて良いものか困る質問に逆質問して何とか頑張っています。正義のヒーローとはいえ暴力を認定して良いものか悩んだ結果、アンパンマンの世界の治安を守る警察官ということで落ち着きました。

この説明で大丈夫か?と日々、心配しています。子育てって難しい・・・たまにはオチも何もないブログも良いかなと思い綴ってみました。内容のないブログを読んで下さり、ありがとうございました。

1日あった『ありがとう』を話す

子供を車で迎えに行って「今日は、どんな1日だったか」を帰路で話します。その時に、その日楽しかったこと、失敗しちゃったことなど色々な話をするのですが、その中の一つに「ありがたかったこと」もよく話します。

例えば「給食の先生がいつも美味しい給食を作ってくれて、お替りも配ってくれて有難いなーと思ったんだよね」と、しみじみ語ってみたり「暑すぎるから先生たちが全員分かき氷を作ってくれたの。すごいでしょ?氷削るの大変なのに有難いよね」と、その日感じた有難い話を教えてくれます。

私も「素敵なお客様と出会えて元気もらったんだよ。有難かったよ」というと「よかったね。有難いね」と『ありがとう』を共有して一緒に幸せな気持ちになっています。もちろん良いことばかりではありません。間違ったことをした時は「次は、どうしたら良いかな?言いにくいことだけど、話してくれてありがとう」と言うようにしています。もちろん間違いを肯定しているのではなく問題提起はしつつも、素直に話してくれた事実にありがとうと伝えています。

子供であっても大人であっても自分の間違いを人に話すのは勇気のいるものです。隠したい気持ちもある中で話してくれて自分なりの解決策も伝えてくれるので「自分でそこまで考えててすごいね!何でも話してくれてありがとう」と伝えると自分から色んな範囲の話をしてくれるように思います。

私自身、毎日1日を振り返り有難かったことを思い出しては感謝するようにしています。それが明日の活力になっているように思います。正直、育児もまだまだ未熟で「ごめーん💦」と思うことも多々あります。それでも今できることを全力で頑張りたいと思います。本日もありがとうございました。感謝です。

誰でも失敗するんだよ

昨日、子供が「AくんがBちゃんに意地悪なことしたんだけど、Aくんが自分で『意地悪なことしちゃった・・・』って泣き始めちゃったの。だから私、誰でも失敗したり間違ったりするんだよ。子供だって大人だって。大事なのは、ちゃんと『ごめんね』って相手に伝えることだよって教えたんだ!」と、その日あった出来事を教えてくれました。

その後、一緒にBちゃんのところに行って「ごめんね」って謝り楽しく遊べたそうです。私は「すごいね!素敵なお話しだね」と言ったら「まにさん(私)が、いつも言うでしょ?わたしにもみんなにも。誰でも間違うことがあるからって。大事なのは『ありがとう』と『ごめんね』だもんね」と子供に言われてハッとしました。

まだまだ小さいと思っていた我が子ですが、自分なりに色んなことを考えて行動しているんだなと気づかされました。自分では自然と発していた言葉でしたが、子供にこんなに影響あるのかと思うとドキっとしました。私自身、言葉遣いや言い方をしっかり考えなくてはいけないなと実感しました。

誰にでも間違いや失敗はあります。悪意のあるものは別として、誰にでもトラブルは起こりえます。自分の範疇だけなら未然に防ぐ対策ができますが、それでもミスることもあるし、他人や思いがけない出来事で狂うこともあります。だからこそ、大切なのは間違った後の行動になるかと思います。

自分の価値観や思想は置いておいて、常識的に相手を思いやれば答えは簡単かと思います。人を傷つけてしまったら「ごめんなさい」失敗して助けてもらったら「ありがとうございます」至ってシンプルです。素直な心が人生を切り開きます。今回も子供から教えられました。有難いです、感謝です。

【子育て】『責める』より『助ける』

子育てをしていると、子供を育てているのか私が人として試されているのかと錯覚することがあります。さらに、子供から学ぶことも多く、大切な気持ちを再認識させられることの連続です。そのような毎日の中で最近のテーマが『人間関係』です。

子供たちの中で悪いことをしてしまったり、間違ったことをしたお友達に対して「あー!ダメなんだ!」とお決まりの文句があるそうです。正義や物事の良し悪しを理解しているという意味では良いのですが、我が子には「相手を責めるよりも、悪いことや間違ったことをされて困っているお友達に『大丈夫?』と声をかけてあげられる方が親切じゃない?」という話をしました。

誰かを正論で責めることで正義を実感しやすいのは、大人や子供関係なくあると思います。しかし、その実感は一時的なものであり、更に実感を得たくて逆に欠点を探しに向かうということもあります。そのループは、犬が自分の尻尾を追いかけてグルグル回っているような感覚と似ているんですよね。その不毛な行動よりも困っていたり悲しい気持ちになった人に「大丈夫?」と声をかけたり、手を貸してあげる優しさを持ってほしいと思い『責めるより助ける』方へフォーカスしてみたらどうかな?という話をしました。

子供は小さいながらに『ほんとうだね!そっちのほうが、しあわせなきもちになるね」と理解してくれました。子供から話を聞かなければ、こういったことを一つ一つ考えなかったことを思うと、やはり私が育てられているなぁ・・・と思ったりします。小さいながら毎日一生懸命頑張る我が子にパワーをもらっています。うまくいかない日もあるし、落ち込む時もあるけれど全てが大切な出来事だと思っています。感謝の毎日です。(小声:毎日くたくたですけどね!笑)