【心理タロット】

『タロット』から学ぶ【柔軟な感情】

コートカードと呼ばれる人物カードの『カップのナイト』から学ぶことをお伝えできたらと思います。

「カップ」は感情や心を表しており、互いの気持ちを共感・同調することに価値を感じる性質があります。そして、ナイトは年齢的に成年期を表しています。喜怒哀楽など様々な感情の形を柔軟に素直に表現することを教えてくれるカードです。ぜひ参考まで。

『感情』と一言で言っても「怒り」「喜び」「悲しみ」「嬉しさ」「好き」「嫌い」などなど人間の心の全てなので、内容はかなり複雑です。しかも、感情の感度は人それぞれで目に見えるものではないですから量ることが出来ないものですよね。だから人間関係って難しい訳で。

でも、その複雑で面倒で自分でもコントロールが難しい感情を状況や相手を見て平和的に伝えようとするのがカップのナイトです。つまり根本的に優しいんですよね。色んなことを想像したり、繊細に感じ取ったりして、その時の最適解を見つけ出そうとするのは相手を思いやれるからこそできる事なんです。つまり、感情に振り回されそうになったら、相手の気持ちや思いを想像してみることが大事なように思います。頭で分かっていても、なかなか出来ないですが一度立ち止まる時に必要な作業かと思います。

カップのナイトは『愛強め』という意味もございます。好きな人なら何年でも待っちゃうくらい・・・感情の1つである愛情も強め・重めです。柔軟な感情というタイトルですが愛情に関しては、かなりヘビーですね。ですが、対応は柔軟なタイプなので彼氏にはオススメです・・・が悪く出るとメンヘラチック。見極めていきましょう。

『タロット』から学ぶ【心の柔らかさ】

コートカードと呼ばれる人物カードの『カップのペイジ』から学ぶことをお伝えできたらと思います。

「カップ」は感情や心を表しており、互いの気持ちを共感・同調することに価値を感じる性質があります。そして、ペイジは年齢的に若者を指しますので、純粋だったり素直だったり心の柔らかさを教えてくれます。これは大人になっても、ある意味大切な気持ちですので、ぜひ参考にして頂けると幸いです。

心が柔らさとは頑固さとは反対ですよね。自分が正しい、自分は間違っていないとガードを強めれば強めるほど自分の考えに固執してしまうし、折れることが出来なくなります。その頑固さは「生きづらさ」に変わり自分も周りも苦しめてしまうように思います。そんな時に思い出してほしいのがカップのペイジの柔軟性なんです。

人の気持ちを思いやったり、共感したり、受入れたり・・・言葉にすると簡単ですが、結構難しいことですよね。でも、カップのペイジのように豊かな想像力で人に優しい気持ちを持ち続けられると自然と身についていくものでもあります。ただ、人に左右されるとか誰かの言いなりになるのは違います。人に振り回されないためには自分が強くいなくてはいけません。強い人ほど優しいし、柔軟ですからね。

カップのペイジは「感受性豊か」という意味もあります。様々な出来事からインスピレーションを頂いて、自分を磨き心を豊かにしていく力もあります。感性が磨かれることで小さな幸せに気づけたり、たくさんの感謝が生まれます。何歳になっても、この気持ちは忘れたくないですね。

『タロット』から学ぶ【カリスマ性】

コートカードと呼ばれる人物カードの『ワンドのキング』から学ぶことをお伝えできたらと思います。

ワンドのペイジ、ナイト、クイーンを経て最終のキングです。年齢層は50代以降の男性、父親などを示します。このカードはクイーンのように自分のフィールドで輝くのではなく、輝く場所をいとわない力強いカリスマ性について教えてくれています。ぜひ、ご参考まで。

カリスマ性という一言に沢山の意味が詰まっています。まずエネルギッシュであり、野心が強く、想像力と実行力を兼ね備え、根拠のある自信を築いていける人です。カリスマ性というパズルは、沢山のピースを全てはめ込むことができたら完成されます。野心だけでも自信だけでも成り立たないということです。

常に意欲に満ちて、活発的で人に好かれる素質を持つ・・・本当に沢山のピースを揃えて初めて魅力的な光を放つことが出来る訳です。さらにカードを見て分かることでいうと、こういった魅力のある人でありながら懐を開けているのが分かりますよね。人を受け入れる余裕もあり、頼りがいのある人でもあります。

ワンドのキングは「達成」という意味もございます。何かを達成するためには情熱と行動力が必要不可欠ということです。自分が頑張りたいこと、挑戦していることがあるとしたら、このワンドのキングのような成果を得るだけの気合とアクティブさが大切ということになります。私もいつも明るくエネルギッシュにいることが日々の目標です!

『タロット』から学ぶ【魅力的なエネルギー】

コートカードと呼ばれる人物カードの『ワンドのクイーン』から学ぶことをお伝えできたらと思います。

ワンドのペイジ、ナイトに続いてクイーンです。年齢域でいうと成人してからの大人の女性を表しています。このカードは自分のフィールドで輝く方法、それによって自分の魅力が増していくことを教えてくれます。ぜひ、参考にして頂けると幸いです。

家庭や職場など自分のいる場所で輝きたい・・・輝くために必要なことは「これでいいや」と惰性や諦め、無関心にならないことです。要は自分の信念や好奇心を持ち続ける必要があるということです。好奇心を持っていると自ずとエネルギーも沸いてきますし情熱も絶えず持ち続けられますよね。そういった精神というのは自分を輝かせ、さらに魅力となっていきます。ですから、様々なものに興味関心を持ったりアンテナを高くしている必要があります。

さらに本質的なことを言うと自分という人間を如何に充実させるか、満足させるかが大切になります。

そういう前向きな姿勢や思考は自然と魅力として光を放つように思います。黄色い服は繁栄や豊かさも表しているのですが、見るからに輝いていますよね。自分を輝かせるには自分を満たすこと、それによって魅力も増していくように思います。

ワンドのクイーンは「強いエネルギー」という意味もございます。人として女性として自信を持ち、エネルギッシュに前進していく姿は魅力以外の何ものでもないですよね。そんな強く逞しく美しさを持ち続けられるよう向上心や好奇心は切らしてはいけないことが分かりますね。明るく楽しく参りましょう!

『タロット』から学ぶ【行動力】

コートカードと呼ばれる人物カードの『ワンドのナイト』から学ぶことをお伝えできたらと思います。

11.1に書いたブログ『タロット』から学ぶ【新たな始まり】で、ワンドのペイジについて書きましたが、今回はペイジよりも大人な「ナイト」について。このカードの行動力とは好奇心、挑戦する気持ち、常識に捕らわれない、物おじしない実行力などなど強く前へ進むことを教えてくれています。ぜひ参考にして頂けると幸いです。

カードの絵柄を見ても分かるように既に走り出していますよね。

つまり、大志を抱いた時点で人は心や身体は動き出しているということです。二の足を踏んだり、何か言い訳をして動かないことを選ばないんです。絶対に何か変化が起きているんです。それがワンドの持つ情熱と行動力の併せ持つ力なんです。

自分が挑戦してみたいことはありますか?情熱を燃やしてみたいことはありますか?

今すぐに現実的に無理だとしても、その情熱の炎が本物なら消えませんよ。焦らなくて大丈夫。そして、その強い思いを持ち続ければ必ずチャンスは巡ります。その時に、掴めるだけの力をつけておく必要があります。単なるラッキーを待つのではなく、自分が確実に掴み取る気持ちを常に持ち続けてくださいね。

ワンドのナイトは「猪突猛進」という意味もございます。駆け出したら止まれない感じがしますね。これは良さでもあり、正直欠点でもあります。このカードを出た時、やる気!勇気!元気!は良いけれど、一旦周りを見回す余裕やチームで一人で爆走してないか振り返る気持ちを忘れなければ大丈夫。魅力も欠点も紙一重です。ネガティブに捉えず良さに変換して参りましょう。

『タロット』から学ぶ【新たな始まり】

コートカードと呼ばれる人物カードの『ワンドのペイジ』から学ぶことをお伝えできたらと思います。

「ワンド」は木の棒で情熱や創造の象徴でもあり、願望は自分で掴み取っていく能動的な意味を持っています。そして、ペイジは年齢的に若者を指します。この若いワンドのペイジが自分の願望・情熱を持って自ら掴んでいくための新たな一歩を踏み出すのに大切なことを教えてくれていますので、ぜひ参考まで。

新たな始まり・・・言葉にすると簡単ですが、勇気や向上心、好奇心などをしっかり持っていないと、なかなか前へ進めないように思います。車もそうですが車輪が動き始めればこそスムーズに動き出しますが、一番最初の車輪を動かすまでの労力がかかりますよね。それと一緒で最初というのは何でもヘビーだったりします。その自分を後押しする思いの強さが必要になります。

そして、もう一つ大切なのは自分はどうしたいのかを確認する作業を常々するということです。走り出したら止まらない・・・ではなく、スタートを切ったとしても途中で「本当にこのまま進んで大丈夫なのか?」「自分がしたいことに沿えているか?」を冷静に考え試行錯誤することが必要です。走り出す前も後もしっかりと準備を怠らないことが失敗しても立ち上がる力となってくれます。

ワンドのペイジは「ピュア」という意味もあります。新鮮な気持ちで取り組む純真性というのは周りが手助けしようという気持ちになり、サポートしてくれたり、応援してくれたりします。一人で出来ることは限られています。様々な助けに感謝して新鮮な気持ちで前進して参りましょう。

【タロット】コートカード

タロット78枚の中身は大アルカナ22枚、スートカード40枚、コートカード16枚で出来ています。以前、私が『タロット』から学ぶ【~】シリーズでブログに書いていたのは「大アルカナ」でした。今度は、コートカードという人物カードについて知って頂けたらと思います。

まず、コートカードで性格を知ることができます。それも他人軸なのか自分軸なのかを見極めることもできるんですよ。自分の性質から他人の性質まで分かります。そしてタロットと言えば4つの道具、ワンド・カップ・ソード・ペンタクルがありますが、その道具の持つ意味や性質、思考や言動も知ることが出来ます。

ちなみに人はワンド・カップ・ソード・ペンタクルの要素をそれぞれ持っていて、どの性質が割合多いか判断します。その割合自体も自分の状況や現在の環境などでも変わったりします。自分はワンドの性質だと一度占いで出たとしても子供を得たりするとカップの性質が強まったりすることもあります。ですので、今の自分は一体どういう思考で、どういう性質だろうと見直してみることも良いと思います。

では、次のタロットのブログからコートカード人物カードから学べることを投稿して参ります。

『タロット』から学ぶ【完成】

タロットのⅩⅩⅠのカード、THE WORLD(ワールド)の象意は『完成』です。このカードはゴールに到達したことと同時に自分の限界が見えることを教えてくれます。達成したと言うと、おめでたい雰囲気で幸せな気持ちになりますが物事はゴールしたと同時に新たなスタートラインに立たされることも意味します。自分の力量を知ることの意味を理解する必要があります。ぜひ参考まで。

人生はスタートとゴールの繰り返しです。例えば学生さんであればテストで考えると簡単で、テストが終われば次のテストの勉強が始まりますよね。終わったと思ったら次、次・・・こんなに高頻度でなくても生きているとある程度、達成しては新たな方向に選択して進んでいくことが多くありますよね。

そこで達成する度に突き付けられるのは自分の実力や自分の限界だったりします。そこで自分の力に対して自信が持てなかったり、ネガティブに捉えてしまう人もいます。よくない例だと自分の結果や限界に目を背けてしまう人もいたりします。気持ちは分からなくもないですが、自分の限界を知るということは自分の活かす方法を得ることでもあります。

自分を知る人こそ他人を知ることが出来ると言います。自分という人間の知ることで行動や思考、人間関係の可能性を広げていくことができます。人には得て不得手があり、その限界を理解することで自分の殻に閉じこもったり過信するということがなく前向きに対処していけるのではと思います。

ワールドのカードは、タロットの中で一番満ち足りたカードとなります。恋愛運や仕事運、金運など色んな運において良い意味合いをもたらしてくれます。ただ、ここがピークとならないように成長は必要不可欠となります。新たな道を模索したり、興味のある方向を開拓したりと自分を深ぼることは成長にも自分自身の世界を作るうえでも欠かせない行動になります。自分の引き出しを沢山作って参りましょう。

『タロット』から学ぶ【復活】

タロットのⅩⅩのカード、JUDGEMENT(審判)の象意は『復活』です。このカードはⅡのTHE HIGH PRIESTESSのカードで自分と向き合いながら冷静に知識を蓄え、ⅩⅠのJUSTICEのカードはⅡで得た正当な知識を基に感情に振り回されない判断、決断をすることにより、今回のカードで結論がでることを教えてくれています。清く正しく公平性のあるバランスの取れた思考・言動というのは、良い結果を導き出してくれます。

真っ当に生きているとズルい人をみたり、良いところだけ搔っ攫う人を見ると「真面目に正直に生きてるのバカみたい・・・」と思うことがありませんか?私は子供の頃、よく思っていました。正しい道を歩むとズルをして近道を通った人よりも長く歩かなくてはいけないし、疲れるし、自分もズルしても良いんじゃないかと思ったりしてしまいます。でも、その近道って本当に近道なんでしょうか?

自分の辿り着きたい場所へは遠回りに見えるかもしれませんが、正しい道を着実に歩むことで次に歩く人の道しるべになり、自分が正しいというだけでなく人の為にもなっているんです。自分自身も困難があっても正しい道を必死で歩き、後ろを振り返った時に乗り越えた自信が自分に残ります。確かに過程は「無駄なんじゃないか・・・」と不安に駆られたり、自信を持てなくなる時もあるかもしれませんが、その確実な一歩一歩が自分の底力になるので信じてほしいんです。

ジャッジメントのカードは、意識改革という意味もございます。地道なことを誠心誠意コツコツと続けることで新たな価値観が生まれたり、滞っていたことに対して道が開けたりします。アイディアというのはイマジネーションも大切ですが自分に沢山の経験や知識がないと生まれません。外から吸収するだけでは活かせないんです。自分という人間に深みがなければ。深みを増すためには沢山の経験と知識を正しく蓄えてイマジネーションを膨らませていくことです。

『タロット』から学ぶ【成功・成就】

タロットのⅩⅨのカード、THE SUN(サン)の象意は『成功・成就』です。このカードは成功するために必要不可欠な心の在り方を教えてくれます。このカードに辿り着くまで、誘惑や困難や試練など様々なことを乗り越えています。色んな問題にぶつかり、乗り越えていく中で自分がどうあるべきかを知ることが出来ます。ぜひ参考まで。

そもそも成功ってなんでしょうか。人をうまく出し抜くこと?良い結果さえ得られれば何をしても良い?人を蹴落としても自分が這い上がれたら良い?きっと、どれも違います。自分が険しい道を必死に進んで転んでボロボロになっても何かを掴んだ時に大切な人たちに『よかったね』『頑張ったね』と自分が嬉しいと感じるのと同じように喜んでくれることかと思います。

つまり、まっさらでひたむきな気持ちが人の心を動かし、成功という感覚を味わうことが出来るのではと思います。私事ですが、スポーツを必死でしてきた人生経験があります。私が高校最後の年。小学生の頃から地元をあげて応援して頂いてきて他県にも応援してくださる方が多くいました。応援頂いた気持ちに対して『恩返ししたい。感謝の1年にしよう』と目標を立てました。

自分の為に戦うよりも何倍も力を得たという実感がありました。ただただ、ひたむきに全力で『日本一強いのではなく、日本一全力を尽くした自分』でありたいと思い過ごしたことを今でも覚えています。

インターハイで優勝した時は『よかった。恩返しできたかも』と思いながら会場を出るとチームメイトや家族、全国の仲間が「おめでとう!」と泣きながら駆け寄ってきてくれた時に成功という名の『幸せ』を得たと思っています。つまり、ただ勝っただけでは得られない『成就』というものを実感しました。このカードは『まっさらな正しい心が成功へ導く』ことを教えてくれていて、まさに私が経験したものと同じだなぁと感じ、今回は長くなりましたが綴らせて頂きました。

サンのカードは成功の為には必ず誰かの助けがあることも伝えてくれています。私の経験も然り。自分一人の力ではなく、応援してくれた方、支えてくれた方、チームメイトや家族など多くの助けがあって初めて勝利を得たと思っています。自分一人で出来ることなんて、たかが知れていますから。有難いの一言に尽きます。感謝です。