人生に『ゴール』はなく、ゲームのように問題や課題を一つ一つクリアしていくものだと思います。ゲームと違うところは、時間の長さでしょうか。人生の中で自分の挑戦したいこと、苦手なこと、楽しみたいことなど色んなことを経験して自分を磨いていきます。
よく受験をゴールに設定している学生さんを見ていると受かったこと落ちたことが理由で燃え尽き症候群のようになっているように思います。結婚をゴールだと思っている方も然りで、結婚すれば幸せ・・・と思っていたら理想と現実のギャップに苦しんでいたり。何においても言えるのですが『ゴール』を自分の中で設定しても人生は続くし変化していくので本人の意識と現実が歪んでいくように思います。
自分の歩む人生は、時に急いでみたり走ってみることもあるでしょうし、疲れたらゆっくり歩いたり、立ち止まって休憩することもあるでしょう。やる気が漲る時は全力疾走でも良いですしね。若いうちは自分のペースを掴むのが難しいので、色んな感情を経験したり知識を深めたり学んだり嫌なこともやってみる精神で自分を鍛えていくと成長して自分の体と心と寄り添いながら、自分のペースを知ることが出来るようになります。
どんな出来事も全て人生の『通過点』です。だからこそ、一生全力疾走は無理ですからバランス取りながら自分を許したり、認めたりして、その時の『最高速度』で参りましょう。休むことで遅れる?休むことが大切で必要なら、休むことも『最高速度』です。