皆様、こんにちは。占い師、オデットです。
占い師は怖いかどうか。
さて、占い師、と言えば、また、占い師が人を騙して悪いことをした、という事件が明るみに出ましたね。とても怖いですね。騙されたくないですね。
でも、怖いのは占い師だけでしょうか。人を安易に信じてはいけないというのは、占い師に始まったことではありません。

信頼できる人はどこにいるでしょうか。
それでは、例えば、国家資格を持つ偉いお医者様はどうでしょうか。お医者様でさえ、場合により、セカンドオピニオンというシステムの選択肢があります。最高に偉いお医者様に対しても、100%、いうことを聞かなくてはいけない、というわけでもないのです。相手を何が何でも100%信用する、ということは自然ではないということの現れではないでしょうか。
身近なところでは、友人・知人でさえも、安易に信用してもいけません。親しさを装いながら、別の魂胆があることもあり、思わぬタイミングで、愕然とすることもあります。
事件に発展した事例も少なくありませんね。
それから、他には、夫婦間でもそうではないでしょうか。
誤解しないで欲しいのは、人を信じたり、あるいは、人から信頼を得たりすることはとても大事なことですね。

でも、何かに流されるようにして、100%誰かを信頼していくことには、やはり、注意が必要です。
どこかで、自分と相手との線引きをする必要があります。
例えば、昔の株式の取引などは、今のように気軽にネットで自分で好きな銘柄を変える時代ではなかったこともあり、バブルの時代など、営業マンに4回くらい勝つ株を買わされると、もう、すっかり信用してしまい、その人の言うとおりに株を買ってしまう、というような営業テクニック(?)もあったようです。
結婚している友人からは、「夫婦間もよくわからない」と聞いて、幸せだと思っているのにどうしてそんなことを言うのかと、びっくりしたけれども、100%の安心はない、と。たとえ、お互いの気持ちはいつまでも相手に向いていて、変わらなかったとしても、例えば、ずっと一緒にいられるかどうかもわからない、と。それは、例えば、健康の問題だっていつ起きるかわからないし、ずっと生きてくれてるかどうかもわからない、ということでした。

つまり、もしも、何か起きた時には、それがどのようなことでも、自分の人生の責任は、嫌でも、自分にあります。思わぬところで、足元をすくわれないようにするために、まず、不用意に、自分の舵取りを手放してはいけません。
一方、それでは、今度は、全く誰も信用せず、孤独に生きる、というのはどうでしょうか。
実は、それも困ります。そういう孤独な生き方は、不安感がどんどん増していきます。そして、それこそ、次の瞬間、きづけば、ある種の自分勝手な魂胆で甘い言葉を使って近づいてくる人に、ころっと騙されてしまった、というような可能性もあるからです。そうして、気づけば、雪だるま式に人間不信になっていってしまい、人を信用しない、という悪循環、変なループに入ってしまいますよ。

いい人を周りに置きましょう。
いろいろな報道などから、気づかぬうちに、恐怖や不安が煽られたりすることも時にはあるかと思いますが、そういう時に、騙されるという不安で何も動けなくなる前に、気を付けて頂きたいのは、普段から、いい人を周りに置きましょう、ということです。
それは、名も無くひっそりと咲いている花のような人かもしれません。あるいは元気で、正直で、裏表のない性格の人かもしれません。
でも、また一方で、ひっそりと咲いているようで、大人しくて心配そうな弱気な顔で、自分は不幸だといいながら、人からの同情を引いて、人を自分の身勝手な思い通りにコントロールしようという魂胆の人もいますから、慎重にして、よく気をつけましょう。

そして、そのために、大切なことは、自分自身がいい人を引き寄せられるような、誠実で優しい人であるように、ということです。
お酒はよく「たしなむ程度」(に楽しむ)と言いますが、占いも、「たしなむ程度」と言えるような、上品な付き合い方で、占いにどっぷりとつかることもないけれども、楽しみ方も多少知っている、という程度がちょうどいいのかもしれませんね。

いい人を周りに置くように。
良心的なお店の、気に入った占い師さんに、定期的に親身になって観てもらうことで、かえって、悪い人を遠ざけることもできるかもしれませんね!
ぜひ、占いハートフルにも遊びにいらしてくださいね。

ご視聴大変ありがとうございます。