
ひとはないものねだりです。会社員になったら、フリーターがいいと感じて、フリーターは会社員がいいという。数年前までは、独立だの起業といって前向きで拡大路線を敷いたイメージ戦略を行っていました。
とにかく勢いがありました。最近は平凡な暮らしを望むような傾向にあるという話を書きます。
未来を描写したアニメでは
手塚治虫のメトロポリタンは、アニメで人間とロボットや機械、AIが発達した世界の話。昔のバベルの塔のような城を築き上げた政治家。それを壊そうとする革命家の存在。その中で犠牲になる人間やロボットたち。
お金や財力のあるひとは地上で暮らし、下水や汚い家で暮らす一般庶民たち。食事を買うお金もありません。格差がある世界でした。
一部の人間は豊かな暮らしができてました。ロボットも同じ感情が芽生えている世界でした。この映画では、半分人間、半分機械の人間がいました。その子は人間を好きにもなります。
反対にお掃除ロボットたちにも、いつの日か感情が芽生えていきます。そのロボットたちは、もしかしたらもともと人間だったのかもしれません。
目指すところというか、落ち着く先は感情が喜びを感じるところだと思うのです。どんなに豊かになった人間も、ロボットでも感情が喜びを感じている瞬間があればいいですよね。

やっぱり平凡がいい
ただ「遊んで暮らしたい」と思っているわけではありません。
むしろ、日常の中にある美しさや喜びを見つけられるなら、平凡な日々こそが目指すべき理想なのかもしれません。
ここでいう平凡とは、衣食住の不安がなく目立つこともせず、お金や成果だけではなく心にも余裕のある状態を指すのかもしれません。
平凡な凡人が覚悟を決めると成功につながります。だからさしあたり、平凡を選んでいるのでしょう。限りなく、ポジティブな言葉としてとらえています。
なんでもできると考えている平凡なひとほど強いものはないです。
多分ですけれど、お金を持つことは、やらなくてもいいことをしなくて済んだり、やりたいことができるという選択肢が増えることだと思います。
時間こそ価値のあるものですからね。今という時間を大切にしましょう。
最後までお読みくださりありがとうございます。