彼が口癖のように決まって「お母さんが、お母さんが」と前置きをします。彼が力強く決められないのは、彼のせいでも、ましてや相談に来られているあなたのせいではありません。彼のように、何かできないことがあるときは、何か理由を探しています。そこには、ある特徴があります。
恋愛相談で「振り回されてしまう恋愛」になっているときの特徴と、アドバイスを少し書きたいと思います。
もしあなたにお子さんがいて、友達や会社でこのように話していたとします。「良い会社に入れないのは頭悪いから、頭悪いのは親のせいだし」
彼は自分に自信があって、前向きに決められるときは言い訳じみたことは話さないようです。「お母さんがこういう」「お母さんに話してから」と言うときの、彼の気持ちとその背景には壮絶な生きざまが隠れているんですね。
親は親で子供が○○しないから楽にならない
「頭悪いのは親のせい」親は親で「一生楽にならないのは子が結婚しないから」といったように、親から受け継ぐ言葉のシャワーを浴びて育っています。
彼女とのお付き合いを決めるときも、結婚を考えるときも。このかたで良いのかをいつもの決め方で方向をつけます。そしてこれなら大丈夫と安心して決めているだけなのですが、彼女にとってはどうしてここにきて「お母さんが」と出てくるのか分からないのです。
付き合うときだって、好き通しだったら、お母さんがどう考えるかなどどうでもいいのになと思うのですが、付き合う彼女にとっては理解できないかもしれないです。
彼の人生ではつねに親が絶対であり、決定するうえの重要な要素で呪縛となっています。
なにかと彼が勝手に決めつけることもある
頭が悪いのは親のせい。という彼がいたら、その両親もお母さんがこんなに不幸なのは、子供ができが悪いから。いつまでたっても、母親のわたしがごはん作っていると思っています。そうなるような現実を作ってお母さん自身も、ひとりで生きることがどこか怖がっているのかもしれません。
いつまでも続くのは、自分を守るような言葉が無意識に出てしまっていて、自分を縛っていることに気が付いたらいいのですが。
自分からはなかなか気が付かないものです。習慣になっているからです。
そんな彼が調子悪いときは、あなたのせいにすることがあります。もし、結婚したとして、「貯金が少ないのは、おまえのせい」「おれが会社でうまくいかないのはおまえのせい」
自分が悪いことも、あなたのせい、何があってもあなたのせいにされてしまうことがあるのですから、たまったものではありませんね。
彼とうまくいくには
彼が親から言われてきた苦しみを解放することは今すぐにできないと思うのです。彼には、良い子でいる自分を無意識につくっていますから、一人で決められる状況や判断できる状況を作ってあげることです。自分で決めることを増やすのです。
何を食べるか、どんな材料を買うを口出しせずに決めてもらうことです。
何か、失敗したときは誰かのせいにしたときは、あなたが決めたでしょうと言ってあげてください。少しづつ理解できると思います。今の現状はあなたがひとりで決めてきた結果だということを伝えたいのです。
あまりにも、力強く言われるきは逃げることをおすすめします。彼のそばから離れてみましょう。言葉のシャワーを浴びないように。
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最後までお読みいただきありがとうございます。
まんまマリア