【ブログ】

澄んだ冷たい空気を深く吸い込んで

どんどん寒くなってきましたね。私は雪国育ちなのですが、冬や寒さにとても弱いです。お恥ずかしいですが・・・ですから、これから寒さに戦々恐々としています。

そんな寒さに弱い私ですが、唯一好きなのが『澄んだ冷たい冬の空気』なんです。あ、もちろん外に出る時は完全防寒はしていますよ。寒さ対策万全で、晴れて澄んだ朝や今日の終わりを知らせる静まり返った夜に目を閉じて大きく深呼吸をします。まだ寝ているような体が目覚めたり、疲れてぼやけた頭がスッキリしたりします。

あと冬の夜空がとても美しくて、子供と星座の図鑑と懐中電灯を持って調べながら空を眺めたりします。その時も庭に寝そべって目を閉じて大きく深呼吸をします。そうすると、すごく思考が冴えるんですよね。それと同時に何か苦しい心の閊えが楽になるような気持ちになります。曇っていた心が澄んでいくような・・・

深呼吸の重要性について今度ブログを書きたいと思っておりましたが、冬の足音が聞こえてきましたので先に凛とした冷たい空気を味わって自分をリラックスさせたり、シャキっとした気持ちになってもらえたらと思い綴りました。よく頑張っている自分の体を労わるように深呼吸してみてくださいね。

他人の不幸の上に自分の幸福を築いてはならない

タイトルの言葉はロシアの文豪レフ・トルストイの格言です。今回はこの格言を選びましたがトルストイの格言は本当に身に染みるものが多く、すごく学びがあります。もしご興味のある方は、本も出てますしネットでも掲載されていると思うので見てみてくださいね。

さて、この言葉ですが私が少し言い換えると「他人の不幸の上に成り立つ幸せなど無い」と思っています。断言しちゃってますね。なかなか切れ味鋭い言葉になりましたが、これは絶対です。10/14に書いたブログ「自分がされて嫌なことはしない」にも書きましたが正しく一生懸命頑張っていても知らないところで誤解が生まれたり、人を傷つけてしまうことってあります。ですから、敢えて傷つけにいってはいけないし更に踏み台にするのは言語道断なんです。

人を傷つける言葉を簡単にぶつけることが出来る世の中ですし、自分の中で感情を咀嚼せず思うがまま吐き捨てることが出来てしまいますよね。それは行動も然り。だからこそ、一旦立ち止まったり、自分の中で噛み砕く作業は必要なのではと思います。私自身もフットワークの軽い風星座ですし、俊敏性のある運気も持っています。だからこそ感情を数日「寝かせる」作業を必ずしています。

今抱いている感情は果たして何なのか?自分が正しいと思いすぎていないか?と理性をもって気持ちを整理するようにしています。数日すると忘れてしまったり、自然と消化されていることが多いです。つまり、大したことないってことなんです。ですから悪戯に感情を振り回さない、人を簡単に傷つけないということが出来ていると思います。

誠実に生きていても知らぬ間に傷つけてしまうこともあるのに、敢えて自ら傷つけにいく行為は必ず自分に返ってきます。返ってくるタイミングが早いか遅いかだけです。ですから、傷つけられた側も憎悪を向ける必要はありません。憎むまでもなく勝手に転げ落ちますからね。自分がどうありたいかが大切です。話が散らかりましたが、ご参考まで。

抱きしめたくなる気持ち

私はリモート占い館限定の占い師です。理由は住まいが遠方だからです。

お客様と電話で鑑定をしていると本当に頑張り屋さんな方や一生懸命努力されている方がいらっしゃって、対面鑑定で目の前で鑑定出来たらどんなに良いかなぁと感じることがあります。

とてもお辛かっただろうな・・・苦しかっただろうな・・・と、お客様のお話だけでなく運気や星回り、タロットなどでもご苦労が垣間見えて胸がギュッとなることがあります。

対面鑑定だったら抱きしめてしまいそうなくらいです。もちろん急に抱きついたりしないので安心してくださいね。そういった気持ちになるということです。

占いを楽しみにしてくださったり、興味いっぱいで来て下さるお客様もいらっしゃいますが、限界まで自力で耐えてきてしまった方も多くいらっしゃいます。本当に本当によく頑張っています。低調期は誰しもあって人生の冬のような時期はどうしても避けられません。これは誰でも必ずです。どんなに頑張っても上手くいかない時があるんです。そんな時を知り、今は耐え時と知れば必ず春が訪れますから少し踏ん張れますよね。この苦しみが一生続くのでは・・・と思うと心が折れてしまいますから。

占い師である私ももちろん訪れます。その時、如何に過ごすか何に気を付けるべきかを様々な占術でアドバイスをもらっています。人生には努力ではどうにもならないことがあります。自分が頑張れば何とかなる・・・訳でもないんです。力を入れるところ、抜くところを理解して心が壊れてしまわないようにバランスを取る必要があります。自分に厳しすぎないでくださいね。もう十分頑張っていますからね。毎日、本当にお疲れ様です。

大人だって頑張ってる!偉い!

以前もブログで大人になると何でも出来て当然のように思われて大変だと書いたことがあります。毎日必死で精一杯でも『大人なんだから当たり前』『親だったら当然』という言葉が苦しくもなり、何だか悲しくなることがあります。ちゃんと出来ていなかったら不合格みたいな・・・

でも、私は『当たり前』なことなんてないと思っています。それは独身でも夫婦でも若くても年齢を重ねていても、毎日自分が出来ることを精一杯頑張って過ごしたなら『すごい』ことだと思っています。褒められないし、追い詰められることもあるかもしれませんが、今日という日を乗り越えたことは本当によく頑張っているんです。

大人だから当たり前、大人だから当然なんて思う必要がないんです。

よく頑張っているし、毎日お疲れ様です。誰からも褒められないと思うかもしれませんが、私は敬意を込めて称賛を送らせて頂きます。

お客様でも私の周りの方々でも本当にとても頑張ってらっしゃる方ばかりで頭が下がります。ですから、自分を卑下しないでくださいね。

余談ですが今日、本当にクタクタになってしまって子供に「大人は頑張っても褒められないんだよねー」とポロっと言ってしまったら、子供が私の手を握って「ママは一番頑張ってるよ。すごいと思ってるよ。ありがとう」と言ってくれて、ぐっときて「ありがとー!!」と抱き着いてしまいました。今もブログを書きながら思い出してウルウルしています(笑)子供に気を使わせてしまいましたが嬉しかったです。今日も本当にお疲れ様でした。

自分の魅力が分からない?

自分の良さが分からない方がとても多いように思います。

私からすると素敵なところもあるし、可愛らしいところもあるのに「私なんて・・・」「自分に自信ない・・・」と仰る方が多くてビックリしてしまいます。

確かにすぐに自信を持つということは難しいかもしれません。

でも、自分の良さや魅力を自分で知ることは大切なように思います。それを認識することで自ずと少しずつ着実に自信になっていくように思います。

それでも自分の良さって何だろう?と思った時は、ぜひ占いに行ってみてください。先生方の持つ占術から見て『良さ』を必ず教えてくれます。もちろん、自分の気づかない弱点や薄々気づいていた欠点を知ることもできます。自分を再認識するという意味も込めて自分の良さ、魅力を知ることは大切なことです。ぜひ、参考まで。

自分がされて嫌なことはしない

「自分がされて嫌なことはしない」というのは、私が小さいころから親に『最低限』気を付けることとして教えられてきたことです。当たり前にしてきましたが、これって意外と難しいことかもしれないと思ったのでブログに綴ろうかと思いました。

恋愛関係にしても家族関係にしても社会生活全般にしても、この最低限の基本を持っていると成長するにつれ経験を積み重ねて人の心の機微に触れ、自然と良し悪しを判断できるようになると思います。

たまに人を裏切ったり奪ったり傷つけても「別に平気です」と仰る方がいます。そういった考え方を否定することもないんです。何せ自分の人生ですからね。自分が忘れた頃や年齢を重ねた時に裏切られ奪われ傷つけられても文句の言えない生き様だということだけ忘れなければ、そういう価値観もあるのかなと思います。

一生懸命、正しく生きていても気づかないところで人を傷つけてしまうことはあります。だからこそ最低限、自分がされて嫌なことはしない。さらに相手がされて嫌だということは、もちろんしない。これに尽きるかと思います。

損得勘定の是非

商売などビジネスは置いておいて人間関係や家族関係を『損得勘定』する人がいるようですが、正直言って『勘定』できてないです。もっと言うと人は誰しも『損得勘定』が出来るほどの能力は持っていないように思います。

人付き合いを打算的に考えて利益になるかどうかで関わることは時間と労力だけみても採算が合わないように思います。そして、人との関係を損得で割り切れるとでも思っているのかな?と思ってしまいます。

しかも、現在『得』をしたと感じたとしても時間が経つにつれ実は『損』していたと思うこともある訳で。つまり人間関係において損か得かなんて答えが出ずらいですし、時差で『損』に気づくこともありますから、そんな浅はかな計算自体オススメできません。

人と付き合う中で『損か得か』ではなく、合う人とは関係を深めれば良いし、合わなければ適正な距離を保ちながらバランスを取っていくしかないんです。それに人から損得勘定で付き合われていると思ったら気持ち悪いでしょう?何にでも言えることですが逆の立場に立てば割と答えは簡単です。ご参考まで。

選択は全て『自分でしている』

何かを選択しなくてはいけない時に流されて判断したり、相手に委ねて選択してしまったりすることがあるかと思います。

やむにやまれず、そうするしかなかった・・・とか。ですが、どんな状況であれ流されたにしろ勢いにしろ決断しているのは自分です。ですから決断した結果がどうであれ誰のせいでもなく、自分で決めたことなんです。

その決めたことに対して誰かのせいにしたくなったり、何かのせいにしたくなったりするのは現代においては少し無責任に感じます。昔々の日本であれば、その時代の縛られた色々なルールはありましたから可哀想なことも多かったですが、今は違います。少なくとも私の親世代は高齢ですが学校も仕事も恋愛も自由に選択していましたから、その頃から縛りは強くなかったように思います。

何が言いたいかというと、どんな決断・選択・判断も『自分』がしています。例え嫌なことも親に言われてやった・・・としても「やる」と決めたのは自分ですから。私も人に流されたり騙されたり奪われたりと自分の判断であっても悲しい経験はあります。ですが「自分」で決めたという自覚があるので反省して改善して立ち直るまでが猛スピードです。自分で自分の責任を持つことが気持ちを立て直す特効薬な気がします。

一人前になるということ

生きていれば良いことも悪いことも楽しいことも予期せぬ問題も起こります。何もない人はいません。受ける喜びやダメージは人それぞれですが、その出来事全てを人生の糧に変えていく必要があります。

一生懸命頑張ってもうまくいかない、努力してもなかなか実らない・・・それは、よくあることです。自分だけではないんです。でも、思い通りにならない時こそ人として成長して一人前になるチャンスでもあります。では、どうしたら成長して一人前になれるのか。

耳の痛い話も自分に不都合な話も聞く勇気ができたら一先ず成長です。そして、それを実行できたら「一人前」なんです。人の言うことをただ聞くということではなく、自分の中の足りないものを人の意見や考え方からアドバイスを頂くという事です。そして、確実で誠実な行動です。自分都合ではなく。

私も叱咤激励を頂くことがあります。その全てに感謝し、頂いた言葉を自分の中で何度も咀嚼して理解を深めながら自分が出来ることから実行していく作業をコツコツとしています。例えネガティブな言葉であっても、そういう人がいるという学びは確実にある訳ですから悲観的になる必要はありません。簡単に言いましたが、とても難しいことです。

別に一人前にならなくてもいいと言われてしまいそうですが、そう思う人がいても良いんです。ただ、人として成熟することをいう一人前を目指さなければ未成熟な人のまま磨かれずいることになります。人として深みを増し自分を輝かせたければ「一人前」を目指すことは必須事項です。ぜひ参考まで。

幸せの在処

幸せがどこにあるか探している方がいらっしゃいます。

でも、幸せというのは余所で見つけるものではないんです。

幸せというのは自分の心に既に持っているものなんです。

何か物で幸せの形を当てはめて埋めようとしても埋まらないんです。

何かで自分を満たそうとしても一瞬満たされた気にはなりますが、まやかしで一瞬で幸福感は消えてしまいます。

大切なのは目に見える形ではなく、自分の心が満ちる感覚を知ることなんです。

幸せは慎ましやかでさり気なく存在します。

それに気づける人が「幸せ」な人なんです。

幸せはトコトコ歩いては来ません。風に乗ってくるものでもありません。

自分が感じるものが「幸せ」です。

私が今日幸せに感じたことは「子供が元気に過ごせたこと」「夕日を見て子供と一緒に綺麗だと感じれたこと」「みんなが今日も無事で終えたこと」「私の体調不良の回復が早いこと」・・・上げるとキリがありませんね。あ!あとクッキー食べたことも沢山笑ったことも幸せでした。やはり、キリがありません。辛いことも苦しいこともあるけれど、何とか乗り切れていることに感謝の気持ちが湧いてきて「私って幸せだな・・・」と思います。そう思えない日もあるかもしれませんが、一日の終わりは幸せの数を数えてみて下さいね。