
友人知人で、何の前触れもなく突然連絡が取れなくなってしまう人はいませんか?
もしかしたら、それはリセット症候群かもしれません…
リセット症候群とは
リセット症候群とは、人間関係でストレスを抱えて、関わりのある人との関係を急にリセットしてしまうことを言います
衝動的に連絡先を消去したり、SNSを退会したりするなど、人間関係のリセットを繰り返してしまうものです
リセット症候群 4つの特徴
では、リセット症候群にはどのような特徴があるのでしょうか
原因や行動の特徴には主に4つに分けられます
①本音を言える人が少なく1人の方が安心する
人をあまり信用できないと、「本音を話しても分かってくれないだろう」と感じやすくなってしまいます
そのような考えが根底にあると、時間が経過する程に、周囲との関係が自然と成熟していった時に、不安やストレスが限界に達すると、気持ちを内に秘めたまま関係を切ってしまうのです
心を許せる相談相手という関係にも慣れておらず、人間関係でのストレスを溜め込みがちでもあります
②人からどう思われるかを気にする
人に気に入られようとして、自分の言いたいことを我慢したり、今までの自分の振る舞いと相手からの評価との関係に、急に嫌気が差して関係を切ってしまうことがあります
③0か100かの極端な対処をしやすい
「連絡先を消去して一切関わらないようにする」
「SNSのアカウントを消去して情報をシャットダウンする」
など人間関係が嫌になると、極端な対処や投げやりな行動をとってしまうのがリセット症候群の特徴です
このような極端な対処をとるのは、
「嫌いなのにまだ関係がある」
という曖昧な状態が苦手で、自分の中で折り合いが付けられないというところが影響しています
④見捨てられ不安
仲良くなっても
「この人は自分を見捨てるのではないか」
という不安を感じてしまいます
そして、何かトラブルが生じると、
「見捨てられる前に自分から離れよう」
と関係を切ってしまうことがあります
自分から離れれば、見捨てられる不安を感じなくて済むからです
見捨てられ不安を感じないように自分を守ろうとして、人間関係をリセットしてしまうことが特徴です

リセット症候群 改善方法
「リセットする」「消去する」という方法をとって、これ以上傷つかないために、心の安定を守る方法もありますが、一度立ち止まって以下の方法を考えてみましょう
①嫌な人を無理に忘れようとしない
かといって、我慢して仲良くしなくても大丈夫です
「知り合い以上友達未満」くらいの関係で緩くつながっておきましょう
そのうちに、嫌いな人の記憶は徐々に薄れていきます
そして、曖昧な状態でも、多少なら自分の感情をコントロールしながら見過ごせる状態や、人にとらわれるのではなく、自分が頑張ることに力を注げれば、少しずつ成功体験として積み重ねていくことができます
②自分軸で考える
相手の気持ちを基準に考えるような他人に軸があると、ネガティブな気持ちになりやすくなります
自分に軸があり、達成したい目標があれば、
「他人は他人、自分は目標に向かって頑張ろう」
と思えます
まずは、「自分の気持ち」「自分のペース」とは何か、悩んだ時こそ、少し振り返ってみることが大切です
③SNSを放置する
SNSを一度リセットすると、癖になりやすいので、リセットしたくなっても
「通知をオフにする」
「SNSを見ない時間を作る」
などSNSから一時的に離れるようにして、影響
を受けないようにしてみましょう
最後までお読み頂き、ありがとうございます