
崩れたリズム
その週は、会えなかった。
いつもなら、どこかの曜日で会っている。
自然に始まったはずなのに、
いつの間にか、それが当たり前になっていた。
たった一週間
「今週は難しいかも」
彼から来たメッセージ。
仕方がない理由だということは、分かっていた。
仕事の都合。
外せない予定。
責めるようなことじゃない。
思った以上に
それなのに——
思っていたよりも、引っかかった。
たった一週間。
それだけのことなのに。
落ち着かない
前なら、平気だったはずなのに。
少しくらい間が空いても、
こんなふうにはならなかった。
でも今は違う。
リズムが崩れるだけで、落ち着かない。
本当なら今ごろ
時計を見るたび、考えてしまう。
本当なら、今ごろ会っている時間。
車の中で話して、
もう部屋に入っている頃。
そんな想像ばかりが浮かぶ。
足りない
連絡は来る。
やり取りも、いつも通り。
でも——
足りない。
文字だけでは、埋まらない。
会える前提
少し前まで、これが普通だったはずなのに。
会わない日常。
それが、もう思い出せない。
気付いてしまった
私は——
この“会える前提”に、慣れすぎていた。
当たり前にあると思っていたから、
なくなった時に初めて分かる。
崩れていく感覚
たった一週間、会えないだけで。
こんなにも気持ちが揺れるなんて。
これは、ただ会いたいだけなんだろうか。
それとも——
もう、戻れないところまで来ているんだろうか。
続きはまた次回。