めんどうくさいものって結構多いですね。なんでも簡単になっていくと、お金も愛情も、スキンシップも会話も少なくなっていっているような気がしております。
何かをしながらでも、これだけは大切なことなので、やってほしいと思うのです。
現金にふれる
わたしたちが目にするもの、口にするものは、物の形が分かりにくくなっていっています。お金は、200円も、20000円も、クレジットカードで支払うと「暗証番号」だけの決済になって、実感ないでしょう。
さらにお家を買うといっても数千万円を銀行で借りてしまうと、これもお金の実感がないものです。
唯一実感が沸くのは、毎月の支払いです。自分が手にできるお小遣い分は数万なのですが、同じ額以上にローンに回っていくわけですから、ここで初めてお金の重みが実感となって現れます。とても残念なことです。
買った物の価値を分割して、実感しているような感じがいたします。目の前に現れたものは虚像のように感じてしまう。
大きなお金は、自分ではコントロールできていないもので、結局叶わないものとして、目の前に立ちはだかるでしょう。
できるだけ現金で支払うようにしています。できるだけ、できるだけ。
人の愛情に関わる
身近な恋愛におけるレスもあります。言葉を交わさずに「おはよう」「おやすみ」ができる。LINEスタンプも大変便利なツールとなっていますね。
最近はおしゃべりしなくても、一週間すんでしまう恋人同士がいるのかもしれません。
恋をする女子たちは、彼からの短文のメッセージから一生懸命に愛情を探すのです。けなげに、かすかに、そして大きな愛情を探します。
「また今度ね」ということばから。女の子は今度はどこに連れていってくれるんだろうとか、今度はもっと長い時間一緒にいれるかなとか、どんどん妄想を膨らませていくことでしょう。
言葉は文字になりますが、あなたから発せられる音というのは、あなただけのものですね。今度は是非、声で伝えてあげたいです。
身体が教えてくれる大切なもの
口ではなんでも言えるが、言葉と行動が不一致することは多い。「後でやるよ」ということは、まずできない。お掃除も水やりも、あとでやっては、すまされないです。汚くなるし、花は枯れてしまうのですから。
「大切なことはだいたい面倒くさい」
自分の身体で感じる達成感とも思えるのが、やりたいことを今すぐにやれたことです。このひとつひとつが、生きるってことなんでしょうね。
今日はこの辺で。
まんまマリア