仕事の同僚で「どうしてもこれだけは許せない」ひとはいませんか?
家族であっても許せないものというのはあるものだと思います。
「ときが経てば解決するの?」というものでもない。
これが答えとはいかないまでも試してみるのはどうでしょう。

人間関係の悩みは特に多いと思います。
少しでも楽に付き合える方法をご紹介します。

許せないと感じる本音

普段は話もしない同僚と久しぶりにプロジェクトを組むことになりました。
どうしても話をしないといけない状況になります。
にがてな人(架空の人物みゆきさん)が近くにくるだけで、動悸がしたり
ソワソワします。自分に近づいて欲しくないとまで考えるようになりました。

仕事でチームを組むことになったのでみゆきさんと話をする機会が増えてきました。
そのたび、彼女の言動が気になってしかたがなくなるのです。

こんなときのからだの反応は
・気になる
・ドキドキする
・イライラする

自分は何がいやなのでしょうか。
みゆきさんが生理的に嫌な訳ではないはずです。
殺されかけたワケではないのでそこまでいかないはずです。

反応の正体はみゆきさんから、自分の嫌な部分を思いだしているんだと思います。

ではなぜ、嫌なのでしょうか。

1.自分を否定されているような気分になる。

2.自分がそのようになりたくないから。
相手の立場になっている自分を想像すると感情が高ぶるから

その正体は
「恐れ」なんだと思います。

相手があってはじめて自分のことがわかる

今がチャンスです。相手のことをよく観察してみましょう。
そこには何がありますか。いがいにも何もないかもしれません。

ゆっくりと観察していると、不思議なもので落ち着いて考えられるようになります。
その調子です。

五感を全て使って観察してみてください。
相手の目、表情、輪郭、髪の色、かおり、背中、歩き方、話し方、
食事の仕方、口癖、まばたきの回数、鼻を触る回数、たばこを吸う回数
・・・・・。

何か、気付いたことはありませんか。
自分と違うところだらけではありませんか。

一点に集中して考えていると、全体性を失います。
視野を広げて相手の良い部分まで多く見つけることができましたか?

歯が白くてきれい、あいさつをする、電話応対がうまい、メールや文書の誤字がない
トイレに行くとき声をかける。

そうすると落ち着いてくるはずです。落ち着くというより冷静になっていくでしょう。
なぜ冷静になれるかというとそこには比べる必要がないことに気が付くからです。

自分の正体を知ることが人間関係で楽に付き合うことになるかもしれませんね。

まんまマリア