お久しぶりです。山崎桜です。blogに遊びに来てくださり、誠にありがとうございます。
一年ぶりの更新となってしまいましたが、今回は天中殺についてお話していこうと思っています。
天中殺とは
算命学で用いられる技法のひとつです。
天中殺の期間は、天が味方をしてくれない時間と空間が不自然な時期を指します。
周期は12年に1度で、期間は2年間で訪れます。
天中殺の種類は戌亥・申酉・午未・辰巳・寅卯・子丑です。
ちなみに今年は辰巳(たつみ)天中殺です。
実は年・月・日ごとに天中殺は巡ってきますが、特に気を付ける期間は年の天中殺とされています。
入籍日などは天中殺月・天中殺日も避けた吉日を選んだ方が良いです。
※ちなみに山崎桜はお二人にとっての家庭円満となる入籍日を算命学で算出してお伝えしております。
天中殺で避けた方がよいこと【共通】
どの種類の天中殺の期間でも、結婚、転職、独立など新しいことを始めるのは避けた方が良いとされています。
その時の天中殺のテーマが何なのかが重要となり、その年に始めたことが続けば続くほど、そのテーマが暗転する(上手くいかない)可能性が高くなるからです。
現代版・天中殺のテーマとは
しかしながら現代に生きる私たちにとって天中殺は怖いものではなく、
自分をバージョンアップする2年間ととらえてみてください。
天中殺に入る前の10年間で、あなたが見て見ぬふりをしてきたことや軽んじてきたことが、天中殺で一気に表面化するので、そこを改善していけばいいのです。
要は神様が”今のあなたにはココが足りないからココを成長させましょう”と教えてくれているのです。
例えば今まで仕事優先の生活をしていた場合、天中殺は病気になりやすかったり、
恋愛面倒くさい、一人の方が楽と本当は寂しいのに心の声を無視していたら、天中殺は満たされない相手を好きになってしまったり、
配偶者に感謝の気持ちを忘れていたり無意識に軽んじていた場合は、天中殺に配偶者の存在がいかに自分にとって大切な存在なのかを痛感する体験をしたり、
と人によって様々です。
重要なのは、この期間で自分に”足りないもの”を知り、学び、精神的に成長をすることで、天中殺が明けた次の10年間はバージョンアップした自分で生きることが理想です。
そうです、人は天中殺を通じて精神的成長をしていくのです。
天中殺にも各テーマがある
実は天中殺には10種類のテーマがあります。
今年は辰巳の人が天中殺ですが、全員同じテーマではありません。
去年から辰巳天中殺ですが、去年今年と本当に辰巳天中殺の方からのご相談が多いです。
辰巳天中殺ははみだし運といって、特に天中殺の波乱を受けやすい宿命です。
さらに生年月日が分かるとさらに詳しい天中殺のテーマが分かります。
ここでは簡単に各テーマをお伝えしていきますね。
貫索星(かんさくせい)→今までの価値観(自我)を捨てましょう。
石門星(せきもんせい)→人のご縁から学びを得ましょう。
鳳閣星(ほうかくせい)→体を大切に・言葉使いを大切に。
調舒星(ちょうじょせい)→体を大切に・神経質になりすぎないように。
禄存星(ろくぞんせい)→愛することの本当の意味を知りましょう。
司禄星(しろくせい)→身近な人の存在に感謝しましょう。
車騎星(しゃきせい)→イライラしないでのんびりいきましょう。
牽牛星(けんぎゅうせい)→見栄やプライドは一旦捨てましょう。
龍高星(りゅうこうせい)→刺激を求めすぎないように。
玉堂星(ぎょくどうせい)→知性を磨いて自分の品を高めましょう。
※実際の鑑定では、お客様の宿命・命式(めいしき)をもっと具体的に開運するための行動やマインドも一緒にお伝えしています。
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山崎桜(やまざきさくら)