占いは大きく3つに分けられます。
1・命占
命占(めいせん)とは、この世に誕生した瞬間の情報を元に占う占術で、生年月日や出生場所など、この世に誕生した瞬間に定められた情報を元にしています。
出生時の情報は、変わる事が無い為、何度占っても同じ結果となり、その人が生まれ持つ性格や才能、将来的に訪れる運勢や転機などを占う時にお勧めの占術です。
有名な命占では西洋占星術、四柱推命、九星気学などがあります。
西洋占星術
西洋占星術ではまず、生まれた瞬間の地球から見た太陽系の10天体の星配置図(ホロスコープ)を作成します。
70億人居たら70億通りの星配置が存在し、一人として同じ配置の人はいない事から、的中率の高い占術の一つです。
性格や才能、恋愛、適職、人間関係、金運、運勢など、幅広いテーマで占えます。
四柱推命
四柱推命とは、陰陽五行説を元に、古代中国の宋時代に生まれたと言われている占術です。
出生時の年・月・日・時を4つの柱『四柱』で表現し、その組み合わせから命式と呼ばれる表を作成します。
性格や才能、適性、運気や健康、相性、金運など、幅広く占う事が出来ます。
九星気学
九星気学とは、中国の五行と方位学の思想を元にして日本で生まれた占術です。
九星・干と支・五行を組み合わせて、大自然から受ける気の影響を読み取り、性格や運勢を占う事が出来ます。
『動の運命学』とも言われ、吉方位に動く事で開運を目指すので、引っ越しや旅行など移動の際に利用されています。
2・相占
相占(そうせん)とは、物の形状や様相から占う占術です。
文字の画数やバランスで占う『姓名判断』も、相術の一種。性格、運勢、開運方法を知りたい方に適しています。
手相占い
手相は脳と直結していると言われ、脳内で予測した事や感じた事が反映され、思考や行動により変化します。
才能、性格、恋愛、将来の予測、健康などを占うのに適し、良い相は強調し、悪い相は改善する事で、人生を更に良い方向にする為の影響をもたらします。
人相占い
有名な哲学者、アリストテレスなどが『古代西洋人相学』の基礎を築きました。
眉は意志の強さ、目は精神状態、唇は知性を表すと言われており、顔立ち・表情・話し方・仕草から、性格や運勢を占います。
家相占い
風水が『気の流れ』などを考慮して運気を上げるのに対して、家相占いでは陰陽五行説に基づき、家の形や間取りなどで吉凶を占います。
引っ越しや家の建て替えの際に利用される事が多く、長方形や南向きの家だと吉相、三角形や北向きの家だと凶相など、家の相を見る占術です。