自己評価の低さと被暗示性

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謙虚さが美徳とされる日本人は、自己評価の低い人が多く、物事をネガティブに考えがち。

・自分なんて。。。

・私には無理だから。。。

自分自身の能力が低いと感じてしまい、自分に自信が持てなかったり、自分はダメな人間だという思い込みで自分を縛り付けてしまいます。

ですが、自分への評価が厳しい分、仕事に対しての取り組みは真摯で成果を上げても満足度が低くなります。

それをポジティブに変換でき、常に目標を掲げて頑張るタイプであれば目標達成の近道になるのですが、否定的な思考のまま何もせず終わってしまう方は、『自分には出来ない』という暗示を掛けてしまうのです。

被暗示性を利用しましょう

この様に、自己評価の低い人は暗示や催眠に掛かり易いのです。

人から『貴方には無理』と言われてしまうと『そうなんだ』『自分には出来ない』と思い込んでしまい、自然と暗示に掛けられてしまいます。

自己評価が低い・暗示に掛かり易いという言葉は悪い面ばかりが想像されてしまいますが、良い暗示にも掛かり易いという事です。

自身で暗示を掛けてしまうのなら、思考を変えてポジティブな暗示を掛けませんか?

被暗示性を利用して『私なら出来る』と思考を変えてみて下さい。

褒められる事への抵抗感

自己評価の低い人は、褒められる事が苦手です。

周りから認めてもらいたい承認欲求は高いのに、自己評価の低さから褒められる事に抵抗感があります。

『凄いね』と褒められても、『偶然』や『たまたま』などという言葉を使ったり、『そんな筈がない』等と頂いた言葉を謙遜する形で否定し、素直に受け止める事が出来ないのです。

周りからの自己評価も低くする事で、自分自身を守っているのです。

思考変換の癖づくり

大人になり、凝り固まった思考を変える事は、そう簡単ではありません。

日々成長する赤ちゃんを見守る育児日記の様に、今日一日貴方が出来た事を褒めて記録して下さい。

毎日繰り返し、自分を褒める言葉に慣れる事で、ご自身への評価が、否定的な言葉から前向きな言葉に変わる事を実感して下さい。

羊乃 愛癒 (ひつじの めい)

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