最近、恋人の言葉や態度に『気持ちが見えない』と感じて、心の中にぽっかり穴が空いたような寂しさを抱えていませんか。
好きな人と一緒にいるはずなのに、なぜか孤独を感じてしまう。。。
笑っていても、優しくされても、どこか心が届かない気がしてしまう。。。
そんな苦しさの中で、『この関係に意味があるのだろうか』と迷ってしまうのは、自然な気持ちです。
『愛されていないのでは?』と思う時
感情表現が少ない恋人といると、どうしても『本当に私を想ってくれているのかな?』と不安になりますよね。
あなたが求めているのは、豪華な言葉でも、大げさな態度でもなくて、ただ一言の『好き』や、そっと手を握ってくれる温もりなのに。。。
でも、愛の形は人によって本当に違います。
言葉にするのが得意な人もいれば、照れくさくて、どう伝えればいいのか分からない人もいます。
【表現が少ない=気持ちがない】とは限らないんです。
感情表現が少ない人の“心の内側”
感情をうまく出せない人は、『どうせ伝えても誤解されるかも』と思っていたり、過去の経験から『感情を出す=弱さ』だと感じていたりする事があります。
あなたが感じている“冷たさ“の裏には、その人なりの不器用な守り方があるのかもしれません。
愛していないわけではなく、愛し方が違うだけ。
それに気付く事は、あなた自身の心を少し楽にしてくれるはずです。

それでも寂しいあなたへ
理解は出来るけど、やっぱり寂しい。。。
そう思っても良いんです。
あなたが寂しさを感じるのは、ちゃんと相手を想っているから。
愛を受け取りたい、心でつながりたいと願っているからです。
だから、無理に『我慢しよう』とか『理解しなきゃ』と自分を押し殺さなくて大丈夫。
その寂しさを、言葉にして伝える勇気を持って下さい。
『こうしてくれたら嬉しいな』
『あなたの気持ちが知りたい』
そんな小さな言葉からでも、関係は変わり始めます。
一緒にいる意味を、もう一度見つめる
恋人といる意味は、『いつも幸せでいられる事』だけではありません。
ときに、相手との違いを知り、自分の感情に向き合い、『私はどんな愛し方・愛され方を望んでいるんだろう』と自分を深く理解する切っ掛けにもなります。
もし今の関係があなたを苦しめるだけなら、離れることも愛の一つです。
でも、まだ心のどこかに『もう少しだけ、分かり合いたい』という想いがあるならその気持ちを大切にしてみてください。
焦らず、少しずつ、言葉と時間を重ねながら。
あなたの優しさを大切に
感情をあまり見せない恋人といるあなたは、きっと人の心にとても敏感で、優しい人です。
その優しさは、あなたの宝物。
どうか、自分の心も置き去りにしないで下さいね。
恋人との関係に意味を感じられなくなった時、本当は『もう愛がない』からではなく、愛の形が見えにくくなっているだけかもしれません。
ゆっくりでいいんです。
もう一度、二人の間にある『静かな愛』に気づけますように。。。
羊乃 愛癒 (ひつじの めい)