2025年 11月 の投稿一覧

占い界隈という心の実験室

〜スピリチュアルと心理学の交差点で〜

『占い界隈』という言葉を聞くと、どんなイメージが浮かびますか?

神秘的で、スピリチュアルで、どこか特別な世界の様に感じるかもしれません。

けれど、心理学の視点から見ると、“占い界隈”は実はとても人間的で、心の在り方を探究する“実験室”の様な場所でもあるのです。

私たちは生きていく中で、『どうしてこの人と上手く行かないのかな』『なぜいつも同じパターンでつまずく』といった“心のクセ”に気付く瞬間があります。

心理学ではこれを“無意識の再現”と呼び、過去の経験や感情が、今の人間関係や選択に影響していると考えます。

占いの世界では、それを“運命”や“ご縁”という言葉で表します。

しかし、スピリチュアルな運命観と心理学的な心の仕組みは、実は同じものを別の角度から見ているのです。

星の配置やタロットの象徴は、潜在意識の鏡の様に、あなたの内なるテーマを映し出してくれます。

『運命を変える』という言葉がありますが、それは“外の世界を変える”というより、“内なる反応パターンを癒す”事から始まります。

怒りや不安、悲しみを押し込めたままでは、どんなに良い未来を占っても、行動が変わらないことがあります。

そこで役立つのが、心理的アプローチのヒプノセラピーです。

催眠状態では、普段は気づけない潜在意識の層に触れる事が出来ます。

『人に嫌われるのが怖い』『恋愛になると不安になる』

そんな感情の奥には、幼少期の記憶や心の誤解が隠れている事が多いのです。

ヒプノセラピーでは、その記憶を無理に掘り返すのではなく、“感じる力”を取り戻しながら、心が自分を責めずにいられる様に整えていきます。

占いで『何がテーマなのか』を知り、ヒプノセラピーで『なぜそう感じてしまうのか』を癒す。

この二つが組み合わさる事で、表面的な悩みを越えた“本当の変化”が起きるのです。

占い界隈は、単なる未来予測の場ではなく、心の奥を旅し、自分を理解するための学びの場。

スピリチュアルと心理学が出会う場所には、“癒しと成長の可能性”が満ちています。

あなたがもし、『なぜか同じ悩みを繰り返してしまう』『誰かとの関係をもう一度やり直したい』

そんな想いを抱えているなら、それは魂が“次のステージ”に進もうとしているサインです。

占いで今のテーマを見つけ、ヒプノセラピーで心のブレーキを外す。。。

スピリチュアルと心理学が交差するセッションで、あなたの内側にある“癒しと再生の力”を呼び覚ましてみませんか?

羊乃 愛癒 (ひつじの めい)

炬燵の日

11月2日は「こたつの日」~火を避ける縁起の良い日~

日に日に寒さが深まり、ぬくもりが恋しくなる季節になりましたね。

さて、皆様は『こたつの日』をご存じですか?

実はこの日は、ただの“こたつ記念日”ではなく、昔から『亥の子の日(いのこのひ)』と呼ばれる縁起の良い日なんです。

「亥の子の日」とは?

『亥の子の日』とは、旧暦10月(=亥の月)の『亥の日』にあたる日。

2025年は1回目が 11月2日(日)・2回目が 11月14日(金) です。

昔の人々は、この日にこたつを出すと火事にならないと信じていました。

なぜなら、亥(いのしし)は火を避ける動物とされ、陰陽五行説でも『水性の陰』にあたり、火を鎮める力を持つとされていたからです。

火を扱う季節に、感謝と祈りを込めて

昔のこたつは炭火を使っていたため、火の管理はとても大切でした。

『火事になりませんように』という願いを込めて、この日にこたつや火鉢を出す風習が生まれたのです。

今の時代は電気こたつが主流ですが、『火を扱う』『温かさを分け合う』という想いは、今も変わりません。

家族が集まり、心がほっと温まる。。。そんな日本の冬の始まりを知らせる日でもあります。

占い的にみると…

亥は『水の気』を持つ星。

水は感情や浄化を司るエネルギーです。

こたつの日にあたたかく過ごすことは、『心を鎮め、内側の感情を整える』開運アクションにもなります。

ぬくもりの中で、これからの季節に向けて自分の心とゆっくり向き合ってみて下さいね。

今年の『こたつの日』は、心も体もポカポカにして、良い運気を迎えましょう✨

スピリチュアルなお客様が多かった日の夜に

昨日は不思議なくらい、スピリチュアルな感性をお持ちのお客様が多い一日でした。

同じ『占い』という言葉でも、そこに流れるエネルギーは日によって全く違います。

昨日はまるで、ひとつのテーマで宇宙が動いている様な感覚。。。

お客様とお話ししていると、言葉の奥にある“波動”がどんどん共鳴していくのが分かりました。

会話を重ねるたびに、意識の深い部分に触れていく様な感覚があり、気付けば頭も心もフル稼働。

鑑定を重ねる程にエネルギーが活性化していく様な状態です。

そんな夜は、脳が覚醒して眠れません。

身体は休もうとしているのに、脳の奥では光の粒のようなイメージが絶えず流れていて、言葉やメッセージが次々と降りてきます。

不思議なもので、スピリチュアルなお客様とお会いした日は、その方々のエネルギーが私の中で“共鳴”として残るのです。

まるで心の中にいくつもの小さな鐘が鳴っていて、その音に導かれるように、自然とブログの筆が進みます。

スピリチュアルな夜は時間の感覚がなく気付けば朝!!

書き上げたブログは20以上。。。自分でも怖いくらい異常さを感じてしまいます💦

書くという行為は、私にとって“もうひとつのセッション”。

鑑定で感じた気づきや、言葉にならなかった思いが、文字となって形を成すとき、再び浄化が起こります。

スピリチュアルな日は、ただエネルギーが高まるだけではなく、“目に見えない世界と現実をつなぐ橋”が強くなる日でもあります。

その橋を通して、誰かの魂の声が私の中に届く。。。

そう思うと、眠れない夜もまた、愛おしく感じるのです。

明日はどんなご縁が待っているのだろう。。。

そんな小さなワクワクを胸に、

今日も心の中の光と対話しながら筆を進めています。

スピリチュアルなご相談では、ただ『未来を占う』だけでなく、その人の中に眠る“気づき”をそっと引き出す時間があります。

タロットや星の導きが、あなたの心の深い部分と響き合う瞬間を、ぜひ一緒に感じてみませんか。

あなたの魂が少し軽くなって、“自分の光”を思い出せるお手伝いができたら嬉しいです。

羊乃 愛癒 (ひつじの めい)

魂が生まれ変わるとき

死神と塔が教えてくれた再生のサイン

前回のブログの続きになりますが、AIでイラストを描いてもらったら、『死神』のカードが出ました。

最初にその絵を見た瞬間、胸の奥で何かが静かに動いたのを感じました。

『終わり』ではなく、『再生』のはじまり。。。そう感じたのです。

最近の私は、仕事での変化が多く、成長を促されているように感じていました。

ただ楽しく仕事をしているというわけにはいかず、自分の成長だけではなく周りの成長を考えなくてはいけなかったり、苦手な数字意識や分析力を磨かなければならない場面もあり、静かに自分と向き合う時間が増え、“今の私が本当にありたい姿とは?”と問い直す日々。

そんな時に出たのが、死神とともに描かれていた月?・運命の輪・皇帝・塔?でした。

左に描かれている絵柄は『月』ですが、『BUN』と書かれていて、『これはSUN太陽なのだろうか。。。?』月と太陽の間と捉えても良いかもしれませんね。

『月』は心の迷い。見えない世界と深くつながるカードです。

自分の中の直感や感覚を行動に移す事に少し迷いが出ていたのかもしれません。

あいまいな太陽なので、『太陽の逆位置』として捉えるならば、なんだか中途半端です。

あれこれやらなきゃならないから自分のしようとしている道(勉強)がおろそかになって苦悩していたり能力(分析や数字意識が無いので)を発揮できずに悩む感じです。

けれどその迷いこそ、次の光へ向かうための“通過点”だと月は教えてくれました。

『運命の輪』は、変化の兆し。

避けられない人生の転機や変化を表しています。

不思議な事にこのカードも『終わりと始まり』がテーマのカードです。

そしてこのチャンスを元にレベルアップする時が来ているのかもしれません。

確かに最近それを感じていたなぁ。。。

止まっている様に見えて、実は全てが動き出している時期。

古いやり方を手放す時に、私たちは少し怖くなります。

でもその恐れの向こうに、まだ見ぬ可能性が待っています。

まるで新しい風がふっと背中を押してくれるような感覚です。

何だか新しい自分に生まれ変わるのが楽しみになって参りました✨

『皇帝』は、リーダーシップ、権威、安定、現実的な行動力を象徴。

10月から上野広小路店の店長に就任致しました。

自分を信じる力の再燃。。。人の声を聴くうちに、いつしか“自分の声”が小さくなってしまうことがあります。でも今は、もう一度原点に戻る時。

私はこの場所で、愛と信念をもって誰かの人生を導くために立っている。

それはお客様でもあり、一緒に働く仲間にも言える事。その確信が、静かに戻ってきました。

そして、タワー?。

これは、なんのカードか分からず、『隠者?』『FULE?』この文字は違うけどフールってこと?

分からないので、共演の先生に見せてみたら『タワーでは?』

なので、『タワー』としてメッセージを受け取ってみます。

一見怖そうなこのカードこそ、実は“覚醒”の象徴です。

古い価値観が壊れ、新しくが生まれるタイミング。

『こうでなければ』という鎧を脱ぎ捨てる時、ようやく本来の光が放たれる。。。そうタワーは告げています。

そして、すべてを統合するのが『死神』。

それは“破壊”ではなく、“更新”。

終わるものがあるからこそ、新しい命が芽吹く。

まるで冬の静寂のあとに訪れる春のように。。。

今、占い師としての私もまた、新しいサイクルに入っています。

これまでの経験と優しさを土台にしながら、より深く魂に触れる鑑定へと進化していく時期なのだと思います。

死神と塔が同時に出る時期は、確かに揺れます。

けれどそれは、宇宙が『あなたの次の扉を開けて』と告げているサイン。

怖れず、流れを信じ、再生の風に身を任せたいと思います。

完全に今の私に当てはまっているメッセージで驚きました✨

タロット、恐るべし💕

羊乃 愛癒 (ひつじの めい)