11月2日は「こたつの日」~火を避ける縁起の良い日~
日に日に寒さが深まり、ぬくもりが恋しくなる季節になりましたね。
さて、皆様は『こたつの日』をご存じですか?
実はこの日は、ただの“こたつ記念日”ではなく、昔から『亥の子の日(いのこのひ)』と呼ばれる縁起の良い日なんです。
「亥の子の日」とは?
『亥の子の日』とは、旧暦10月(=亥の月)の『亥の日』にあたる日。
2025年は1回目が 11月2日(日)・2回目が 11月14日(金) です。
昔の人々は、この日にこたつを出すと火事にならないと信じていました。
なぜなら、亥(いのしし)は火を避ける動物とされ、陰陽五行説でも『水性の陰』にあたり、火を鎮める力を持つとされていたからです。
火を扱う季節に、感謝と祈りを込めて
昔のこたつは炭火を使っていたため、火の管理はとても大切でした。
『火事になりませんように』という願いを込めて、この日にこたつや火鉢を出す風習が生まれたのです。
今の時代は電気こたつが主流ですが、『火を扱う』『温かさを分け合う』という想いは、今も変わりません。
家族が集まり、心がほっと温まる。。。そんな日本の冬の始まりを知らせる日でもあります。
占い的にみると…
亥は『水の気』を持つ星。
水は感情や浄化を司るエネルギーです。
こたつの日にあたたかく過ごすことは、『心を鎮め、内側の感情を整える』開運アクションにもなります。
ぬくもりの中で、これからの季節に向けて自分の心とゆっくり向き合ってみて下さいね。
今年の『こたつの日』は、心も体もポカポカにして、良い運気を迎えましょう✨