3歳児の予言【2】

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前回のNさまのお話には続きがあります。

何故か3人目の妊娠を予言していた長男君。

今回はそんな長男君の前世のお話です。

前回までのあらすじ

無事に3人目の女の子が生まれると、N様が赤ちゃんのお世話をしようとすると、長男君は自分がやると聞かず、パパでさえ嫌がるウンチのオムツ替えさえもしてくれます。

抱っこしてあやしたり、ミルクを上げたり、ママの出番がない程、一日中赤ちゃんにべったり。

我が子の様に可愛がったそうです。

離乳食の時期が来た時も、まだ幼い長男君ですが、離乳食づくりまで自分でやりたがり、離乳食を作って食べさせる程の溺愛っぷりを見せたそうです。

N様はそんな二人を見ていて不思議な縁を感じたのだそう。

そこで長男君と妹さんの前世を見てみたそうです。

2人の前世

そんな不思議なご縁を感じる兄妹の前世をN様は覗いてみました。
前世では二人は親子だった様です。

17世紀のドイツ、ヴォルムスという都市で長男君は父親として。

妹さんは長男君の娘として生まれて来ました。

妻は身体が弱く、難産だったために、娘と引き換えに身体は更に弱っていき、産後は数日しか身体がもたず息を引き取りました。

妻との約束もあり、託された命を大切にお嬢様を育てます。

ですが、お嬢様も母に似て身体が弱く、良い医者がいると聞けば、遠くから呼び寄せ、診させましたが、お嬢様は4歳を目前に亡くなりました。
亡骸を抱えながら、来世でまた父として出会い、『今度こそ幸せにしてやるから』と強く約束しました。

月日は流れ、長男君も年老いた頃、遠く離れた町で妹さんは男の子として生まれ変わりました。

タイミングが合わず、住んでいた場所も離れていたため、今回は出会う事がありませんでした。

そんな前世を経験し、この世で兄妹として生まれ、長男君は妹に惹かれるものがあり、我が子の様に可愛がっていたのですね。

妹さんの方は懐いてはいましたが、意外とアッサリ気味だったそうです。

何故か惹かれるものがあるお相手には、どこかで関りがあるのかもしれませんね。

そしてまた出会った事にも意味は必ずあります。

気になる方はライトヒプノのコースでお会い致しましょう。

羊乃 愛癒 (ひつじの めい)

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