耽溺と向き合う
“耽溺”という言葉にすると、なんだか大掛かりなテーマに聞こえてしまうかもしれませんが、お酒やギャンブル、自傷行為。。。それだけが耽溺とは限りません。
『分かっているのにやめられない』
『頭ではダメだと理解しているのに、気持ちが離れられない』
そんな“耽溺”の悩みを抱えている方は少なくありません。
恋愛、過去の人間関係、SNSや占いへの依存。。。
耽溺は、実は“心の奥の満たされない部分”が求めているサインでもあります。
耽溺の正体とは?
耽溺は執着や依存と似ていますが、もう少し深いところにあります。
それは、“心の痛みを癒すために、何か(誰か)に溺れる事で安心を得ようとする心の働き”です。
・忘れられない恋人のSNSを何度も見てしまう
・占いで『彼の気持ち』を何度も確かめてしまう
・自分を苦しめる関係から離れられない
そんな行動の裏には、自分の存在を確かめたい・愛されていたいという深い願いが隠れています。
タロットで分かる事
タロットは、今のあなたの心の状態を客観的に映します。
どこで心が絡まり、何に囚われているのかを知る事は、抜け出すための第一歩です。
・今の執着がもたらす未来
・手放す為に必要な心の在り方
・新しい方向へ進む時期
などを読み解き、あなたの中の整理と理解を助けます。
『なぜこんなにも惹かれてしまうのか?』という問いにも、紫微斗数や姓名判断を通じて、あなたの魂のテーマとして紐解く事ができます。
無意識の傷を癒す
ヒプノセラピーでは、頭で分かっていても離れられない“感情の根”にアプローチします。
それは多くの場合、過去の傷ついた体験や愛されなかった・拒まれたという無意識の記憶が関係しています。
・過去の体験の意味を癒しなおす
・失われた自己価値を取り戻す
・相手に投影していた“心の欠片”を自分に戻す
催眠状態で安全に心を緩めながら、そんなセラピーを通して、“もう大丈夫”と心から感じられる様になります。
『耽溺』から『自己愛』へ
耽溺は弱さではなく、あなたが本気で愛した証です。
ただ、その愛の矛先を“他者”から“自分自身”に向け直す事が出来た時、その痛みは優しさに、執着は強さに変わります。
私たち占い師やヒプノセラピストは、あなたが自分の心に還るためのナビゲーターです。
耽溺を責めず、その中にある“本当のあなたの想い”を一緒に見つけていきましょう。
羊乃 愛癒 (ひつじの めい)