『彼の本音が分からない』
『友人や仕事相手の本音と建前が分からない』
そんな悩みを抱えていらっしゃいませんか。
人の感情は脳に左右されております。
右脳・左脳の役割を理解する事で、お相手の本音と建前を見分ける事が出来るのです。
本音の見分け方
右脳は感情やコミュニケーション能力はありますが、複雑な事は苦手なので、取り繕うことが出来ず、表情にそのまま現れます。
左脳は理性的ですが、幸福を感じた時や嬉しい時の表情も現れやすいのです。
心理学では左側の顔はナイーブでプライベートな部分、本音や嘘が読み取れると言われております。
逆に右側の顔は『建前』と呼ばれる様な社会的・外向的な面を映し出し、ある程度コントロールが可能と言われております。
悲しみ・怒り・嫌悪・驚き・恐怖を感じる感情を司る右脳は、左半身を支配しているからです。
つまり、ポーカーフェイスを装っていても、顔の左半分に注目して観察してみると、どんな感情なのかを見抜く事が出来るのです。
では、嘘の見分け方はどうすれば良いのでしょうか。
嘘の見分け方
『嘘』をつく時、人は緊張します。
冷静を装っていても、緊張状態は必ず身体や言葉に現れます。
・『目を逸らすとやましい事があると思われるのではないか』という意識から、真剣さを真剣さを伝える為に貴方の目を見ようとするので、じっと目を見てきたり瞬きの回数が減ります。
・居心地の悪さを感じるので、その場から立ち去りたい思いから無意識で足の向きが変わったり
・表情に出て悟られるのを避けようと口元に触れたり隠したり、緊張状態から身を守るために自分の腕に触れる等、身体の一部に触れようとするのです。
言葉に現れるサインとしては
・じっくり考えていると思われる事を怖がるため、不自然なほど早く答えたり、受け答えが速く早口になります。
又、心拍が上がる事で息苦しさから解放されようと呼吸が深くなる傾向があります。
相手に信憑性を与えようとして、必要以上の情報を伝えようとして来たり、焦りから自分自身を納得させるために無意識に同じフレーズを繰り返す傾向があります。
出来る事なら、お相手の言葉は全て信じてあげたいけれど、どうしても、お相手を信じる事が出来なくなってしまったら、参考にして下さい。
羊乃 愛癒 (ひつじの めい)