独り言に魂を。。。

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『言霊』という言葉があるように、言葉には魂が宿り、不思議な作用があります。

肯定的な言葉を発すると、肯定的な方向へ。否定的な言葉を発すると、否定的な方向へ向かって行きます。

無意識からのメッセージ

独り言は地味なイメージを持たれますが、何気ない『呟き』には、必ず重要なメッセージがあります。

普段、私達は家庭や職場の環境、人間関係の中で、様々な状況に晒され、その中で情報をインプットしたり、それに対する反応やアウトプットを行うなど、多くの刺激を受けています。

日常の中で、計画を立てたり文章を書いたりする様な、創造的な作業に没頭すると、脳は刺激を受けて活動し、脳中には様々な言葉や情報、イメージが生まれます。

それが脳内で意識下に現れたり、無意識の中で蠢き、その様な脳内の状態を整理して、自分の中で価値を付けて意味あるものに変換する事が『思考の働き』です。

右脳が司るイメージやインスピレーションといった『非言語的』な情報と、左脳が司る『言語的』な情報があり、左脳の思考作用によって情報を整理・選択し、結び付けたり変換して、アウトプットに繋げていきます。

思考作業は基本的には『言語』によって行われます。

論理的な思考を行う際、左脳を中心に言語が飛び交っている状態になり、その時の思考が、言葉になって漏れ出たものが、『独り言』です。

この様に、『独り言』は単なるウワゴトではなく、脳の『思考の働き』であり、創造的で生産的な脳の働きが無意識に言葉として現れるのです。

独り言で潜在意識を変える

独り言に注意を向ける事で、自分自身の思考の動きを知るヒントを得られます。

脳は、思考や記憶、感情や運動など、それぞれの得意分野に分かれており、思考や記憶をする為に、感情を働かせたり、目的に対応する為に脳が形作られてきました。

脳は最初から目的達成のために作られた器官であり、脳自体が生産的な活動を行うには、『目的』が必要不可欠です。

目的がある事で、脳は1つにまとまり、目的に向かい動き出します。

潜在意識を変える

目的や目標を設定する際にも力を発揮します。

『必ず合格する』、『良いパートナーに出会える』

この様に、決意を言葉にする事で潜在意識を大きく変え、目的や目標に向かう意識が強くなり、自然と行動が出来る様になります。

向かう方向を定める

言葉には、『言霊』と言って、不思議な力があり、人を動かす霊的な力が宿っています。

『自分なら〇〇出来る』といった自己肯定を高める言葉を発する事で、不思議と自分自身がその方向に向かって行く様になります。

自分を鼓舞する

貴方にとって、自分を鼓舞する言葉は何ですか?

自分を鼓舞する言葉を掛けると、脳が活性化してモチベーションが高まります。

意識的に自分を鼓舞する言葉を掛ける事で、自己肯定感を高め、ポジティブさを保ちましょう。

魔法をかけて

独り言には自分の気持ちを鼓舞して、やる気を出させる力があります。

『頑張るぞ、私なら絶対出来る』と、言葉に出す事で、自己暗示に繋がります。

毎朝出掛ける前に鏡を見て、自画自賛の独り言を呟き、モチベーションを上げてから仕事に出かけてみてはいかがでしょうか。

誰にも迷惑を掛けず、貴方の気持ちを高揚させる言葉の魔法を。。。

羊乃 愛癒 (ひつじの めい)

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